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USBメモリを水の中に落としたら!?再び使えるようにする方法を解説

2018/11/26 UPDATE
 
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USB

パソコン上で作業したデータは、何はともあれ保存しておくべきです。
故障や停電などによってデータが飛んでしまってから後悔しても、後の祭りです。


データの保存先としては、CDやDVD、SDカードなどもいいですが、手軽なのはやはりUSBメモリ(フラッシュメモリ)ではないでしょうか。
PCに差し込んでファイルを移すだけで簡単にバックアップができますし、持ち運びにも便利です。


ところが、その手軽さが仇となって、USBメモリが物理的に損なわれることもあります。
代表的な問題が、水没させてしまったというものです。


そこで今回は、USBメモリを水の中に落とした、ポケットに入ったまま洗濯してしまったといったときにどうすればデータを取り戻せるのか、その方法をご紹介します。

電子部品は水NG

まず大前提として、電化製品や電子部品は水に濡らしてはいけません。

水に濡れた状態で通電するとショートし、部品自体が壊れるのみならず、火事や感電のおそれがあります。


USBメモリも同じで、表面上乾いているように見えたとしても、内部には水が残っている可能性があります。

水に濡らしてしまった時は、データを守るためにも、しっかりと中まで乾燥させる必要があるのです。

USBメモリの乾かし方は?

用意するものは、無水エタノールです。

無水エタノールとは、水分を含む消毒用のエタノールとは異なり、成分のほぼ全てがエタノールというものです。



これには、水分を奪うという特性があるため、電子部品などに吹きかけても問題がありません。



水に濡れたUSBメモリを無水エタノールに漬け込み、1時間ほど待ちます。

その後、取り出したUSBメモリをドライヤーで乾かし、さらに天日干しします。

1日ほどしっかりと乾燥させたら、PCに差し込んでみましょう。

無事データが再生されればOKです。


手軽に使えるUSBメモリも、デリケートな電子部品であることに変わりません。

一度水に濡らしてしまった製品は、いつ挙動が不安定にならないとも限らないため、再生できたとしても安心せず、大切なデータは別のところへバックアップしておくといいでしょう。

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