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数々の強豪に僅差で勝ち進んだ金足農業高校に日本中が感動!

2018/08/25 UPDATE
 
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103年ぶりの快挙

2018年8月21日、第100回全国高校野球選手権記念大会の決勝が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われました。
結果は、今春選抜優勝の大阪桐蔭(北大阪)が13-2で金足農業高等学校(秋田)に大勝。4年ぶり5回目の優勝を飾りました。
しかし、注目を浴びたのは秋田勢として第1回大会の1915年以来103年ぶりに決勝に進出した金足農業高等学校。
その活躍ぶりに、全国から称賛の声が多く寄せられています。

未だ続く「金農旋風」

劇的な勝ち上がりで「金農旋風」を甲子園に吹かせた金足農。
1回戦で甲子園常連校の強豪、鹿児島実から勝利を収めるとその勢いは止まらず、勝ち進むごとに注目度が高まっていきました。
まず注話題になったのが、公立の農業高校で野球部員がすべて地元・秋田出身ということ。今大会は出場56校のうち公立はわずか8校だったとに加え、農業高校の出場は金足農だけだったのです。また、地面が見えないほど降り積もった雪のグラウンドでの練習など、決して恵まれた環境ではなかったようです。

(ここで改ページします)

両校の健闘を称える加藤

さらに、翌22日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも金足農の特集が組まれ、極楽とんぼ・加藤浩次さんがコメントを寄せました。
「惜しくも大阪桐蔭に破れた…」といった報道に対し「大阪桐蔭に破れたのではなく、大阪桐蔭が勝ったんですよね」とフェアな立場から両校を称賛。開口一番に大阪桐蔭の優勝を祝福し、その上で改めて金足農の活躍を称賛した加藤さんの対応に、視聴者からは多くの反響が寄せられました。

日本中が注目した金足農業高等学校

金足農業高等学校の渡辺勉校長は、同校に約1億9千万円の寄付金が集まったことを報告。快進撃で予想以上に滞在費が膨むなどし、野球部OBらが追加の寄付を呼び掛けていたところ、全国から賛同が相次いだと言います。
また、試合翌日に伊丹空港発のJAL臨時便で秋田へ向かう選手たちに向け、機内では異例のアナウンスや横断幕が掲げられたそうです。
日本中に感動を与えた金足農の選手たちに、野球ファンならずとも十分に楽しませてもらえた戦いでしたね。今後の活躍にも期待しましょう。

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