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【2ch】TSUTAYAのトイレで個室ごしに話しかけられた話....他

2018/07/31 UPDATE
 
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◇TSUTAYAのトイレで個室ごしに話しかけられた話

先日近所のTSUTAYAで俺がトイレに入ったときの話だ。
個室で用をたしていた俺の隣に誰かが入ってきた。

普通、知らない人から、しかも個室ごしから話しかけられたりなんか絶対ないんだが、いきなり
「おぅ、こんちは」
と言われた。


正直俺は「は?」と思ったがしょうがないので
「こんちはっす」
と答えた。そしたら
「最近どう?」
とたわいのない話をしてきやがった・・・しょうがないので
「まぁ普通だよ。忙しいのかい?」
と適当にお茶を濁した。

そしたら急に相手は声色が低くなり小さな声で
「ちょっとかけなおすよ、何かとなりにいちいち返事する変なのがいる」
と言われた。

◇大雨の中、ランチを買いにコンビニに行った話

数年前、ランチを買いに大雨の中コンビニに行った。

自動ドアが開き、店内に入ろうとしたら足が滑り、カーリングの石を投げる人のような格好で入店。
大慌てで立ち上がろうとするも、靴が滑ってうまく起きられない。

ぐっと力を込めた瞬間バキャッという音とともに180度大開脚。
あまりの痛さに「アァォ!」と大声一発。
パニック状態で上体をひねったら、その格好のままクルーっとターン。

床にひれ伏すようにして足を戻し、ガニマタになりながら退店。
自動ドアが閉まる音と同時に店内にいた十数人の爆笑が聞こえた。
恥ずかしかったです。

◇電車でOL風の女性が痴漢にあってたので助けた話

痴漢を捕まえた話なんだが、武勇伝だかどうだか微妙なので先に謝っとく。
~~~~

結構混んでる電車に乗ってたら、隣にいるOL風の女性の様子がおかしい。

ウ○コでもしたいのかなと特に気にせずにいたら、もじもじが激しくなって、目線で俺に何かを訴えてる。


よく見たら後ろのおっさんの手が女性のスカートの後ろから中に入り込んでもぞもぞとやっていた。

痴漢だ!とやっと事情を察し、その手を捻り上げて(ちょっとだけ合気道かじってたのでコツは知ってた)、
「痴漢なんかしちゃダメでしょ!」と叱った。

そしたらそのおっさんが「何もやってない!手を放せ馬鹿野郎!」と逆ギレ。
とっさに俺は捻り上げた手の臭いを嗅いで「臭ぇっ!こんな臭いニオイさせてしらばっくれるんじゃないよ!」と怒鳴りつけ、「ねぇ」と女性に同意を求めた。

パァァァァン!!!! と車内に響き渡るほどの音のビンタと共に、俺のメガネが吹っ飛んだ。

ちょうど駅に着いたので、「信じられない!」と吐き捨てるようにその女性は降りてしまった。
俺がメガネを探してる間におっさんも逃走。

「いい匂い」って言えばよかったのかな。
(ここで改ページします)

◇おばあちゃんの命日に、「バナナのてんこ盛り」をお供えした話

この間、自分が小さい頃亡くなったお祖母ちゃんの命日だったんで、生前の夢だったと言う『バナナのてんこ盛り』をお供えしたんだ。
(母に、お金を稼いだらバナナを山ほど食べるのが夢だったっていつも話していたらしいので)

お供え後、家族でゆっくり食べるつもりだったからまだ青っぽいものを中心に、3房ほど購入。

でその日の深夜、何となく喉が渇いて目が覚めたので仏間の向こうにある台所に行こうと
仏間のふすまをスパーン!って勢い良く開けたら、仏壇の前にお供えしたバナナの山の前で
半透明の女学生さんが両手にバナナを握り締めて幸せそうな顔で食んでいらっしゃった。

女学生さんは背に二人の赤ちゃんを背負っていて、赤ちゃん達もバナナを食んでいる。



女学生さんの顔に見覚えはなかったけど、お祖母ちゃんだと直感した。
(産後の肥立ちが悪くてすぐに亡くなった伯父、叔母もいるし)

どうしよう、ふすま閉めて退散したほうがいいんだろうかと思っていたら(スパーン!からここまでたぶん1,2秒)
私に気付いた女学生さん、照れくさそうに、ちょっとバツが悪そうに笑うとふっと消えてしまった。

…生前のお祖母ちゃんは躾に大変厳しい人で、両手に食べ物なんて持って食べたら
確実に小一時間説教コースだったのに…w

後に残されたバナナはもちろん物理的には手付かずだったけど、不思議な事に1ヶ月以上青いままだった。
お供えから降ろして少しずつ食べてたけど、なんかじゃりじゃりであんまりおいしくなかったし。

とりあえず、女学生姿のお祖母ちゃんがかわいかったので、来年の命日にもお供えしようと思う。

◇記憶喪失?俺の空白の1年間の話

2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。

で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。

買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。

大阪市の福島駅の近くで、時間が一年近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。
アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。

俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。
警察から実家に連絡した。向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。

とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。

◇女手一つで俺と妹を育ててくれた母親の手紙の話

昨日4時22分に母が亡くなった
風邪一つ引かない元気な母だった。

俺が幼稚園に入るころもう父はいなかった。
借金作って逃げたらしい。

朝は4時に起きて俺らの弁当作って6時から17時まで弁当屋でパート。
帰ってきたら晩飯作ってすぐに出て行って11時までパチンコ屋で掃除のバイト。
休むのは月に3回あればいいほう。
そうやって俺と妹は育てられた。

反抗期なんてほぼ無かった。
あんなに頑張る母親を見て反抗なんてできるはず無かった。


いや・・・一度だけあった。


クリスマスの2,3日前ゲームボーイが欲しいとねだった。
友達がみんなゲームを持っていたのに自分だけ持ってないと苛められると。
何故あんな嘘をついたのだろう・・・。

母は「ごめんね・・・」と顔をくしゃくしゃにして泣いた。
俺も何故か悲しくなって家族3人でボロボロ泣いた。
その日は3人とも同じ布団で抱き合って寝た。

クリスマスの日の夕食はおでんとケーキだった。
母親は子供のようにはしゃぎ、歌い、最後に「はい」とプレゼントを渡した。
古いゲームソフトだけを買ってきた。
「これだけじゃできないんだよ」と言おうとしたけどうれしそうな母の顔を見ていえなかった。
あれから20年、兄妹そろって大学まで出してくれた。

俺も妹ももう就職したしこれからは楽させてあげるから仕事やめなよ。っていったのに。
働いてなきゃボケるって・・・そんな年じゃないだろう。
どっか3人で旅行にいこうよっていってたのに。
妹の結婚式みるまでは死ねないっていってたのに。

なんで末期癌になるまで働くんだよ・・・。
何度も病院いこうって言ったじゃないか。
先生もいってた「あんなに我慢強い人見たこと無い」って。
看護婦さんに「迷惑かけてごめんね」ばっかり言ってたんだってな。
いっつも人のことばっかり気にして・・・。

震える手で書いた枕もとの手紙・・・読んだよ

「耕ちゃんへ
 小さいころはいつもお手伝いありがとう
 あなたはわがままをひとつも言わないやさしい子でした
 妹の面倒も沢山見てくれてありがとう
 あなたが生まれてきてくれてほんとうにうれしかったよ
 あなたのお嫁さんを見たかった
梓へ
 女の子なのにおしゃれをさせてあげられなくてごめんね
 いつも帰ったら「ぎゅっとして」といってくるあなたに何度私は救われたかわかりません
 あなたはあなたを愛する人を見つけなさい
 そしてその人のために生きなさい


死は誰にでも訪れるものです。
 悲しまないで
 あなたがもし辛いことがあったらいつでもあなたの枕元に立ちますよ なんてね

 あなた達の母親で良かった
 また生まれ変わってもあなた達の母親でありたい。
 それが私の唯一つの願いです
 体に気をつけて。
 寒いからあたたかかくして。
 それから・・・それから・・・きりが無いからやめとくね
 たくさんたくさんありがとう」

お母さん・・・手紙涙でにじんでボロボロだったよ。
だから紙を買ってきてくれっていってたんだね。

お母さん・・・ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・

まだ遊んでるよ。
プレゼントしてくれたスーパーマリオランド



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