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鼻水・鼻づまりを解消!たった一分で解消する3つの方法と鼻が詰まるメカニズム!

つらい鼻水・鼻づまりで困った経験はありませんか?そんなときに簡単にできる対処法をご紹介!
2018/07/31 UPDATE
 
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鼻水・鼻づまりを解消!たった一分で解消する3つの方法と鼻が詰まるメカニズムを医師が解説

花粉の時期や、風邪をひいてしまった時など、鼻詰まりが酷くて仕事や勉強に集中できない!といった経験を誰もがしてきたことと思います。

そんな辛い鼻水・鼻詰まりを止める、すぐにできる方法をご紹介します。

簡単なので、鼻が気になってきたら是非一度お試しください。

すぐにできる鼻づまり解消法
鼻づまりは、自律神経と大いに関係しています。
自律神経は血管や内臓の動きなどをコントロールし、自分の意志とは無関係に働いています。

心身が活動したり緊張したりする際に優位になる交感神経と、休息時に優位になる副交感神経の2つから成り、両者が臨機応変にバランスを取ることで健康が保たれています。
まず、鼻がつまるメカニズムについて説明しましょう。

鼻の中にある下鼻甲介という粘膜のひだには、自律神経が絡んだ血管が張り巡らされています。
自律神経のうち、副交感神経が興奮すると、鬱血して血管が広がります。

そして、鼻の粘膜が腫れて空気が通りにくくなったり、鼻汁がたまったりします。
ですから、鼻づまりを解消するには、鬱血を解消するために交感神経を刺激すればよいのです。

その効果がある3つの方法を紹介します。

❶わきでペットボトルを挟む
雑誌やテレビ番組でご紹介するたびに、大きな反響をいただいている方法です。
右の鼻の穴がつまっている場合には、左のわきで、中身が入っている500mLのペットボトルを挟み、ぎゅっと締めつけます。

しばらくすると、鼻の通りがよくなってきます。
左の鼻の穴がつまっていたら、右のわきでペットボトルを挟みます。

わきには、鼻の穴の毛細血管を収縮させる交感神経が走っています。
わきを圧迫して交感神経に刺激を与えると、鬱血を解消し、粘膜の腫れが治まります。

「皮膚圧による半側発汗反射」といって、体の圧迫を受けた側では交感神経の働きが抑えられ、圧迫を受けていない側では交感神経が興奮するという反応を利用するのです。
鼻づまりを解消させる効果は、ペットボトルを挟んだ時間の5〜6倍ぐらい続きます。

ただ、わきを長時間圧迫すると手や腕がしびれてくるので、5分以内にしましょう。

❷横向きに寝る
「皮膚圧による半側発汗反射」を利用した方法が、もう一つあります。
鼻づまりが起こっている鼻の穴とは反対側を下にして、横向きにして寝るのです。

例えば、右の鼻の穴がつまっている場合は、体の左側を下にして、左のわきを圧迫しながら寝ます。
数分で鼻の通りがよくなってきます。

寝ているときに鼻がつまって息苦しくなったら、この方法を試すといいでしょう。

❸息を止めて我慢する
息を止め続けると交感神経が刺激されるので、鼻づまりが解消します。
やり方は、首を後ろへのけぞるようにしながら息を大きく吸った後、すぐには吐き出さずに、苦しくなる手前まで息を止め、弓なりに首を前に倒しながら一気に息を吐き出します。

5回くらい繰り返すと、鼻が通って楽になってくるでしょう。
ただし、この方法で、血圧と眼圧(眼球内の圧力)が上がります。

高血圧や緑内障(眼圧により視神経が圧迫されることで、視神経が障害される病気)の人は行わないでください。
出典: kenka2.com

交感神経を刺激しても健康に悪いわけではない

今回紹介している方法は、交感神経を刺激して鼻づまりを解消します。
交感神経を刺激すると聞いて、「鼻の通りはよくなっても、全身が緊張して健康に悪いのでは」「寝る前に行うと眠れなくなるかも」と思う人もいるようです。

こうした心配は、不要です。
例えば、マッサージを受けている最中や、温泉につかっている最中に、気持ちよくなってリラックスしませんか。

この状態は、実は交感神経が優位になっているのです。
それから、ため息をつくときに、ハーッと大きく息を吐き出しますが、だからと言って必ずしも副交感神経が優位になるわけではありません。

呼吸と自律神経との関係については、誤解が多いようです。
患者さんの自律神経を一昨年から500人以上も最新の精密な解析装置で計測してきた結果、息を吐くことと副交感神経が優位になることとは、直接の関連性がないとわかりました。

自律神経は全身に張り巡らされていますが、均一ではありません。
首から上の頸部・顔面・頭部は、自律神経が複雑なネットワークを形成しています。

「交感神経は悪者で、副交感神経を優位にさせればいい」と単純に考えないでください。
鼻の通りをよくするために交感神経を刺激しても、それで不眠になることはありません。

むしろ鼻づまりは睡眠の質を落とします。
鼻づまりを我慢せず、安心して、今回紹介している3つの方法を行ってください。
出典: kenka2.com

これなら安心して試してみれますね。

是非皆さん、この方法を覚えておいて、鼻が気になった時にお試しください。

花粉症やアレルギー性鼻炎には『鼻カイロ』

上記でご紹介した以外にも、辛い花粉症、アレルギー性鼻炎などの原因で鼻が辛いということもありますよね。

そんな時に有効なのが『鼻カイロ』なのです。

朝起きたとき、鼻をかんでも鼻水がなかなか出てこないといった頑固な鼻づまりに悩む人はおおぜいいます。

これは、自律神経(意志とは無関係に血管や内臓の働きを支配する神経)が関係しています。寝ているときは、副交感神経(体を休めるときに働く神経)が優位になるので、血流はゆっくりで血管も太くなったままです。
そのため、鼻粘膜に血液がたまって腫れや炎症を起こします。その結果、鼻の中の通り道が狭くなって、鼻づまりが起こるのです。

この症状は、鼻カイロで鼻を温めるだけで簡単に改善します。温めることで血行がよくなり、たまった血液が流れて血管が引き締まり、鼻の中の通り道も広がるのです。

また、花粉症などのアレルギー性鼻炎の場合、温めることでアレルギーを引き起こすヒスタミンという化学伝達物質の放出が減ることもわかっています。
つまり、鼻カイロで鼻を温めれば、鼻づまりばかりか、クシャミやかゆみといったアレルギー症状も軽減できます。

鼻カイロのやり方は簡単で、ハンドタオルやミニタオルをお湯につけて軽くしぼり、たたんだ状態で鼻の上にのせるだけ。
このように、タオルを温めるだけでできてしまう簡単なものですので、花粉症などがつらい!という時には一度お試しください。

まとめ

ここでご紹介した方法はあくまでも一時的に鼻を止めて楽にする方法にすぎません。

もちろんひどいときには無理をせず病院に行き、適正な薬をもらってくださいね。





最後までご覧いただきありがとうございました。

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