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コアストーンとは?西日本豪雨で住宅街を襲った巨大な花崗岩とは…

2018/07/13 UPDATE
 
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西日本豪雨

今もなお、復旧活動に勤しんでいる西日本豪雨の爪痕。

死者は200人を超え2000人が現在も孤立状態となっています。

また行方不明者も多く、支援物資もなかなか届かない地域もあります。

巨大な花崗岩「コアストーン」が住宅街を襲った

コアストーンというのは花崗岩のことです。

これは火山が噴火してそれが固まってできた火成岩のことです。

巨大な花崗岩が土石流により流され、住宅を次々と壊していったのです。

直径3メートルほどのものも見つかっています。

こんな大きなものが転がってくれば、そりゃ家も流されますよね…

なぜコアストーンが生まれるのか

「コアストーン」とは一体、どんなものなのでしょうか。もともとこの辺りの地盤は花こう岩でできているといいます。花こう岩は、やわらかい岩石のため、無数の亀裂が入ることがあります。この亀裂に水などが浸食して風化が進み、「コアストーン」と「まさ土」が形成されます。まさ土は水を含みやすく崩れやすいため、大雨が降ることで岩盤が崩れ、コアストーンが土石流となって押し寄せてしまうのです。

花崗岩は壊れやすいみたいですね……

大雨や洪水が起きてしまったときは、土石流や川の決壊も可能性として考えられます。

しかしここまで甚大な被害になるとは政府も思わなかったでしょう。

台風や地震なら即座に対応する政府がなかなか対策本部を設置できなかった理由も、

ただの「大雨警報」がここまでの被害を引き起こすとは思わなかったからでしょう。

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