先日、慢性閉塞性肺疾患のため逝去したことが報じられた、落語家の桂歌丸さん。
演芸番組『笑点』(日本テレビ)の放送開始から大喜利メンバーとして活躍し、およそ10年間5代目司会者を務め、その後終身名誉司会者となりました。
長年多くの人に笑顔を届け、落語家として名をはせた歌丸師匠の訃報は、多くの人に衝撃を与えました。
そして、2018年7月8日、歌丸師匠が亡くなってから初の『笑点』が放送され、三遊亭円楽さんの”笑点締めのひと言”に涙する声が続出し、話題になっています。
先日、慢性閉塞性肺疾患のため逝去したことが報じられた、落語家の桂歌丸さん。
演芸番組『笑点』(日本テレビ)の放送開始から大喜利メンバーとして活躍し、およそ10年間5代目司会者を務め、その後終身名誉司会者となりました。
長年多くの人に笑顔を届け、落語家として名をはせた歌丸師匠の訃報は、多くの人に衝撃を与えました。
そして、2018年7月8日、歌丸師匠が亡くなってから初の『笑点』が放送され、三遊亭円楽さんの”笑点締めのひと言”に涙する声が続出し、話題になっています。
この日の放送は急きょ内容を変更し、『ありがとう歌丸さんスペシャル』として、歌丸師匠を追悼する特集になりました。
司会の春風亭昇太さんは「『笑点』という名の通り、笑顔で歌丸師匠を見送ることになり、番組は明るい空気で進行します」と番組はこのように始まり、笑点メンバー全員そろっていました。
そして番組の最後では『歌丸師匠へのメッセージ大喜利』がテーマになり、因縁の仲の三遊亭円楽さんがトリを飾ることになりました。
「歌丸師匠、一緒に回答者だったころ、そして司会になられても、私の悪口を優しく受け止めてくれて、私の悪口も優しく受け止めて頂いて、罵詈雑言にも耐えてくれてありがとうございました。最後にひと言、いわせてください…ジジィ!早すぎるんだよ!」
笑点では、歌丸師匠と愛ある罵倒合戦をしていた三遊亭円楽さん。
因縁の仲と言われその掛け合いも、絶妙で人気を博していました。
そして空の上にいる歌丸師匠へ届くように、大声で叫んだ円楽さん。
その後、顔を少しゆがませ、泣きそうな表情の中、司会の春風亭昇太さんが「山田さん、1枚あげて!」というと、会場は拍手で包まれました。
2010年に円楽さんは6代目『三遊亭円楽』を襲名しましたが、すでに5代目が逝去していたため、所属する協会が違うにもかかわらず後見人を引き受けた歌丸師匠。
その時入院していた病院から駆け付け、歌丸師匠は襲名会見とパーティに参加したといいます。
さて『ありがとう歌丸さんSP』のエンディングでは、こらえきれず涙を流してしまい、うつむいたままハンカチで何度も涙をぬぐっていた円楽さん。
少しでも「明るくお送りしよう」という言葉を守るため、泣かないようにずっとガマンしていたようです。
この笑点メンバーによる『歌丸師匠へのメッセージ大喜利』は空の上まで届き、きっと歌丸師匠は笑っているのではないでしょうか。
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