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20年ぶりに、高校の同級生(A子)から連絡が‥A子「少し前にバーで会ったよね?」私「え?」A子「‥あのさ」→衝撃な事実が発覚‥

2018/05/23 UPDATE
 
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旦那と子供と暮らしている。実家は市内にある

1年くらい前に実家の母から連絡があった

高校3年の時の同級生(A子)から実家の家電に電話があり

私と連絡がとりたいと

A子は珍しい苗字だったからなんとなく覚えてたけど

卒業後は会ってなくて、

その程度の仲だった、ただのクラスメイト

嫌いではなかったけど、

他に連絡取ってる親しい友達もいるし

(ここで改ページします)

A子との仲はそこまでではなかった

A子の電話番号を教えられたけど、

折り返し電話する気はなかった

高校の同級生が名簿で調べて連絡してくる用件なんて

1 極限の金コマで借金の依頼

2 生保の勧誘

3 車や住宅の販売の勧誘

4 何十万もする高級肌着の勧誘

5 ネズミ講ビジネスの勧誘

これくらいしか想定できなかった

メリットはなくてデメリットしかなさそうだったし

(ここで改ページします)


2か月に1度くらいの頻度で

実家に電話があったけど無視してた

本当は専業主婦だけど、母親には

「パートが忙しい」

=パートでカツカツでお金ないですよアピール

と言ってもらってた

ある時、

子供を連れて実家に帰ってる時に、

A子から電話があった

私「いないって言って」

母「いい加減何度も何度もお母さんも嫌だから、

自分でガツンと断りなさい」

そう言われて渋々電話に出た

(ここで改ページします)


「久しぶりー!」とテンションの高いA子

久々に会いたいというA子には悪いけど

育児中で忙しいから用件だけ聞かせてというと、

意外なことを言われた

「高校出て半年くらい経った頃、

偶然会ったバーで私ちゃんが、

飲んでたお酒の名前を教えて欲しい!」とのこと

高校出てから半年後に

偶然一度会っていたことは、私は全く覚えていなかった

(ここで改ページします)


意外だったけど、

そういう仕事と関係ない話から始めて

最終的には保険に加入させられたり

高級肌着や車を買わされるんだと警戒したけど

A子が必死にお願いするので、

一度だけ食事に行くことになった

勧誘されたら面と向かってキッパリ断るつもりで、

私はA子に会いに行った

A子はお店を全く知らないというので

繁華街のパスタ屋を指定して、

その後過去に偶然再会したというバーへ


(ここで改ページします)


私のお酒の好みはちょっと変わってて、

若い頃からぶれずにウイスキー派

しかも一般人にはクセが強いらしい、

シングルモルト好き

当時から私が飲んでいたと思われる

ウイスキーを何種類か注文した

(ラフロイグとかボウモアとか)

普通の女友達には「クレゾールみたいな薬品の味がする!」

と全否定されるのに、

A子は「これだ、これ!!」と感激して飲んでいた

そしてA子は無職らしく、

何の勧誘もしてこなかった

それどころか驚きの事実を聞いた

(ここで改ページします)


A子は大学の時に

事故で植物状態になり

20年間ずっと眠っていたらしい

そして奇跡的に昨年目覚めて、

1年間リハビリをして

最近やっと社会生活が送れるようになったらしい

私にしてみれば

充実した生活を送っていた20代の青春

恋愛と結婚と出産を経て

育児に追われる日々を送っているので

遠い昔の高校時代の話にぼんやりと付き合っていた

(ここで改ページします)


でもA子からしたら20年寝ていたので

高校3年生の時の思い出は、

つい最近くらいの話になるらしい

「化学の授業中に○○先生が〜」といった話を楽しそうにしていた

浦島太郎と話してる気分だったけど、

薬品の味と言われるウイスキーを

「美味しい、美味しい」と飲む時間は、

とても心地よかった

さすがにこの時代なので携帯は必要だったみたいで

スマホは器用に扱ってた

その後なんだかんだA子とはたまに飲みに行く仲になった。

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