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あなたはこの男、夢で見たことありますか?世界中の人々の夢の中に現れる謎の男が怖すぎる…

あなたはこの男、夢で見たことありますか?世界中の人々の夢の中に現れる謎の男が怖すぎる…
2018/05/06 UPDATE
 
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あなたはこの男に見覚えありますか?


見ているとなんだか不気味に感じるこの男、あなたは知っていますか?


彼の名は、「This Man」
実在するかは不明。

ネット上で2006年から捜索されており、世界で2000人も見たことがあると答えている。

「This Man」とは?

2006年1月ニューヨークの精神科に、ある1人の女性が訪れた。

現実に逢ったことのない男が、しばしば夢に現れると言いモンタージュを描いた。

そして数日後、今度は男性の患者が病院を訪れ、先の女性と似た話をした。男性が描いたモンタージュが、女性のモンタージュと似ていたというのだ。

この現象に興味を感じた精神科医は、モンタージュを同僚の医師たちに送ったところ、4人の患者が同様のモンタージュの男を描いたという。

医師らは現実的に「This Man」を探すために、インターネットのウェブサイトを開設した。

06年1月から現在までにアメリカ、ドイツ、中国、ローマ、ロシア、フランス、インドな世界各地から2000人の目撃証言が寄せられている。

日本でも「見た」という人は少なからずいるようです。

「This Man」は様々な形で夢に登場する

「『This Man』が夢の中で私のそばに座っていた」
「窓の外から、『This Man』が私をずっと凝視していた夢を見たことがある」
「私が夢で最初に彼に会った時、彼と恋に落ちていた」

等々、様々な夢のパターンがあるようです。

人はなぜ「This Man」を見る?5つの仮説

なぜ世界中の人々の夢に「This Man」は現れるのでしょうか?

考えられる5つの仮設があるようです。

1. 元型論
ユングの考える分析心理学に基づく、ストレスを感じる状況で誰もが夢に見る元型ではないか…。


2.宗教論
宗教の観点に基づくと、もしかしたらこれは創造主(神)かも…。

この人が⁉とちょっと笑っちゃいますよね。これは現実味が無いように思えます。

(ここで改ページします)

3.ドリーム・サーファー
男性は実在の人物で、特殊能力で他人の夢に入り込んでいるのかもしれない…。

これは興味深いですね。「インセプション」という映画の内容にも被ってきます。


4.夢のイミテーション
「This man」のサイトで男の顔を見たことをきっかけに、彼の顔が頭から離れなくなり、夢にまで見るようになったのでは…。

これはあり得そうです。

5.ある組織による、”夢”の操作

最も恐ろしい説です。

既に知っている人も多いと思うが、人間の脳みそというのは、全て電気信号によって操作されている。
言ってしまうなら、怒りや悲しみなども全て、ただの電気信号によるものなのだ。
そしてそれは当然、どういった夢を見るか、というのも同じ。
つまり、夢を操作することは現実的に可能なのだ。

では、その組織とは何なのか。

それが、アメリカ軍なのだとか。

アメリカ軍には、“超能力部隊”と呼ばれるものが存在する。
そして、その組織では電気信号によって、相手が見る夢などの映像を意図的に書き換え、こちらの都合の良いように操作しようという試みがされているのだそう。

それは例えば、戦場であったり、選挙であったり、そういった場合に、こちらの都合の良い行動を相手にさせるためだ。

その一環として、「This man」を作ったというのだ。

では、どうやって電気信号を飛ばしているのか。
その方法は身近なあらゆるところに、この映像情報を持った電気信号を忍ばせておく。
その電気信号を受け取った人間は、その映像を電気信号として、脳みそに保存。
そして何かのタイミングで、その情報を脳みそが引き出す(今回の例で言えば、夢)。

結果として、夢の中に「This man」が出てくるというわけだ。
これが、世界を騒がしている「This man」の正体である。

今もなお探索活動は続けられている。「This Man」に遭遇した方は、ここから調査団体にコンタクトをとることができます。

インターネットだけでなくアメリカ、イギリス、ブラジル、イタリア、スペイン、ニュージーランドなどで、ポスターおり、

サイト運営者は、「『This Man』に遭遇して怖い思いをしている人を孤立させない」「世界中の人が同じ人物に夢の中で出逢う謎を解明する」この2つの目的のために、活動を続けている。

まるで指名手配犯のようです。(笑)

「This Man」の正体はイタリアの広告実験だった?目的は…

世界中で広まったこの「This Man」

しかし、自分の夢に出てきたことがある!といった証言は多く寄せられていますが、実際に生身の人間として目撃したという人は出てきていません。

それもそのはず。

実はこのThis Manの正体は、イタリアの社会学者&マーケターであるアンドレア氏が行ったマーケティングのひとつだったのです。

アンドレア氏はゲリラマーケティングという会社を運営しており「This Man」は彼によって作成されたもの。

なぜ彼はこのThis Manを作ったかと言うと、口コミを利用した低コストのマーケティング手法の社会的実験だったようです。

先ほど、患者が描いたという男の似顔絵はコンピュータによって誰もが見たことあるような顔を作成し、本当にあったようなストーリーを付け加え、なおかつ世界中にこの男を夢で見たことがないか?とばらまけば、なんとなく思い当たるような…

と人間の心理をうまく使った一種のマーケティングの広告実験だったというわけですね。

なーんだ、という結果ですね。

正体が分かってすっきりしたような、しないような?

それにしてもこんなマーケティングがあるとは驚きです。

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