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インスタグラマー(一般人)の年収と、その闇深い実態…

インスタグラマー(一般人)の年収と、その闇深い実態…
2018/04/09 UPDATE
 
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誰もが、有名になれる時代。
誰もが、稼げる時代。

会社には属さず、自らの力で生きる“フリーランス”の道を選んだ女たち。

彼女たちは本当のところ、どんな仕事をして、どれほどの収入を得て、どのような生活を送っているのだろうか?

一見、好きなことしかしていないような彼女たちの、その実態に迫ってみる。

インスタグラマーとは?
インスタグラマー(Instagramer)とは、写真共有SNS「Instagram」のユーザーのうち、特にフォロワー数や閲覧数が多く沢山の人強い影響力を持つユーザーを指します。テレビや雑誌に出演する芸能人・著名人だけでなく、一般人も多いことが、インスタグラマーの特徴です。トップインスタグラマーは何百万人というフォロワーを抱え多くの人の購買行動や消費行動に影響を与えられるため、企業の商品やブランドの広告塔としても活用される場合もあります。

一般人のインスタグラマーは何らかのジャンルに特化していることが多く、「広く浅く」ではなく「あるジャンルにおいて抜きん出たカリスマ性のあるユーザー」であることが多いです。例えばInstagramでは料理、ホビー、ポートレート、風景画、美容など様々なジャンルの写真が存在します。各ジャンルのトップインスタグラマーはその道のオピニオンリーダーとなっています。
インスタグラマーの仕事・収入源
インスタグラマーとして多くのフォロワーを抱え、情報を発信していると様々な仕事の依頼があります。

一番多いのが、インスタグラマーが自身のインスタグラムアカウントで企業から依頼を受けたものを発信する「広告」による収入です。自身の強い影響力を利用して多くのユーザーに対して商品やサービスについてプロモーションすることで、対価として収入を得ているケースが多いです。

また、それ以外にも次のような仕事例があり、どれもインスタグラマーの強みを活かした内容となっています。

・SNSで評価される写真を撮影できるテクニックを活用した、企業への写真素材の提供・販売
・特定のジャンル(例えば料理や美容)に関する深い知識を活用した専門誌やWebメディアでのコラム執筆
・企業のECサイトやカタログのモデル
・インスタグラムの知識やノウハウに関するインタビューやコンサルティング

Youtuberが一時期流行し、小学生が将来なりたい職業ランキングにもランクインしたことは記憶に新しいですが、最近ではインスタグラマーも新しい職業として確率してきているのが現状です。
元アパレルからインスタグラマーへ。その裏事情は?
名前:麻理(28歳)
前職種:アパレル関係
現職:読者モデル/PR
年商:約840万円
年収:約480万円
住居:中目黒
結婚:未婚


愛くるしい大きな瞳と、流行の白のオフショルダーから覗く華奢な肩がいかにも“読者モデル”らしい雰囲気を醸し出している麻理さんは、アパレルメーカーに勤めた後、インスタグラマーとして(自称PRとして)生きている。

年商は約840万、年収は480万。食費と服飾費、美容代は経費として計上している。

「食費はトレンドのレストランに行って、Instagramに投稿するための必要経費。服飾費も、日々のコーディネートを投稿するので大事な必要経費かと。」

毎月10万円強ほど費やす服飾費だが、基本的に洋服は毎シーズン展示会でオーダーし、約6~8割引で手に入る。

また美容代、主にコスメは企業から送られてくるため、基本的にタダ。そしてネイルサロンもヘアーサロンも“SNS有名人割引”が効く。

麻理さん曰く、Instagramに数枚写真を投稿するだけで、OL時代の給料をすぐに上回るそうだ。
気になるインスタグラマーの収入カラクリ
(ここで改ページします)
「“気に入ったらこのコスメをInstagramに載せて欲しいと”無料サンプルがよく送られてくるんです。」

麻理さんは滅多に基礎化粧品類を買わない。二ヶ月に一度の割合で、エスティーローダーの美容液とアイクリームを自腹で買うくらいだ。

また、ネイルサロンやヘアーサロンは“SNSで有名な人”割引がある。これはサロン側が格安で、もしくは無料で施術し、代わりにSNSで“このサロンに行ってきました”と宣伝してもらうシステムである。

「お互いメリットがあるからいいと思います。読モ時代からこのシステムに慣れているので、正規の値段でサロンに行ったことがありません。」

麻理さんの肩書きは現在「読者モデル/ PR」。

「読者モデルの出演料なんて、1撮影につき5,000円程度。収入源は、ほぼInstagramですね。1投稿で家賃分は稼げるため、もっと早くから独立すればよかったと後悔しているくらいです。」
元々読者モデルとして認知度の高かった麻理さんがInstagramを始めるや否や、フォロワーはすぐに10K(1万人)を越した。

「ある程度知名度があり、フォロワーが多い人は新製品発表会に呼ばれたり、新商品をいただけるんです。」

麻理さんの場合、フォロワーの多さと知名度の高さから依頼も増え、インスタグラマーとしての月収は右肩上がりだった。

「年収」だけを見ればアパレル時代と変わらないが、フリーランスとして個人事業主になったことで、経費として計上できる金額は増えた。

最初は、1投稿3万円で請け負っていたが、現在はフォロワーも35Kを越し、1投稿15万円から請け負っている。

(クライアントによっては、1投稿30万円で提示する場合もある。)
1投稿で15万円。1枚の写真で家賃代。
「安い方だと思いますよ?同じような仕事をしている友達の中には、もっと高値を請求している人もいますし。でも、そのような人たちに実際に私が受け取っている金額は言いません。1投稿20万円からと言っています。」

インスタグラマーの報酬相場は、あってないようなもの。

また、多くの企業からPR案件を請け負っているほど人気があり、売れっ子に見える。

中には自分のブランディングのために、広告案件ではないのに、あたかもスポンサーがついた風に投稿する時もあるそうだ。

現在は化粧品メーカーと専属契約をもらい、広告塔として活動している麻理さん。

「もちろん、やみくもに載せるのではなく、自分が気にいった物しか載せません。また、投稿の際には必ず#PRをつけています。」

時代が生んだ新しい職業「インスタグラマー」。
フリーランスとして働くことを推奨するだけでなく、従来の働き方自体にも大きな疑問符を投げかけているのかもしれない。

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