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帰還した爆撃機の損傷統計データから出た事実に納得の声が続々!!

2018/02/12 UPDATE
 
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着眼点を変えてみる!

大量の爆弾類を一度に投下することで大きな破壊力を有している爆撃機。

太平洋戦争で日本への空襲に使われたB29も戦略爆撃機と言われています。

そんな爆撃機に対するある問いが話題になっています。

まずはこちらをご覧ください。

爆撃機に描かれた無数の赤い丸は、何を意味しているか分かりますか?

思い込みが引き起こす間違い

実は、爆撃機に描かれている赤い丸は、第二次世界大戦時に帰還した爆撃機が、機体のどの部分にダメージを受けていたかをデータ化した図なのです。

したがって、赤い丸の描かれている箇所は実際に被弾していた場所だと言います。

そして話題になっているのが、“この図を見て、あなたなら帰還率を高めるためにどこに防護のための装甲板を追加しますか?”という問い。

一見すると被弾を受けやすい赤い丸の部分を強化することで生存率が上がりそうですが...

実はこの答えこそが意外だと話題になっているのです。

(ここで改ページします)

しかし統計学者のエイブラハム・ウォールドが出した答えは「損傷のない部分を強化する」なんです!

多くの方が、被弾を受けた部分に注目していたと思いますが実は注目するべき点はそこではなかったのです。

考え方の大切さ

はじめにご紹介した通り、このデータは“帰還した”機体のデータから算出したもの。

つまり、“赤い丸の描かれていない場所”が被弾した機体は、そもそも帰還できていないのです。

きっと意外な答えに多くの方が「なるほど」と納得したのではないでしょうか?

物事の捉え方の大切さを改めて実感する問いかけでした。

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