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ラブホテルを利用したことはあるでしょうか？
利用した方は見た事があるかもしれませんが、客室の中に、なぜかスロットマシーンが置いてある場合があります。
利用客がスロットでもするのかな…？
そんな風に思ってしまいますよね。
ところが利用者に聞いてみると、こんな答えが返ってきます。
「いつも邪魔だと思ってる」
「ラブホでスロットなんかわざわざやらないけど…」
部屋の雰囲気にもそぐわないスロットマシーン。
なぜ置かれているのかというと、実は理由があったのです。
ラブホテルを営業するには、一般的な旅館やビジネスホテルと同じ「旅館業」という許可を、保健所から得ます。
しかしこれは2011年までのこと。
同年法改正があり、ラブホテルは保健所から旅館業の許可と、警察から風俗業の許可、両方をもらわなければならなくなりました。
実は、保健所は、「旅館業」であるラブホテルに、フロントで客室使用料の支払いを行うよう、自動精算機の設置を禁じています。
しかしラブホテル側は、自動精算機で支払いできるようにしたい…そこで、スロットマシーンの登場です。
ラブホテルの客室に設置してあるスロットマシーンには、自動精算と両替機の機能が付いています。
ラブホテルは、この機能で自動精算ができますし、保健所には「これは両替機です」と説明できる、というわけなのです。
だから、フロントで支払いをするタイプのラブホテルには、スロットマシーンが置いてないわけですね。
ラブホテルに警察が目を光らせている案件のひとつが「売春」。
援助交際の裏付けを取るため、部屋を見せてほしいという依頼もあるそうです。
また、客室の販売用冷蔵庫のアルコールを撤去をするよう、指導することもあるようです。
これは未成年者が利用し飲酒する危険があると考えているようです。
ラブホテルのモダンな部屋に、不似合いなスロットマシーンが置いてある理由、これでわかりました。
こんな意外な理由だったとは、驚きですね！
元記事のロケットニュースをきちんと引用されてはいかがでしょうか。