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少子化が進み、学校の廃校や統合も増えてきているといいます。
子供を育てるのがそれだけ大変な時代になっているということなのでしょう。
ただ、本来子供を産むというのも一大事です。
妊娠し、胎児がお腹の中にいる１０ヶ月余りのあいだ、女性は様々な体調不良や行動の不便さに悩まされるといいます。
加えて、出産自体も相当な難事業であり、出産を原因として命を落としてしまう妊婦さんも少なくないのです。
今回ご紹介するのは、アメリカで実際に起きた感動的な出来事です。
その女性は、なんとか出産したものの容態が急変し……？
ノースカロライナ州のコンコルド。
この街の住民であるシェリーさん（２３）は、今まさに出産を迎えていました。
ところが、スムーズに行かず帝王切開を行うことに。
あの結果、赤ん坊は無事に産まれました。
しかし、シェリーさんが意識不明の重体に……。
ぐったりした妻を見て、夫のジェレミーさんは暗澹たる気持ちとなったといいます。
せっかく赤ん坊が産まれたのに、早くも母親を失うことになるかも知れない。
それは、非常に悲しいことです。
ところが、ここで看護師であるアシュリーさんが一つのアイディアを思いつきます。
それはなんと、産まれたばかりの赤ん坊をシェリーさんの胸に抱かせること。
生死の境目をさまよっている患者が、気力によって回復したという事例があります。
もしかすると赤ん坊の泣き声を聞いて母親の意識が戻るのでは、という発想からでした。
出典: lasoreiyu.com
ややあって、泣き出した赤ん坊。
すると、停止していたシェリーさんの鼓動が復活したのです！
一週間が過ぎる頃には意識も戻り、シェリーさんは自らの小さな子供、ライアンと名付けられたその娘を抱くことができるようになりました。
ライアンちゃんは健康に育ち、無事１歳を迎えたといいます。
母と子供の絆が、シェリーさんを死の淵から呼び戻したのかも知れませんね。
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