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「モキュメンタリー」（mockumentary）というものをご存知でしょうか？
ドキュメンタリーなら聞いたことがあるけれど……、という方も多いのではないでしょうか。
モキュメンタリーとは、英語の“Mock”（疑似）とドキュメンタリーからなる造語で、存在しない架空の人物や団体、事件などに基づいて製作されるドキュメンタリーをいいます。
このモキュメンタリーという手法を活用しているのが、お笑いトリオ「ロバート」の一人である秋山竜次さんが主演している「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」です。
「クリエイターズ・ファイル」というのは、オンライン書店で知られたhontoが出しているフリーペーパー「honto＋」において、秋山竜次さんの起用によって製作されているモキュメンタリー企画です。
２０１５年４月から開始され、内容としては記事や動画作品からなります。
秋山さんが架空の様々な業種の人間に成り切ってインタビューを受けたり、活動の様を映し出されたり、というのが主な内容です。
２０１８年１月１２日に配信された最新作では、なんと秋山さんが１７歳の清純派女優「藤原采」として演じる様子やインタビューを受ける様子が確認できます。
この動画をご覧になればわかりますが、秋山さんは女優・藤原采として取り組む中で、まったくふざけていないのですね。
そのため、一見すると奇妙だったりお笑いっぽかったりはするのですが、何かを演じるのが役者だということに照らすなら、これもまた役者の在り方としてアリなのではないか、と思わせられます。
「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」、興味をお持ちになった方は、ぜひ公式サイトをご覧になってみてください。
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