人間の体にはエネルギーが流れており、東洋医学ではこれを『気』と呼びます。
そして体の不調は『気』が乱れたり滞ったりすることで起こると考えられています。
そんな『気』の流れを整える治療法のひとつに「仁神術」と言うのがあるのをご存知ですか?
創始者は村井次郎氏で100年ほど前に日本で開発されたものです。
今回はこの「仁神術」について詳しく見ていきましょう。
人間の体にはエネルギーが流れており、東洋医学ではこれを『気』と呼びます。
そして体の不調は『気』が乱れたり滞ったりすることで起こると考えられています。
そんな『気』の流れを整える治療法のひとつに「仁神術」と言うのがあるのをご存知ですか?
創始者は村井次郎氏で100年ほど前に日本で開発されたものです。
今回はこの「仁神術」について詳しく見ていきましょう。
「仁神術」は自分が抱えているトラブルに対応する指を、反対の手の指でそっとにぎる「指にぎり」で、乱れた気を整え感情をコントロールするというもの。
ではここで、それぞれの指に対応する効果についてご紹介していきます。
『親指』
親指は心配事や肉体疲労などにリンクしており、心配から来る胃やひ臓の不調、頭痛に効果があります。
『中指』
中指はイライラしやすい性格とリンクし、イライラしやすい人は、肝臓や肺が弱く疲れやすい特徴があります。イライラする時に中指をそっと握ると気持ちが静まり、疲れが癒されていくのを感じるでしょう。また、目にトラブルが出たときも、中指をにぎると効果があります。
『人さし指』
人さし指は対人への恐れや恐怖とリンクしており、恐怖を感じることで現れた歯痛や背中の痛み、膀胱や腎臓の不調に効果があります。
『薬指』
感情の起伏が激しく、すぐに悲しくなったり落ち込んだりする人は、薬指をケアしましょう。肺や大腸に不調が出やすく、耳鳴りなどに効果があります。
『小指』
神経質で真面目な人は、自分が思ってる以上にがんばりすぎてストレスを溜め込んでいる可能性があります。そんな時に小指を握ることで腹部の膨満感や吐き気、喉の痛み、心臓の不調といった症状に効果があります。
指を握るときのポイントは、にぎる指の手のひら側に、反対の手の親指以外の4本の指の腹をしっかり当て、軽く包むようににぎります。
そして脈を聞きながら深くリラックスすることが大切です。
また、複数の負の感情や症状があるときは“2段階にぎり”が効果的。
ぜひ試してみてくださいね。
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