料理で、一般的によく使われるのがキャノーラ油。
このキャノーラ油は、サラダ油の一種です。
原料は、キャノーラというアブラナ科の一種です。
この油は手ごろな価格で販売されているため、一般家庭でも揚げ物などによく使われます。
また「コレステロールゼロ」「必須脂肪酸含む」とされ、健康的だと言われます。
しかし、このキャノーラ油、実は体にリスクがあるという説も言われてきました。
![まとめいく [ matomake ]](/img/config/c0/1/sitelogo.png?1511787635)
料理で、一般的によく使われるのがキャノーラ油。
このキャノーラ油は、サラダ油の一種です。
原料は、キャノーラというアブラナ科の一種です。
この油は手ごろな価格で販売されているため、一般家庭でも揚げ物などによく使われます。
また「コレステロールゼロ」「必須脂肪酸含む」とされ、健康的だと言われます。
しかし、このキャノーラ油、実は体にリスクがあるという説も言われてきました。
キャノーラ油の原料となるアブラナ科のキャノーラ。
実はこのキャノーラ、ほとんどが遺伝子組み換え作物(GMO)と言われています。
昔ながら日本で作られる菜種油とは製法が大きく異なるそうです。
低温で、じっくり絞って油を作る菜種油と違い、キャノーラ油は石油系のヘキサンという溶剤を使って油を抽出。
しかし、このヘキサンを最終工程で除去する際に、トランス脂肪酸という有毒物質が発生するそう。
アメリカではこのトランス脂肪酸は、2018年全面使用禁止となります。
このトランス脂肪酸はサラダ油や、キャノーラ油のほか、パンやケーキなどマーガリンを含む多くの食品に使われています。
しかし、日本ではまだ規制の対象となっていません。
このトランス脂肪酸は、体に溜まり、健康に大きく影響すると言われます。
・悪玉コレステロールを増加、善玉コレステロールを減少させる
・高血圧高血糖の数値上昇
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・血管に脂肪が詰まりやすくなるため、心臓病、動脈硬化、脳梗塞、突然死などのリスク上昇
・アレルギー物質に対してより過敏に反応しやすい体質になる
キャノーラ油に含まれる必須アミノ酸の一種、リノール酸。
このリノール酸には血中のコレステロールを下げるという効果があります。
ところが、これを過熱するとヒドロキシノネナールという神経毒に変異。
この毒素は体内に入ると臓器の細胞を壊滅させ、記憶を司ると言われる海馬を委縮させてしまうそうです。
熱を加えて調理に使うキャノーラ油は、リノール酸が毒素に変化しやすいと言われています。
キャノーラ油は、ヘルシーな油とは言えないようです。
カロリーも大さじいっぱいで111キロカロリーで、そのほかの油と差はありません。
ではどんな油を選ぶのが健康的なのでしょうか。
料理の用途によって、ごま油やオリーブオイル、米油を使い分けるといいでしょう。
揚げ物には、前述のリノール酸をあまり含まない、米ぬかを搾って作られる圧縮一番搾りの米油を使うのがいいでしょう。
値段はキャノーラ油などのサラダ油に比べ、高くなります。
良い油は手間と時間をかけて作られるものなのです。
それでも健康の事を考えたら、食事や食生活を見直すことも必要かもしれませんね。
コメント