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羽生善治棋聖、史上初「永世七冠」達成!あなたはこの凄さがわかりますか??

2017/12/20 UPDATE
 
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史上初!永世七冠を達成したことが大きな話題に

将棋の羽生善治棋聖が「永世七冠」を達成し、新聞やテレビなどのメディアの他にネットニュースやまとめサイトでも取り上げられるほど注目されていました。

SNSや電子掲示板ではお祝いのコメントがたくさん届いていました。

今やバラエティ番組やCMなどに出演している「ひふみん」こと加藤一二三九段もTwitterに羽生善治棋聖を祝福するコメントが書かれていました。

アカウントの名前をよく見ると「ひふみん@羽生善治永世七冠誕生おめでとう」と変えられていて、3万弱の「いいね」が付いていました。

しかし、将棋について詳しくない人にとっては「永世七冠」といっても何がすごいのかわからないと思います。

そこで一体どんなことなのかくわしく調べてみることになったのです。

永世七冠はどんなこと?くわしくしらべよう

永世の七冠とは、7つの「タイトル戦」で勝利したということで、「タイトル戦」では前大会で優勝したタイトルホルダーの棋士と戦い、5番勝負ならば、最大5回の対局中にたくさん勝利した方が優勝ということです。

プロの将棋界にはタイトル戦が8つあって、
竜王戦、名人戦、叡王戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦、棋聖戦があります。

ちなみに、「永世」とは、それぞれのタイトル戦で一定回数、勝ち続けることができた人に与えられます。

8つの中で叡王戦は、「永世」称号がありません。

なので羽生棋聖は、7つのタイトル戦で規定回数以上勝ち続けることができたということですね。

(ここで改ページします)

将棋に強いから勝てるわけではない?

日本将棋連盟によると将棋人口は約1500万人で、その中でごく僅かな人だけが、プロの棋士を育てることができ、4段に昇進するとプロの世界に入ることができるのです。

プロの世界に入ってからも競争の日々が続きます。

将棋の世界ではいくつか級があって、羽生善治棋聖はA級以上あります。

そして史上最高の公式戦29連勝をした藤井聡太4段はC級2組となっています。

階級が上がるとさらに厳しくなると言われているタイトル戦。

7つのタイトルを獲得するにはどうすれば良いのでしょうか。

竜王戦は、全棋士女流棋士4名、アマチュア棋士5名、奨励会員1名が参加となっていて、独自のランキングでわかれた6組でトーナメントを行います。

そして上位11名のトーナメントをして、竜王との七番勝負をするのです。

七番勝負は、10月から12月かけて全国各地の旅館やホテルをまわって、行います。

羽生善治棋聖は七番勝負を5局で4勝目を上げ優勝したのです。

名人戦では棋士を成績で分け、それぞれでリーグ戦を行い、A級優勝者が名人と七番勝負をします。

七番勝負は4月から7月にかけて全国各地の旅館や料亭、文化的施設などで行います。

王位戦は、全棋士と女流棋士2名が参加し、予選トーナメントから勝者とシード棋士を2組にわけて、総当たり戦を行い、勝ち抜いた2人で挑戦者決定戦を行います。

そして王位と七番勝負をします。

七番勝負は7月から9月にかけて全国各地の旅館や料亭で行われます。

王座戦は、全棋士と女流棋士4名が参加し、一次予選トーナメント戦、二次予選トーナメント戦を行い、勝者にシード棋士を加えてトーナメント戦をします。

そして王座と五番勝負をするのです。

五番勝負は2月から3月にかけて全国各地の旅館などで行います。

棋王戦は全棋士と女流名人、アマ名人が参加し、予選トーナメント戦、シード棋士を加えた本戦を行い、棋王と五番勝負を行います。

五番勝負は2月から3月にかけて全国各地の旅館などで行います。

王将戦では全棋士が参加し、一次予選トーナメント戦、二次予選トーナメント戦をして、勝負とシード棋士の4人で総当たり戦をします。

そして王将と七番勝負を行うのです。

七番勝負は1月から3月にかけて全国各地の旅館や料亭などで行われます。

棋聖戦は、全棋士と女流棋士2名が参加し、一次予選トーナメント戦、二次予選トーナメント戦をして勝者とシード棋士の16名で決勝トーナメント戦を行い、棋聖と五番勝負をします。

五番勝負は6月から8月にかけて全国各地の旅館や料亭などで行います。

このようにタイトル戦が開催されています。

対局は他にもあり、研究や準備をする時間、将棋関連の仕事やそれ以外の仕事、取材などいろいろ行うことがあるのです。

羽生善治棋聖はチェスもしていて。

一時は日本1位だったのだとか。

3人目の中学生プロ棋士になった彼の記録とは

羽生善治棋聖は、1985年に史上3人目の中学生プロ棋士になりました。

89年には、当時、最年少記録である19歳で始めてタイトル戦に勝ち、竜王を獲得したのです。

翌年には竜王戦に敗れましたが、91年には20歳で棋王を獲得して、現在まで1つ以上のタイトルを持っていました。

そして96年に史上初の同時に7冠を獲得する偉業を成し遂げました。

2017年12月15日までの通算成績は、1955局中1391勝。71.22%の勝率でした。

すごいですよね。

他にもたくさん歴史に残る記録を達成した羽生善治棋聖。

次はどんな偉業を成し遂げるのでしょうか。

子供から大人まで将棋を行う人が増えてきました。

若い棋士も注目されていますね。

羽生善治棋聖のようになりたいという人もたくさんいるのではないでしょうか。

すごい記録の持ち主だということがわかりました。

これからも勝利の回数の記録を伸ばしてもらいたいですね。

コメント

1
  • 1. まとめいく訪問者
    2017-12-21 10:19:02 [通報]
    そんなすごい羽生さんなら、コンピューターのポナンザ?でしたっけ、勝負して打ち負かせてみてはいかがでしょう
    この間テレビで見たのですが、佐藤名人がこてんこてんに負けましたよね。もう人間では勝ち目がないので、電王戦は廃止になったのですか?
    0
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