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厳選・秋だからこそ聞きたい怖い話 怪談・都市伝説まとめ「キャバ嬢の無念」他

これが実話だったらと思うと…!
2016/09/16 UPDATE
 
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死神からの電話

二十年前に死んだ兄の話です。

兄と私は非常に仲のよい兄妹で、よく近所の空き地で基地ごっこなんかをして遊んでいました。

ある日……というか、忘れもしない5月18日の夕方、いつものように空き地で遊んでたんです。

が、私はトイレに行きたくなってしまい、先に家に帰ったんです。

母は買い物に出かけていたので、家には誰もいませんでした。

その頃うちのあたりは近所付き合いもあり、のどかだったので母は鍵を開けて買い物に出かけていました。

すると、家の電話(まだ黒電話でした)が鳴りました。

ところが、ベルの音がなんだかおかしいのです。

リーンと一回鳴ってから5秒くらいして、またリーンと鳴るのです。

私はなんだか気味が悪いので、電話に出ませんでした。

電話は一分ぐらいしてから切れました。
十分ぐらいして、また電話が鳴りました。

また同じ鳴り方で私は少し怖くなりましたが、母かもしれないと思い、思いきって電話に出ました。

母ではなく、知らない男の人の声でした。

やけに遠い電話でしたが、早坂さん(私の名字です)ですか?と聞いてきました。

私がはいと答えると、早坂聖人さん(兄の名前)が選ばれました、と言われたのです。

懸賞にでも当たったのかと思ったので、ありがとうございますと答えると、さようならという声の後電話が切れました。

しばらくして母が帰ってきました。

兄がなんか当てたらしいよ、と話すと「ふーん」という感じで聞いていました。

早く兄が帰ってこないかなと思っていましたが、兄はさっぱり帰ってきませんでした。

真っ暗になりこれはおかしいということで、近所の人も一緒に探しましたが、兄は見つかりませんでした。

そして次の日。
兄は空き地の隣の用水路の中で冷たくなって見つかりました。

私は母に電話のことを話しました。

兄を殺した犯人かもしれないと思ったのです。

警察も来て電話局に問い合わせることになりました。

ところが、その時間に電話などなかったというのです。

記録のどこにもそんな電話はありませんでした。

そして兄が足を滑らした後が見つかり、事故だということになったのです。

夢でも見ていたのかも知れません。

でも、私はどうしても、あのリーンという電話のベルを忘れることが出来ないのです。

コンビニ殺人事件

夜中ふとコンビニに行き、商品を物色してる最中。

店内にいたオッサンから突然「ちょっと見てもらえませんか」の一言。

釈然としないまま一緒にレジカウンターまでいくと、中は荒れ放題&血で出来た手形と足跡多数。それが出入り口まで続いている。

しばらく店員を確認しようと、一緒にバックヤードに声をかけてたけど、全く音沙汰なし。さすがにヤバイという話になり、通報して数分で警官登場。

警官が警棒構えて店に突入していく様を見ながら、どうなるんだろ…と不安になっていると、しばらくしたら色んな警察車両やら大集合で、まるでドラマ撮影かと思うレベルの量の人・車。

その後、警察署での取り調べののち帰宅できたが、その後のニュースやらでそれが殺人で、おまけに警察が来て発見するまで犯人が店の外に凶器を持ったまま潜伏してたのを知って修羅場。

ハサミババア

今月末で辞めてしまうが、僕は山間部の朝刊配達をしている。

配達は深夜から朝まで。そんな時間帯にちょっと恐い体験をしたので書いておく。

あれは始めて最初の冬だった。

少し配達にも慣れてきた頃、拡張員が新刊をとってきた。

新刊が入ると、配達する人間は深夜地図を見ながら家、そしてポストを探す。

(ポストが無い家や見つかり難い家もある)

新刊の家は面倒くさい所にあった。

普通の車道で行くと、森の中にある道を遠回りしながら入って行かないといけない。

道も細くて、バイクでも滑落の危険性がある。

そこで、その家の少し上にバイクを停めて、畦道を歩いて降りて行く事にした。

そうすればポストの下に出る。

ポストは家から少し離れた所にあった。

その日は場所だけ確認して、翌日から配達する事にした。
翌日、坂になってる道を降る。

…ワン…ワン!

何匹か、犬の鳴き声がした。

昨日はいなかったので変だなと思ったが、あまり気にせずポストへ小走りで向かった。

すると家の玄関先だけ明るくなってて(朝刊配達とはいえまだ外は真っ暗)、婆さんが一人立っていた。

僕は、あっ!新聞待ってたのかな?と思って、玄関まで行って婆さんに届けようとした。
しかし……

「とまれ!何だおまえは!」

「新聞配達です」

僕は毎〇新聞のジャンパーと首から身分証を下げていたので、それを見せた。

「そんなもん、信じられるかああああ!!!」

呼応するように犬が歯を剥き出して吠える!

婆さんは庭いじりに使う様な大鋏をジョキジョキこちらに向けてきた!

何とか退きかわした。

でも僕はその時は冷静だった。

この人、痴呆でも始まってるのかな?全然話にならない。

鋏むけてきても、下腹部を前蹴りでいけば突き放せるな…(フルコンタルト空手やってます)

でもおばあさんだし、それは無しだなとか呑気に考えてた。

僕は「じゃあここに置いておきますね」と、新聞をその場に置いて踵を返した。

小走りだったが少し後ろを振り向くと、犬の鎖を離して僕にけしかける婆さんの姿があった。

おいおい!と思うのと同時くらいに、

「$△▲○◎∈ああ あ◎◎あああ!」

とかワケわからない言葉を叫びながら、ハサミをジョキジョキしながら婆さんがダッシュしてきた。

僕は全開で坂道を駆け上がり、停めてあったバイクに飛び乗った。

新聞配達のカブはキック式でエンジンをかけるんだが、焦ってるせいかなかなかかからない。

犬の頭の先が見えたあたりでエンジンがかかった。

そのままフルスロットルで逃げた。
今度は振り返らずに逃げた。

配達後、新聞屋の社長に今朝の事を話して、それとなく連絡を入れてもらう事にした。

場所の確認や集金の引き落としとかをお願いする口実の電話。

しかし電話は使われてない番号で、昼間に現地に確認に行った社長は

「空き家があるだけだった」と言っていた。

拡張員に社長が問いただした。

ノルマ消化の為に、空き家を新刊として拡張したように見せかける架空拡張だった。

バカな。あの婆さんは?

犬は?

拡張員には膝蹴りをかましたくなってイラっとしたが、直ぐにあの婆さんの顔を思い出して背筋が凍った。

それからその場所は、遠回りでも近づかない様にした。

新聞配達終了まで後数日間…またあの鋏婆さんに会わない事を祈る。

キャバ嬢の無念

三年前くらいになるかな。当時俺はキャバクラのボーイをしていたんだよ。

多分、みんな嬢に興味はあっても、ボーイの事なんて興味すらないだろうから知らないと思うけど。

もうね、元ホストから元IT関係者、元ヤクザまで様々な人種が来る。

そして一ヶ月で十人いたら五人まで減る(笑)

でな、俺がその世界に飛び込んで四ヶ月経った頃、新規でお客さんが来たんだよ。

パッと見五〇くらいかなぁ?

一見裕福では無さそうで、キャバクラとは縁の無さそうな人柄の良さそうなオジサン。

実はココ、結構お高い所でさ、正直大丈夫かぁ?とか思ってた。

さらに不思議な事に恐らくフリーで入っただろうけど、隣にキャスト(キャバ嬢)がずっと付かないんだよ。

もう一時間近く一人でチマチマと酒を飲んでるんだ。

さすがに気になってさ。カウンターに聞きに行ったんだよ。

そしたらさ、隣に女性を付けなくていいから、ただここで飲ませてくれって入ってきた客だった訳。

たまにあるんだよこういう客が来る事が……

っとカウンターも黒服も困り顔でな。人手はあるからさり気無く目的を探ってきてくれとか冗談半分で話してた。

ところが本当にその機会が回ってきた。

多分飲んで暇に耐えられなくなったんだろう、よりにもよってボーイの俺を場内指名してきたんだ(笑)

酒も飲めるしサボれるし、タバコも吸えるしで素晴らしい一時だ、断る理由がない。

ボーイは極稀に指名される事があり、その時は一切の仕事を免除される。

飲みすぎて潰れたらぶん殴られるけどね(笑)
で、そのオジサンの隣に座って一通り楽しく喋ったんだよ。

酒パワーもあってそれなりに楽しくアホみたいな会話してた。

話題が尽きかけた時ふと、

「そういえばどうしてお客さんは嬢を指名せず、一人で飲んでいたんですか?」

そう話を切り出したんだ。

その瞬間楽しい雰囲気は一瞬で吹っ飛んで、オジサンはすごい寂しそうな顔してな

「娘がここで働いていたんだ、私に内緒でね」

その時なーんか悟っちまった。あぁ、家出して行方不明とかか……

たしかに源氏名じゃ本名もわからないし、キャストの本名を黒服陣に聞いても答えてくれる筈がないもんな……

でも違った。

「娘はね、死んだんだよ……悲惨な死に方だった……」

オイオイ、予想以上に重い……

「なんで娘が死んだか知りたいかい?」

「差支えが無ければ教えて貰ってもいいですか?」

ここまで来たら溢れ出す好奇心は止まらないもんだよ。

「薬だよ。ドラッグに溺れて骨と皮だけになって死んだんだ……」

「ここが原因だろうね、娘の交友関係や職場などを調べたんだが親友だという子を締め上げたらこの店の名前が出てきた。警察もここは調べてないから私は復讐に来たんだよ」
鈍感な俺も復讐という言葉を聞いてさすがに気がついた。

あ、一番危ないのって近くに、というか隣にいる俺じゃね?って……

「ではお客さんは今日、復讐するためだけに来店されたんですか?」

「あぁ、そのつもりだった……でももうそんな気はないんだ……今日は来てよかったよ……」

その時そのオジサンが持ってたバックから包丁取り出したんだ。

オイオイ、言葉と行動が逆じゃねーか!

「もう、娘に会えたからね。楽しそうに笑ってた……君がいてくれてよかった」

そう言い、見せた包丁をしまってチェックのサイン。

洒落にならねーよ……酔いも吹っ飛び心臓バクバクしてるよ……

娘が死んで頭がおかしくなったのか、それとも俺に娘の面影でも見たのか……

外に出てオジサンに挨拶したがまた来てくださいとは言えなかった。

帰り際にオジサンが俺に向って笑いながら

「娘は本気だったみたいだね……ならいいんだ……もう……いいんだ……」

……アレ、俺なにか大事な事に気がついてないんじゃなかろうか……

なにかが……

俺はそれに気が付いた後店を辞めた。

そのオジサンはそれ以来、来なくなったと聞いている。

染められたい女

俺の友だち、健人が体験した話なんだけど……

あいつは、エグザイルグループにでもいそうな男前で、結構女にはモテモテで、常に新しい女がいるという奴だった。

健人は、俺様系のキャラでドSタイプ。

なので、一緒にいる女はドMタイプが多かった。

鏡子という女をナンパしたときの話なんだけど。

街でヒマそうにしているのを見かけて、声をかけたらついてきたという。

見るからにおとなしそうで、いつも半開きにしているアヒル口が、ドSなあいつには美味しそうに見えたのだとか。

鏡子は二十一歳で、ファーストフード店でアルバイトをしていた。

九州から上京してきたらしく、純朴な女だった。

やっぱり九州の女は、強い男に惹かれるのだろうか?

健人は、一人暮らしの鏡子の部屋に入り浸った。

あいつの実家は結構な金持ちなので、悠々自適な生活をしている。

親は放任主義で、一人息子だから甘やかしているのだ。

健人にとっては、鏡子はひとときの止まり木に過ぎない。

飽きたらまた別の女のところに行くだけのことだ。

そんな健人を引き留めるために、鏡子は必死に気に入られようとした。

髪を染めろと言われれば好みの色に染め、服もあいつが好きな服を着た。

健人が鏡子を特に気に入ったのは、料理が上手いことだった。

和食、洋食、中華、何でも作れるらしい。

健人の気分に合わせて、すぐに料理を出してくれる。

やはり男を落とすには胃袋を掴むことなのだろう。

そのうえ、鏡子は何でも言うことを聞いてくれた。

夜中でもコンビニに買いに行くのも平気だし、マッサージの腕前もプロ並みだった。

そんな鏡子を、健人はだんだんと好きになり、もっと自分好みの女にしたいと思った。

お金には困らない健人は、鏡子に顔や胸を整形させ、理想の女に近付けていった。

鏡子も、健人の色に染められることに生きがいを感じ、言われるがままにしていたのだった。

健人にとっては、《自由にできる最高の人形》を手にいれたのだ。
お金が有り余っている健人は、鏡子を最高の女にするためにお金をかけた。

マナースクールに通わせたり、茶道や生け花なども習わせた。

どんどん自分の理想の女に近付く鏡子を見ていて、健人はどんどん好きになっていった。

また、鏡子も健人色に染められていくのが嬉しかったのだった。

鏡子は健人のことを旦那様と呼んでいた。

その言葉は、俺様キャラの健人の心をくすぐった。

ついに健人は、鏡子との結婚を考え、親に紹介することにした。

実家に久しぶりに顔を見せた健人に母親は喜んだのだが、突然どこの馬の骨ともわからない女を連れてきたことに、どえらい剣幕で怒りだした。

感情的になると手もつけられなくなる母に口ごたえもできず、健人は鏡子を連れて自分の部屋に避難した。

「なんだよ、腹立つなあ。あんな奴、死んでくれたらいいのに……」

思わずぶっそうなことを言いだす健人に、鏡子はニコッと笑って言った。

「はい、旦那様。その通りにします」

そう言って、突然部屋を飛び出し、母親のいるキッチンに向かっていった。

「きゃー!」

母の悲鳴が聞こえ、健人はあわててキッチンに駆けつけた。

すると、母の脇腹には包丁が刺さっており、側には鏡子が立っていた。

健人はあわてて救急車を呼んだ。

健人が鏡子の方を見ると、言われたとおりにできたという満足そうな顔をしていたのだった。

まるで、飼い犬が、主人に誉めてもらいたいような顔で……

親友の証

僕には、小学校の頃からの親友がいる。

彼の名前は勇治だ。

僕は彼を《ゆうちゃん》と呼び、彼は僕を《こうちゃん》と呼ぶ。

僕が困っているときは、いつも助けてくれるいい奴だ。

小学校の頃、僕がいじめっ子にいじめられていたとき、一緒になって殴られてくれた。

殴られても殴られても向かってくるゆうちゃんに、さすがのいじめっ子も怖くなって逃げていった。

僕がありがとうと言うと、ゆうちゃんは腫れた顔でこう言った。

「僕たち、親友じゃないか。君が困っているときは必ず僕が助けるよ。だから、僕が困ったときは君が助けてくれよ」

僕はゆうちゃんの言葉に、「うん」と頷いた。

お互いの家も近くだったので、よく遊びに行ったり来たりした。

ゆうちゃんは運動が得意だった。

僕はどちらかと言うと運動は苦手だった。とくに鉄棒の逆上がりとか。

ゆうちゃんは僕のために、逆上がりの練習につきあってくれた。

水泳も苦手な僕に、手取り足取り、泳ぎ方を教えてくれた。

二十五メートルを泳げるようになったときは、本当に嬉しかった。

「ゆうちゃんのおかげだよ」

僕がそういうと、ゆうちゃんは真っ黒に日焼けした顔に白い歯を見せて笑いながら言った。

「だって僕たち、親友じゃないか。君が困っているときは必ず僕が助けるよ。だから、僕が困ったときは君が助けてくれよ」

「僕は、運動も勉強もゆうちゃんには敵わないから、助けてあげられるかどうかはわからないけど、その時がきたらそうするよ」

僕の言葉に、ゆうちゃんは嬉しそうに笑った。
中学校でも同じクラスになった。

僕が宿題を忘れると、本当はやってきてるのに、自分も忘れたことにして一緒に怒られてくれた。

部活は共にサッカー部に入った。

ゆうちゃんは運動神経抜群で、一年からレギュラーだった。

僕はマネージャーみたいにこき使われて、先輩のスパイク磨きをさせられたりした。

ゆうちゃんはする必要がないのに、遅くまで僕につきあってくれた。

僕が「悪いね」と言うと、グラウンドの土がついた首を手で拭きながら言った。

「だってさ、僕たち、親友じゃないか。いつも一緒だよ。君が困っているときは必ず僕が助けるよ。だから、僕が困ったときは君が助けてくれよ」

僕にとってゆうちゃんは、かけがえのない親友だ。

彼が困ったときには、必ず助けてあげようと、そのとき心に誓った。

もう大人になった僕たちは、それぞれ結婚して子どもも二人ずついた。
お互いに幸せだったが、悲劇は突然にやってきた。

ゆうちゃんが留守のときに自宅が火事になり、逃げ遅れた妻子が三人とも亡くなってしまったのだ。

落ち込むゆうちゃんに、僕はかける言葉が見つからなかった。

いつもゆうちゃんには助けられてばかりだったのに、親友がつらいときに何の助けにもなってやれない。

僕はふがいない自分に腹が立った。

ある日、僕が会社から帰ってくると、家の中は静かだった。

いつもなら、幼い子どもたちが玄関まで迎えに来てくれるのに……。

僕は少し胸騒ぎがして、急いでリビングに向かった。

そこには、血だらけで倒れている妻と二人の子どもがいた。

そして、そばには、包丁を持って立っている男がいる。

僕は目を疑った。

血まみれの包丁を握りしめて立っていたのは、小学校からの親友、ゆうちゃんだった。

「ゆうちゃん、ど、どうして……!?」

彼は、白い歯を見せてニッコリ笑いながらこう言った。

「だってさ、僕たち、親友じゃないか。いつも一緒じゃないとね。僕も妻子がいなくなったんだから、君も同じじゃないと親友とは言えないだろ」

僕は、やっと彼に借りが返せたと思った。

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