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鼻毛を抜くと顔全体が腫れ上がるかも?鼻毛を抜いてはいけません!

意外と知らない鼻毛の処理。ブチブチ抜いている人、要注意です!
2016/09/05 UPDATE
 
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 普段何気なく接しているあの人から、ちょろっと鼻毛が出ていたりすると、もう気になって仕方ないなんて言う方も多いのではないでしょうか?

また、無意識に鼻毛を抜く姿などを女性に見られてたりすると、ちょっと怖いですね。しかし、その気になる鼻毛の処理の仕方を間違えると、大変なことになりそうですよ。

抜けばいいわけじゃない!

ご存知のように鼻毛には、外から入って来る異物や細菌をキャッチし、体内へ容易に侵入させないフィルターの役割があります。

このフィルター機能が弱くなると、細菌やウイルスが頻繁に鼻の粘膜に達し、様々な感染症やアレルギーにかかりやすくなってしまいます。
また指や毛抜きで鼻毛を抜くと、毛穴を傷めていっそう細菌が入りやすくなるのです。

鼻の奥にある嗅覚上皮の粘膜に細かく生えている嗅毛(きゅうもう)は、粘膜に溶けたニオイの微粒子の刺激を電気信号として脳に送っています。
鼻毛と嗅毛はまったく異なります。微細な感覚器官で2,000万本ともいわれています。

全身の症状として現れる場合も…
鼻毛を抜くことで、かかる可能性のある病気をみてみましょう。

鼻せつ(びせつ)

鼻の穴の入り口付近の毛穴や皮脂線に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。 腫れや化膿があり、触ると強い痛みが走ります。

出典: blogs.yahoo.co.jp

毛嚢炎(もうのうえん)

毛根を覆う毛包(もうほう)に細菌が感染して、炎症を起こす病気です。毛包炎(もうほうえん)ともいいます。毛穴が化膿して赤く腫れ、痛むこともあります。 ひどくなると鼻全体や顔に炎症が広がることもあります。

出典: healthil.jp

丹毒(たんどく)

毛穴から細菌に感染して起こる皮膚の病気です。
赤く腫れて痛むほか、高熱や悪寒、倦怠感を伴い、リンパ節が腫れることもあります。 敗血症や腎炎などの重い合併症を引き起こす可能性もあります。

どの病気も腫れや痛みを伴います。万が一、思い当たることがあれば速やかに病院で受診しましょう。

鼻毛を全部処理するのは厳禁

20代~50代の働く男性885名から集めたアンケートの回答で、取引先、上司、同僚など一緒に仕事をする相手の身だしなみが気になったことがある、という人は全体の85%を占めています。そして、気になった部分の第1位が「鼻毛」。

出典: b-steady.com

 気になる鼻毛ですが、安易に鼻毛を抜くことには大きなリスクが伴うことを知っておきましょう。たかが鼻毛、とあなどるなかれ、大げさではなく鼻毛の処理は実は命がけなのです。だから、鼻毛は決して抜いてはなりません。

カットする場合でも外に出ている部分だけを切るようにすること、カットするときは鼻の粘膜を傷つけないように細心の注意を払うことを心がけてください。他人から見ると嫌われ者の鼻毛ですが、人体にとって大切な役割を持っているのですから。

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