私たちの体は、当然ながら口にするものから出来ています。
一般的には大体6年周期で、体の細胞が新しく生まれ変わっていると言われています。多分色々な部位の細胞が日々入れ替わって、だいたい6年位をかけて体質が変わっていくということのようです。
●血・・・大体4ヶ月で新しいものに生まれ変わっているそうです。赤血球の寿命は約120日。
●胃・・・約5日
●筋肉・肝臓・・・2ヶ月
●小腸・・・2日
●肌・髪・・・ 1ヶ月
このように、常に人間の体は、あなたが食べるものから新しい自分を作り変えているのです。
しかし、おいしいから、好きだから・・という理由だけで食事をとっていると、意外な落とし穴があるのをご存知でしょうか?
いわゆる『食べ合わせの悪い』食べ物です。
しっかり調理したつもりでも、調子が悪くなったり、時には吐いてしまうなんてことも、この食べ合わせが原因で起こることがあります。
今回は、知っているようで意外と知らない“一緒に食べてはいけない”ものをまとめてみました。
~あなたの身近にある、一緒に食べてはいけないも特選~
■ビールとスイカ&天ぷら?
■朝食の定番、トーストとハム
■ベーコンとほうれん草
■紅茶とレモン
■サンマと漬物
■ラーメンライス
■クルミとお酒
■コーラとメントス
出典: doragon.info
この組み合わせは、意外と皆さんやってしまっているのではないでしょうか。
二つとも夏になれば、海水浴やバーベキューなどで一般的にみられるものですね。しかし、この組み合わせこそ『最悪』です。
科学的な細かい数値は他のサイトにお任せするとして、二つとも『利尿作用』が非常に高いもの。
水分を取りながら、脱水症状に襲われ、その上炎天下や海水浴をその状態で行うと、まさに命取りになりかねないという恐ろしい組み合わせなのです。
また、スイカは天ぷらとの相性も悪く、消化不良を起こしやすくなります。
腸の弱い方や軟便性の方は、特にさけたほうがいいようです。
食パンを焼いてバターを塗ってハムを乗せて食べると美味しいですよね。ところが意外な盲点になるのです。
というのは、ハムで使われている発色剤の亜硝酸塩と、バターで使われている酸化防止剤が組み合わさると、発がん性物質が体内で作られる恐れがあるのです。
たとえハムを乗せなくてもトーストと一緒にハムエッグを食べる方も多くいらっしゃると思います。朝食はいつもトーストと「ハム+バター」あるいは「ハムエッグ」という方は、毎日ではなく時々食べることにしましょう。
出典: rico.n-da.jp
また、バターに変わるものとして『マーガリン』を使っている方も多いかと思います。
しかし、このマーガリンは最近かなり危険だといわれています。
理由は、トランス脂肪酸。
実は、アメリカでは発売禁止になっていると話題にも上がっています。
このマーガリンに含まれるトランス脂肪酸ですが、動脈硬化、心疾患、不妊などの原因とも言われています。
まして、加熱することでさらにトランス脂肪酸が増えるといった厄介者。
植物油脂だから安全というのは、どうも間違いのようです。
出典: i0.wp.com
これも意外な悪い組み合わせ、ベーコンとほうれん草の食べ合わせです。
ほうれん草に含まれている硝酸が体内で亜硝酸に変化すると、ベーコンに含まれるタンパク質の分解物と反応して発ガン性物質が生成されます。また、ベーコンに含まれるリン酸がほうれん草に含まれる鉄分やカルシウムの吸収を阻害するため、食べ合わせが悪いとされています。
ほうれん草と炒める前にはベーコンを湯でさっと茹でてから調理すると、鉄分やカルシウムの吸収を阻害することもなくなります。またレモンを絞ったり、ビタミンの豊富なサラダやジュースと一緒に食べると良いでしょう。
これも、まさかのNGです。
しかし、これには一つ条件があります。
『輸入レモン』はダメだという事です。
輸入レモンには防カビ剤「OPP」が付着しているケースがあり、このOPPが紅茶に含まれるカフェインと組み合わされると、発がん性物質を生じる可能性があります。
国産レモンでOPPはほとんど使われていないので、国産レモンを用いる場合には心配ありません。
やっぱり、レモンは広島ですかね。
秋の味覚の王様といえば、サンマですね。
しかし、これも気を付けないといけない組み合わせがあります。
実は、サンマは漬物との相性が悪いのです。
これは発がん性物質を作り出してしまう食い合わせなのです。
秋刀魚を焼くとタンパク質が変化して「ジメチルアミン」という物質ができます。
そして、漬物は野菜に含まれる硝酸塩が発酵の過程で「亜硝酸塩」に変化します。
この「ジメチルアミン」と「亜硝酸塩」が融合すると「ニトロソアミン」という発がん性物質が生成されてしまうのです。
ちょっとお歳の召した方には、信じられないことかもしれませんがご注意を!
言ってみれば、これも国民食なのですがダメだったんです。
理由は太りすぎるから。
科学的に言うと、チアミン(ビタミンB1)は糖質代謝に関連するビタミンであり、その必要摂取量は炭水化物の摂取量に依存する。ラーメンと飯(白米)はともにビタミンB1をあまり含まず、炭水化物摂取量が増えるため、疲労や肥満を招く恐れがある。
太りすぎるだけではなく、疲れの原因にもなっていたんですね。
一杯飲んだ後のラーメンライス。はやり、寿命を縮めていたようです。
この組み合わせ、ちょっと洒落たバーなどに行けば出てきそうなものです。
実は、この組み合わせはあまりお勧めできないようです。
理由は両方に血圧を上げる効果があるということです。
クルミには血管のコレステロールをお掃除してくれる効果があるのですが、ようはこれで血圧が上がるのですね。
お酒は当然飲めば血圧は上がります。
しかし、この組み合わせは大量摂取を控えなければいけないとされているものです。
バーのおつまみ程度のクルミと、たしなむ程度のお酒でしたら問題ないとのこと。“何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し”のようです。
出典: ja.wikipedia.org
最近、おふざけ動画などでコーラにメントスを入れて・・・といったたぐいのものがありますが、まさかこれを自分の体で試す方はいないですよね。
間違ってもこれはやってはいけません。
ペットボトルに入ったダイエットコーラの中にメントス数粒を一度に投入した際に急激に炭酸が気化し、泡が一気に数mの高さまで吹き上がる現象をメントスガイザーと呼びます。
この現象をヒトなど生物の体内で実験することは大変危険であり、胃が破裂する可能性があるという説がある。
2008年5月、中国人女子大学生がコーラを飲み、直後にメントスを食べるという実験を行ったところ、口と鼻からコーラを噴出し病院に搬送された。このことにより、彼女は胃粘膜に若干の損傷も受けたとの報道がされた。
若気の至りでは済まされないので、くれぐれもやらないように!
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