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【さくさく読める】短いけれど怖い話〜厳選短編集まとめ〜 PART8

声がする方を見ても、誰もいない
2016/08/17 UPDATE
 
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【病院で実際にあった怖い話】ナースコールの発信場所を示すランプを見て硬直した

俺は看護士なんだけど5年ほど前にあった怖い話。

あの日もこんな暑い夏の日だった。

夕方ごろに一般病棟で亡くなった方がいた。40代の女性で、たしか末期のガンだった。昼頃から容態が急変し、集中治療室へ運ばれたが家族に見守られながら亡くなった。

その方のいた病室は2人部屋だったが、もうひとつのベッドは使われておらず、亡くなった方のベッドもすぐに片付けられ空き部屋になっていた。
俺は、夜勤で午後7時半に出勤し、申し送りでその方が亡くなったこと、部屋が空き部屋になったことを知った。

しばらく日常の仕事に忙殺され、センターで書類の仕事をしてたとき、突然ナースコールがなった。

他の夜勤のナースが電話をとろうとしたが、ナースコールの発信場所を示すランプを見て硬直していた。今日患者が亡くなったベッドから発信されていた。

俺の方を見ながら恐る恐る受話器をとって、すぐに短く悲鳴をあげて受話器をおいた。

「どうした?」

って駆け寄ると

「うめき声が聞こえた気がする」

とのこと

「この部屋って空き部屋だよね?」

って聞くと、うなずいてる。俺が勇気ふりしぼってセンターから電話をかけてみたが、無言…

しかし、このままほっとくわけにもいかない。トイレに行った患者が気分が悪くなって、空き部屋に駆け込んでナースコールを押して気を失ったのかもしれない。

もう一人のナースをナースセンターに残し、俺一人でその部屋を確認しに行くことになった。

部屋までシーンとしてる廊下を歩きながらだんだん怖くなってきて、部屋の前で深呼吸して勇気をふりしぼってドアを開けると、やはり誰もいない。

「こりゃイタズラか?」

って思いながら一応ベッドのナースコールが正常か確認しようと押して見ると、ちょっとしてからあのナースの短い悲鳴が聞こえた。

俺は飛びあがってダッシュでセンターに戻って

「何あったの?」

ってナースに聞いたんだけど、きょとんとした顔で「どうしたの?」って帰ってきた。ナースコールも鳴ってないとのことだった。

【凄まじい体験】一人でカブトムシを捕りにいった→それ以来もちろん捕りに行ってません。

田舎に住んでる私は小さい頃、カブトムシが好きでよく森へ取りに行った。

近場は皆がよく知ってる場所の為、既に捕られてる場合が多いんで、多分自分しか知らないと思われる場所に行く事にした。
自転車を必死でこぎ、やっと目的の場所に着いた。

そこは山のふもとで山菜取りの人間がたまに来るぐらいで人気はない所だった。
早速中に入りカブトムシが集まる木をチェックしてまわり始めた。
した事ある方なら分かると思うがカブトムシやクワガタをとるには木を思いっきりけとばし落ちたモノを捕まえるのが一般的である。


早速蹴飛ばし始めたのだが、あまり捕れないんで奥へ奥へと進んで行き、ある木に辿り着いた。私が渾身の力で蹴ると何やら視界の中に揺れるモノが・・・・
首つり死体だった。

私は悲鳴を上げて逃げ戻り民家を見つけると事情を話し警察を呼んでもらった。
病気を苦に自殺した方らしいです。
それ以来もちろん捕りに行ってません。
忘れる事が出来ないからです。

何故なら夜になると窓に揺れる首つり死体の影が毎日の様に映るからです。

あそこ見て、ねぇ!人が落ちる!人落ちるよ!

私の友達の体験です。

友達はその日遠足で、日光の華厳の滝という所にいったそうです。

そしてクラスみんなで滝を見ていたら、いきなり隣にいたと思われる女の人が、

「あそこ見て、ねぇ!人が落ちる!人落ちるよ!」

と叫んだのです。

それでクラス全員がビックリして一斉にその女の人の指差している方向を見ました。
そしたら本当に女の人が落ちそうになってるではありませんか。

でもよくその女の人の顔を見たら、落ちるよ落ちるよと今言った人らしいのです。

振り向いてみると、大きい声で指を差していた女の人はもう消えていました。
そしてもう一回振り向きなおすと、飛び降りようとしていた女の人も消えていました。

これはクラス全員で見たので間違いなく本当の話です。

異様な光景

うちの隣にDさんというおじさんが住んでいました。

その家には広いベランダがあって、
それが私の部屋からよく見えていました。

ある日の夕方、ふとそのベランダを見ると変な光景が目に入りました。
赤い布を頭から被った人間がイスに座り、その周りを中年の女性が3,4人取り囲んでいたのです。

不思議に思ってしばらく眺めていると、おもむろに女性たちが被せてある布を取り上げました。布を被っていたのはDさんでした。

顔色が少し悪いようで、土気色をしていましたが、おかしいと思ったのは顔色ではなく、Dさんが目をカッと見開いたまま動いていなかったことです。

なんだか薄気味悪くなってきた私は、下にあるトイレにでも行こうと思ったのでしょうか、階段を降りていました。
そしてトイレのドアの前に着いたとき、後ろから祖母に声をかけられました。

「Dさんが亡くなったってぇ!!!」

ゾッとしました。
Dさんは私に何か伝えたかったのでしょうか。

百円札

3日前に6歳になる娘が4枚のグシャグシャな百円札を右手に持って帰ってきた。

今時百円札を見るのに違和感を感じ、どこから拾ってきたか聞いた。

すると娘は

「向かいに住んでいる同い年の女の子と近くの空き地で遊んでいたら、目の前の空気がぼやけたから手を延ばしたら何かあって、持ってきた」

といった。

ちょうどその時、向かいの奥さんが家に挨拶に来られてこう言った。

さっきウチの娘が百円札を持って来て、どうしたの?って聞いたら

「空気が変なとこがあったから手を延ばしたら紙があって取った」

と言ったそうだ。

未だになんだかわからない。
というかその日以来、気になって寝付けない。

まさに時空の歪み

小さい頃に遊んでいた山、というほど大きくは無いが森の茂った場所があった。

一部ひらけた所があって、そこにマンガやら何やら持ち込んで、秘密基地とか言って遊んでた。

ある日そこに行ったとき、広場が歪んでた。
は?って思うかもしれない・・・が、本当に空間が歪んでいたんだよ。カゲロウみたいに。

ちなみに季節は秋だったと思う。
肌寒くなってくる季節に、カゲロウなんて出るはずが無い。

その歪みから目を離さずに、小石を拾って投げてみたら、もののみごとに石がグニョンとワカメみたいに消えていった・・・

そのあともう一度だけそこを訪れてみたが、マンガなんかは全部なくなってた。

【電波ジャック?】放送終了後のテレビに不気味な文字が浮かび上がりました

7月のある日曜日の深夜、自室で眠っていた私はふと目が覚めました。

テレビをつけたまま寝てしまっていたようで、消して寝る前に、タバコを1本吸いながらぼーっとしてました。


テレビの画面には某局のカラーバーが流れていました。
日曜日の夜中ですから当然ですね。
「ピー」という信号音が聞こえるだけです。

一瞬灰皿に視線をそらし、その後画面に視線を戻した瞬間でした。

「7月 5日  は もう一度」

という文字が画面上に浮かびあがりました。

ほんの一瞬です。すぐ消えました。

画面上に緑色のようなフォントで、文字間のスペースもこんな感じだったと思います。

深夜のカラーバーに関する類似した話を聞いたことはありますが、これは何なんでしょうか。

割と鮮明に覚えているので夢とも思えない・・。

ちなみに7月5日ってミサイル発射の日なんですよね。

突然暗闇から声がきこえた

友達のお父さんから聞いた怖い話。

昔、ホタルを見に行った。
そこはほとんど人が居ないところで、ホタルだけが舞っている。


目の前には川が流れてて暗闇で川のザーザー流れる音が怖かった。

川の上には木でできた壊れかけの橋があって、その橋には危険という看板が立ってる。
当然誰も通れないんだけど、突然向こう側から

「おーい」「おーい」

という低めの声が
聞こえてきたんだ。しかも何回も。
誰かが自分たちを呼んでるのかと思い、懐中電灯で照らしてみても人の姿は全くなし。声だけするからこちらからも

「何ですかー?」「誰ですかー?」

など叫んでみた。
そしたら、

「おーい」

という声はそれから一切しなくなった。
帰りがけに、気になったのでなにげなくもう一度懐中電灯を
橋の向こう側に向けると人影があった。

「なんだ、やっぱり誰かが居たんだ。」

と一旦安心したのだが、よく見るとその人の服装が変。
軍服を着ているんだ。その人は足音立てずだんだん近づいてくる。

皆これはまずいだろうと言って急いで車に乗って帰った。

あれはいったいなんだったのだろう・・・・

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