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【さくさく読める】短いけれど怖い話〜厳選短編集まとめ〜 PART3

さっきの「アレ」、一体何だったの…?
2016/08/16 UPDATE
 
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【曰くつきの人形】ゴミ捨て場にあった人形を持ち帰ったら…

私が中学生だった頃。

年末に、粗大ゴミ置き場に大きなポーズ人形が捨ててあった。綺麗な水色のドレスで、一目で気に入った私は「お持ち帰り」。母に見せたけど、母も

「お人形は捨てるもんじゃないしね」

とあっさり承認。私はそうじしたての室内に飾って浮かれていた。

その日の夜。冬休みの宿題で机に向かっていると、ポーズ人形の方から物音がする。ゴミ捨て場にあったから、まさかG?とおそるおそるふり返ると、人形の裾が動いている。そして、何か見える。


よくよく目を凝らすと、人の手が…指の先が、スカートの中から見え隠れしている。

「え」

思わずつぶやくと、指先は一瞬動きを止め、スカートの中に引っ込んだ。人形ひっくり返して中を確認するのがセオリーだけど、自分にはそんな勇気がなかった。

ビクビクしながら人形をつかんで、ベランダに放り出した。

翌日、母には虫干しと偽って人形はベランダに出しっぱなし。そのまま、年明けまで放置していた。

で、元旦。行く年来る年も見た。じゃあ明けましておめでとう&おやすみと部屋に引上げた時の事。窓ガラスがペタペタ言っている。ガラスの向こうには、人形…血の気が引いたね、この瞬間。

ものすごい勇気を振り絞って、カーテンをほんの数cm開けてみた。

そこには、予想通りの人形。スカートの裾がほんの少し上がっている。ただ、人形を見下ろす状態なので、裾の下は良く見えない。そして、見たくもない。そのままカーテンを閉めると、布団を引被って強制睡眠。

覚えている限りずっと、ペタペタという音はしていた。

翌朝ベランダを確認すると、ポーズ人形のスカートがワイヤーごとまくれ上がっていた。

そのまま、適当な空き箱に包むと初詣に直行。神社の「お焚き上げぬいぐるみ」箱に入れてきました…

もう十数年前の話でした。
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【少女の幽霊】[あれおかしくね?ひょっとして幽霊?]

小学生の頃だから20年以上前の話です。

学校が終わるといつも自分を入れて4人で遊んでたんだ。だいたい公園とか神社とかで走り回ったり、ミニ四駆とかで遊んでた。

確か小5の夏だったと思う。神社で遊んでる時に泣いてる女の子がいた。

「なんか泣いてるのがいるな」

「めんどくさいから公園行こうぜ」

とか話してたら女の子がこっちに来たんだ。

「お母さん、いなくなっちゃった」

話しかけられた時はもう泣いてなかったけど目を腫らして小さい声で言ってきた。たぶん小学校低学年で自分たちより年下に見えたな。

「俺たち知らないよ」

「その辺で待ってれば来るんじゃね」

て感じであしらって公園行こうとしてたんだけど

「一緒に探して下さい」

って俺の手をつかんできたんだ。振りほどこうとしたけどすごい力でつかまれてて驚いた記憶がある。

みんなはめんどくさいなーとか言って関わらないようにしようとしてた。でも真剣にお願いしてるし、手を離さないのがわかったから

「ちょっと一緒に探してやろうぜ」

って言ってみんなで探すことにしたんだ。女の子はこの神社にいるはずって言うからみんなで境内を回ったんだけど誰もいない。5分もあれば一周できる程度の広さしかないんだ。

女の子には、ホントにここにいるの?って聞いても「絶対いる」しか言わないから1時間はグルグル回ってた。
お母さんらしい人というか誰にも会わなかった。それで夕方になってきて疲れたし、見つかりそうにないから交番行こうって話になったんだ。そしたらいきなり女の子が怒鳴り出した。

「一緒に探してくれるって言ったじゃない!あなたも私を放り出すの!」

「みんなそんなのばっかり!嘘つき!許さない!」

そんな感じで突然叫んで俺の手を離したと思ったら道路へ走り出した。そこに車が来たんだ。間違いなく轢かれた!と思った。

それなのに車は何もなかったかのように通り過ぎていった。俺たちは何が起こったのか全然わからなかった。4人とも道路に女の子が走っていって確実に撥ねられるタイミングだったことは見てる。

でもぶつからず車は普通に走っていった。急ブレーキなんかもなかった。気が付くと女の子は道路の向こうにいた。こっちを向いて無表情で俺を見てた。

そんで次の車が横切ったと思ったら次の瞬間にはもういなかった。ただ道路の向こうにいた女の子を見たのは俺だけだったんだ。あとの3人は見てないと言ってる。みんな同じ方向を見ていたはずなのに。

「あれおかしくね?」

「ひょっとして幽霊?」

そんな話をして俺たちは怖くなって帰ることにした。

それから俺たちは神社にはいかなくなった。なんか怖いし、話にすることもあまりなかったと思う。

それから一ヶ月くらいたって、俺は女の子に再会した。夏休み家族で行った遊園地のプールだった。波の出るプールで1人で遊んでいる時に急に足をつかまれた感触があった。

潜ってみたらいたんだ。女の子が。水着じゃなくてこの前と同じ格好で水の中なのに普通にしゃがんで俺の足をつかんでる。俺はパニックになってバシャバシャしてたんだと思う。

気が付いたら監視員に助けられてた。それ以降その女の子は見ていません。

オチがなくてすいませんが以上です。彼女は一体なんだったんでしょうか?

【大阪】雑居ビルにいた作業服のおっさん

大阪市内でOL時代に体験した話。

どんより曇った夏の日、昼休みのぎりぎり終わりまで、喫茶店で雑誌を読んでて、急いで会社のある雑居ビルに戻った。

エレベーターに駆け込もうと思ったら、中に乗っている作業服を着たおっさんが、エレベーターの操作パネル(?)に手を伸ばして、扉を閉めてしまった。

「なんだよ、開けて待ってくれてもいいのに。」

と思いつつ、すぐにボタンを押して今度はおっさんになんだよ、と思われるのも嫌なので、しばらく待ってたけど、そのエレベーターは1階で止まったまま。


しびれを切らして、ボタンを押して扉を開けたら、おっさんがいない!しかも操作パネルはおっさんが手を伸ばしてたのと反対側にある!全身鳥肌たちました。

事務所に戻って騒いだら、他にも何人か作業服のおっさんの目撃者がいて、ビル建設中に事故で亡くなった作業員がいるらしいとの噂。

屋上に供養のためか、祠が祭ってあるらしいけど、怖くて見に行かなかった。

長文ごめん。読んでくれた人、ありがとう。

最近連絡が取れなくなった子にメールを送ったら返信があった。様子がおかしい…

もう10年以上も前の話なんだけど実話です。

10代の頃バンドやってたんだけどいつも欠かさず二人組で見に来てくれる女の子たちがいた。出待ちとかもしてくれてて、

「今度全国回るんだよね?全部いけるようにバイト頑張るよ!」

とか言ってくれてたのに、ツアー初日のライブも二日目のライブも一人の子しかいなかった。だから、ライブの後に一人でライブに来てくれていた(Aちゃんとします)に

「Bちゃんはどうしたの?」

って聞いたら最近連絡が取れないって言うんで、

俺も心配してるから、連絡ちょうだいって送ってみて」

って言ったらそのままの文章をメールで送ってくれた。数分後メールが返ってきて本文には

「大丈夫。ちょっと忙しいだけだから心配しないで(文字化け)」

と書かれてあった。そのメールを見たとたんAちゃんがガタガタ震えて泣き出して、

「おかしいよ!J-PHONEからdocomoに絵文字送ったら文字化けするのをBちゃんが知らないはずない!誰?この人!」

と言って錯乱状態になったので、警察に通報し事情を話した。

数日後Bちゃんの遺体が海でコンクリートをくくりつけられた状態で発見された。間もなく犯人も逮捕されたが、警察の話ではAちゃんにメールを送ってたのは殺人犯だった。

【山梨県】河口湖周辺の道端で座り込んでる人をやたら多く見かけた。

ちょっと前に山梨県の河口湖に旅行に行ったんだが、河口湖周辺の道端で座り込んでる人をやたら多く見かけた。10~20人は座ってたと思う。

みんな手ぬぐいにモンペ姿の婆さんやらじいさんやら、ランニング姿のボウズの小学生だの、戦時中~戦後間もなくか?と思うぐらい古い服装。

見たときは単にそういう農家のじいさんばあさんや田舎少年が多い所なんだろうな、としか思ってなかった。

それも縁石に腰掛けて、道側に足を向けてるもんだから、走ってくる車や自転車の人にぶつからないかと心配して見てたんだが、全くぶつかる様子もなし。ほかに気にする通行人もなし。


後で同行者に、そういう人多かったよなって聞いたら、何言ってんだそんなジイサンバアサンなんて一人もいなかったぞ、って言われた。

なにしろ数が多かったもんだから(ズラッと並んで座ってるのもいた)、今考えると不自然だな…と。自分普段は0感人間なもんで、幽霊とは信じがたい…んだが。

別にヤバイクスリもやってないし精神疾患も患ってないので幻覚でもないと思うwオカルト的に考えると湖の周りだから霊気が増長されてたとか、そんな感じだったのかね?

誰か自分の他にも河口湖周辺でそういう人たちを見た人はいませんかね。

2007年11月の初め妖怪らしきものを見ました。

今までに信じられないものをいろいろ見て来たのですが、2007年11月の初め、妖怪らしきものを見ました。

2007年11月11日17:30頃、S県O市からK町に続く道路をK町方面に向かっていました。

時速は、40~50Kmで走行していました。道路は、左側が山側で見通しが悪く左にカーブするのですが、左カーブを曲がると、左側をこちらに向かって来る奇妙な物が近づいてきました。

それは、車輪も木でできた木の台車みたいなもの(車輪の木目もハッキリ見えました。)に乗った体が灰茶褐色をした老人のようでした。

それは、上半身裸でとても痩せていて、色は灰色がかった茶色で、また何本もの肋骨が浮き出て見えました。顔は、逆三角形で異様に長かったです。目は、大きく黒くかなり奥目で引っ込んでいました。


その台車みたいな車は、時速4キロくらいで左の路肩をこちらに走ってきました。(ハンドルらしきものは、ないのに自走してました。乳母車みたいに後ろに手押しは、ついていません。)

左カーブを曲がってすぐの直線のところだったのですが、私は、危ない!と思って右側の車線に大きくよけました。

後続車がいたのですが、私と同じように右側に大きくよけたので、後続車のドライバーも見たのではないかと思っています。

私が見た物は、何かの妖怪だったのでしょうか?詳しくは、わかりません。それ以降、30回以上同じ道を通りましたが、2度と同じ物は、見ません。

しかし後日談があり、この話を友人にしたのですが、その友人の知り合いが、ちょうど1週間後、夕方、市内で見た人がいるのです。

顔が逆三角形で、木の車に乗っていて、時速4kmくらいで走っていたと、まるで同じ事を言っていました。

卒業アルバムを制作する会社に勤めていた。日本全国から写真が来れば、心霊写真的な物が多少はあるんだ。

俺が唯一実際に体験した話。

今は倒産してしまったんだけど、昔、卒業アルバムを専門に制作する会社に勤めていた。

日本全国から写真が来れば、心霊写真的な物が多少はあるんだ。で、そういう物は入らないようにトリミングしたり、フォトショで修整したりする。

それはある学校の修学旅行での集合写真だった。あるべきではないはずの場所に、かなりハッキリとした顔が写っていた。

写真のバランスを考えるとトリミングでカット出来る場所ではなかったので、フォトショで修整をした。


作業自体は簡単だしすぐに終わって、確認の為にプリンタで出力すると相変わらず顔が写っている。

元データを出力してしまったか、修整レイヤーを消したまま統合してしまったかと思い、修整後のデータを開くとやっぱり顔が写っていた。

再度やり直し、今度は修整したデータを開いたまま出力…出力紙にはまた顔が写っている!もちろん、開いたままのデータには写っていないし、今度はデータの送信ミスもない。

開いたままの修整データを一度閉じて再度開くと、消したはずの顔が浮かび上がっていた。この後どう処理をしても、データを閉じて再度開くと、顔は復活していた。

たまらず営業に相談→先方の写真館に連絡をすると、「やっぱり消えませんか…」との返事。先方でも色々試したが出力すると復活していて、どうしようもなかったそうだ。

結局、このクラスだけはひどくかたよったトリミングでの制作となってしまった。

後にも先にも、修整しても消えなかったというのはコレ一件だけだったよ…

花壇の土の中に人の顔があった。

こないだバイトの帰り、急に大雨が降り出してきて傘もなかったから駅から家までダッシュすることにした。

道路沿いの道を走ってたんだけど、道の脇にある公道花壇の土の中に人の顔があった。ん?顔?と思って、戻ってもう一度確認してみると、やっぱりあった。

花壇の土の中から顔が上向きに出てる(土に埋められて耳から前が出てる感じ)でもその花壇に人が埋まるスペースなんてない。

本当に顔が埋まるくらいのスペースしかない。全く意味がわからなくて、でもとりあえず


「・・大丈夫ですか?」

と声をかけた。顔はずっと目を開いててずっと上を見つめながら一言、

「かわりますか?」

と言ってきた。

なんて返事すればいいのか迷っていると、自分が走ってきた道の方から、何か大きいスコップ持った作業員みたいな人が走ってきた。

その人が近付いてくるにつれてなぜか無性に恐ろしくなってきて、家まで走って逃げた。後ろからはなんか雨音とは違う叩きつける音が何度も聞こえた。

家に帰ってすぐにシャワーを浴びて、その日の夜はグッスリと眠れた。

よく晴れた次の日、その道を通り花壇を見てみると顔があった形跡などなく「よかった熱でも出て変な幻覚見てたんだ」と思った瞬間、近くの建物の上のほうから

「あああああああああ!!!」

っていう叫び声と共に人が落ちてきた。

地面に叩きつけられて仰向けに血を流してピクピクしてるその人の顔を見ると、原型を留めていないのに昨日見た花壇の顔が浮かんで頭から離れなくなった。

はじめ木の上に猿がいると思った…

多分夢だと思うんだけど、個人的に凄い不気味な実体験。

昨年の冬の夜、冷たい風に目が覚めた。見ると、ベットのそばにある窓が少し開いている。寝る前に開けてそのまま閉めるのを忘れてたんだ。

部屋の中は猛烈な寒さで、やべー凍死するよ、とか思いながら起き上がって閉じた。と同時に異変に気づく。窓は家の庭に面していて、その庭には何本か木が植えてある(田舎だから庭が広いww)。

高さ3メートルくらいかな?もうちょいでかいかも。その内の一本が不自然に大きく揺れていた。ユッサユッサって感じに。なんだ?と思って目を凝らす。木にはまだいくらか葉が残っていて、その揺れの原因がよくわからない。

どうにも気になったので、メガネを掛けて窓を開け、さらに首まで出して見た。猿か何かがいると思ったんだな。
すると、問題の木の上の方、葉と葉の間に何かがしがみ付いているのが見えた。サルではなく、人間。それも裸の、小学低学年くらいの男の子。暗闇なのに、一度見えてしまうと嫌にハッキリ見えた。

ャーャーャーャーャーャーャーャーャー

って小さく言いながら、笑顔で木を揺さぶっている。

ヒッ、って声が出たよ。それが聞こえたのか、バッ!ってその子が俺の方を見た。目が合う。真顔。子供が大人を観察する時のあの顔で、明らかに俺を見ていた。

俺は速攻で窓の陰に隠れて、窓を閉めた。もう心臓が早鐘を打って痛いくらいだった。しばらくベットに伏せて(寝転がる、と言うより伏せる、って感じの体勢だった)しばらくそのまま固まってた。

つらい体勢だったけど、指一本でも動かした瞬間に何かが起こる気がして動けなかった。

何分くらいしただろう、また外からャーャーと声が聞こえてきた。それを聞いて、少しホッとする。ああ興味の対象から外されたなって。

少し気が緩んだのか、相変わらず怖いし動けなかったけど、そうしている内に寝てしまった。

あまりにも現実離れしていて、朝起きたら恐怖心もあまりなく、何となく夢だったんだなと思いながら過ごす内に忘れていた出来事。

ふと思い出して書き込みました。しかし夢にしてははっきりと覚えていて、俺にとってはスゲえシャレにならん体験です。

その後は何もなく、近親の人々にも何か災いが降りかかるようなことはなかったけれど。去年よりも寒く感じる今年の冬、ふとあの声が聞こえてこないかとビクビクしながら夜を過ごしていますww

家の中に私のような誰かがいた

つい先日の話。

私は夫と0歳児と犬と暮らすごく平凡な主婦です。家は都内にありがちな、狭くて小さい三階建て。

以前は夫と犬と三階のベッドルームで寝ていたのですが、出産を機に二階の和室にて親子三人川の字+犬で寝る事にしました。

そんな矢先の先の年明け、私はノロウイルスにかかってしまいました。夫と子への感染が心配だったため、私は数日間一人三階のベッドルームで休む事にしました。

我が家は二階と三階にトイレ(三階には洗面台もあります)があり、ベッドルームには小型冷蔵庫もあります。

私はスポーツドリンクや栄養ドリンク、ゼリー飲料、水、着替え、その他必要な小物を用意してベッドルームにこもった。夫との連絡はスマホのショートメッセージで済ませる事にしました。

数日後、下痢、嘔吐、高熱も収まり私は二階へ降りて久々に夫と子供と顔を合わせました。数日間とは言え、子供には寂しい思いをさせ、夫には慣れない育児を肩代わりしてもらい、申し訳ないやらありがたいやら。

そして二階に降りたその日の夕飯時、夫が妙な事を言いました。

「子供にうつるかもしれないんだし、△△(私)も体がつらかったろうから無理して毎晩降りて来なくてよかったのに」

夫によると、夜子供がぐずっていると私?が降りてきておっぱいを上げようとしたそう。

しかし子供は飲んでくれないどころかますます泣くばかりで、私?はあやすために子供を庭(プランターが数個置いてあるだけの小さな庭です)へ執拗に連れ出そうとしたそうです。

確かに夏場に子供がぐずついた時は連れ出して気分転換させてましたが、寒さが厳しい季節になってからは、夜中の庭へ出た事はありませんでした。
夫はというと私を心配して、自分がやるから大丈夫だよと毎晩渋るというか癇癪を起こす私を強引に三階へ戻し、二階で子供をあやしていたそうです。

「私治るまで一度も降りてないんだけど……」

初めは冗談扱いしていた夫も、私の真剣な表情と口振りに

「じゃあ毎晩降りてきた△△は何だったんだ」

と顔面蒼白。

夫いわく、そういえば犬が私?に向かって今にも噛みつきそうな勢いで唸っていたそうです。私が実家から連れてきた犬で、普段は子供と争うかのように私に甘えてくる犬なのに。

そして今。私はまたもや体調を崩してインフルエンザでダウン。

でも私?に子供をさらわれそうなので、今回は三階にこもりはせず、感染覚悟で親子三人川の字+犬で寝てます。

今のところ何も起こらず、家にも異変はありません。犬も以前と変わらぬ甘えん坊。

家は新築だし、土地も義祖父が畑にしていた場所で因縁めいたものも特にありません。

夫も私も地味な、いわゆる「いい人」の元喪で、異性から怨みを買う覚えもないし、周りに生き霊を飛ばすような不妊の人もいません。

ただ単に私自身が生き霊を飛ばしてしまっただけなのかな。自分的にはすごく怖かったんですが、まとめてみると大した事なくてすみません。

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