出典: ja.wikipedia.org
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佐賀県佐賀市大和町の「道の駅大和そよかぜ館」のそばを流れる嘉瀬川。
この川で7月初め、溺れていた女性と幼児2人を佐賀市川副町の会社員
川崎大輔さん(39)が救助した。
川崎さんは、なんと大相撲の元力士。
流される親子3人を抱きかかえたまま“土俵際”で食い止め、無事に助け出した。
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川崎さんは中学校をを卒業後、相撲部屋に入門。
「成剛」のしこ名で1999年に三段目に昇進するなど、25歳まで
およそ10年間活躍した。
数々の体の大きな力士とぶつかり合ってきた川崎さん。
親子を救助した時のことを、次のように語る。
救助された3人は救急搬送も必要もないとのこと。
川崎さんは子どもの家族から感謝の言葉を受けた。
川崎さんは当時を振り返る。
佐賀広域消防局は8月下旬、川崎さんと今回の救助に協力した佐賀市川副町の
原口圭太さん(28)の2人を表彰する予定だという。
佐賀市では、他にも川に飛び込んで人命救助をした男性がいる。
2015年10月9日午前7時45分ごろ。
佐賀市高木瀬町長瀬の多布施川で、軽乗用車が転落し流されているのを
通勤中の男性が発見。
川に飛び込んで車内の男女2人をたった一人で助け出した。
救出したのは佐賀工業専門学校講師山田健太郎さん(26)。
川沿いを車で通勤中、転落した車を発見。
中からは「助けて」と叫び声が聞こえた。
運転席の女性はパニック状態で、逃げようと窓を開けたため、車内に水が
勢いよく流れ込み、一気に沈みだした。
山田さんは119番でレスキュー隊を呼び、すぐさま川に飛び込んだ。
専門学校で自動車整備を指導する仕事柄、
「水圧でドアが開かない可能性もある。窓を壊すため、潜って石を探すことも頭によぎった」
というが、足で踏ん張って何とかドアをこじ開けた。
川の深さは首まであり、流されそうになりながらも、女性の肩を抱え必死で
岸までたどり着いた。
さらにもう一度、車に戻って残る男性も救出。
この間、時間にしておよそ10分間。
「とにかく夢中だった」という山田さんは、「人の役に立てたと思うとうれしい」と語る。
まさに間一髪の救出劇だった。
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