母子健康手帳とは、母子保健法に定められた市町村が交付する手帳のことです。
通常、妊娠していることが分かった時点で住所地の市区町村長に
「妊娠届」というものを提出しますが、これによって市区町村長から渡され、
国籍や年齢に関わらず交付を受けることができるものです。
この手帳は、出産までの妊婦の健康状況やアドバイス、そして出産時の
大切な事項(出生日や時間・出生した施設・病院の名称等)、
出産後の予防接種や成長状況等を記入します。
また、母親自身が成長記録をする欄もあり、幼稚園や保育園、小学校等に
入園•入学する際に使用することもあります。
また、特に外国人の居住人口が多い市区町村(例•神奈川県川崎市や横浜市、
静岡県浜松市等)は、独自に外国語版の母子健康手帳が作成されている場合があります。
現在では、手帳を作製する業者が相当数いるため、市町村ごとに異なる
手帳が使われています。
出典: babybooth.jp
出典: play.google.com
まさに近代的とも言える、母子手帳の「電子化」。
この母子手帳スマホアプリを開発元のひとつ、「株式会社エムティーアイ」
の広報室の方は次のように語ります。
では、実際に母子手帳が電子化したことで、解消したデメリットとは主に
何だったのでしょうか?
出典: iemusubi.com
かわいい子供の姿を、離れて暮らす祖父母に瞬時に見てもらえるのはとても
嬉しいですね!
実際にアプリを使っているママは、どのくらいいるのでしょうか?
出典: iemo.jp
2016年7月時点で全国8つの自治体が導入しているという「株式会社
エムティーアイ」のサービス。
実際のユーザーの声を、千葉県柏市にある柏市保健所・地域健康づくり課
の方は次のように話します。
アプリユーザーであるママ達の声!
“今日でベビたん22w❤️
このアプリのベビたん可愛い????
笑ってるしぃ????お腹の中で笑ってくれてるといいなぁ????
月曜日にパパがベビたんによだれかけと母子手帳いれ買ってくれた????❤️
探してたピンクのやつでホント嬉しかった????”
出典: mrs.living.jp
知名度が上がるごとに人気が増えそうな母子手帳アプリ。
開発元や地域の方は次のように今後の展望を語ります。
日本生まれの優秀なツールである母子手帳が、電子化という新たな進化に伴って、
ママや赤ちゃん達の笑顔が増える要因となるといいですね!
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