子供は、好奇心旺盛のため長時間じっと座っていることは難しいですよね。
ですが、その中には発達障害の一つである“注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子が存在します。
またそれだけでなく、米国医師会により、「ADHDは子どもに影響する
障害、というだけでなく、大人になってから初めてADHDを発症する
可能性もある」という研究結果が発表されました。
ADHDの子供たちはどのように育っていくのでしょうか?
大人のADHDも、同じなのでしょうか?
『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者である、
立石美津子さんが“子どもと大人のADHDの特徴”について語りました。
ADHDの子供たちには、次のような状態が見られます。
これらの状態だけ見ると、幼児はみんなADHDのように見えてしまいますよね。
見分けるためには、次のような定義がなされています。
出典: sokkadayo.jp
大人になってからは社会性が身に付いてくるので、順番が待てずに泣き叫んだり、
物を投げたりする人はいないです。
そんな顕著な状態は影を潜めますが、それでもその土台となるものは
次のような形で残っています。
この世に“片づけられない人”はたくさんいます。
でも、単にだらしがない人は
「キッチンに食器が山積み」だったり、「洗濯物が洗面所に散らばっている状態」です。
これに対して、ADHDの人の散らかり方が違います。
出典: zukopark.com
それぞれの顔が違うように、個性もそれぞれ違うもの。
みんながそれを理解し、特性を活かす生活や仕事ができる社会になると良いですね。
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