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「きょう靴下は?」、お約束の質問に石田氏は「履いていません」!石田純一氏 都知事選立候補を断念!

「東尾理子、出馬騒動の石田純一氏について内心は、『まったくも~、何だったの?たくさんの人達にご迷惑をかけて』と言いたいところです」などと心境をつづった。
2016/07/12 UPDATE
 
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「きょう靴下は?」、お約束の質問に石田氏は「履いていません」

--きょう靴下は?

「ああ、履いていませんよ」

出馬断念の報告に妻、理子さんは「分かりました」…意訳すると「自業自得ということでしょう」

《舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)で、野党統一候補という条件での出馬をにおわせていた俳優の石田純一氏(62)の会見が11日午後、東京都港区で行われた。会見のスタート時間は午後6時だったが、会場には約2時間前から100人以上の報道陣が詰めかけ、カメラのフラッシュの調光やマイクの音量を余念なくチェックし、石田氏の登場を今か今かと待ち構えていた》

 《今月8日に記者会見した石田氏は、芸能活動でペナルティーが課せられることも辞さない構えで「野党統一候補であるならば、ぜひ、出させていただきたい」と述べる一方、「統一候補でなければ嫌だではなく、必要なんじゃないかと。他の方が出たら応援させていただきたい」と明確な出馬宣言を避けた。本日の会見で、石田氏は何を発表するのか》

 《午後6時すぎ、石田氏が現れると一斉にフラッシュがたかれる。グレーのスーツに濃紺のネクタイを締め、足元はやはり裸足に靴という定番スタイル。着席すると姿勢を正し、ゆっくりと口を開いた》

「本日はお忙しいなかお集まり下さり、ありがとうございます。私、石田純一は、かねてより都知事選への意欲を示してきましたが、本日11日、正式に断念します。いろいろお騒がせ致しました」

 《ゆっくりと頭を下げると、会場にはカメラのシャッター音が次々と響いた》

 「生意気な条件も出しました。自分でも『政治とか関係ないだろ』と批判があることも分かっていました。退路を断って臨んだというと矛盾するところもありますが、自分の事情もあり…。新しい風を巻き起こせたかどうかはわかりませんが、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今日の(午後)12時ぐらいに決断させていただきました」

 《石田氏は再び軽く頭を下げると、質疑応答に移るよう報道陣にうながした》

 --出馬をとりやめる事情とは何か。妻の理子さんが反対していたことや違約金が引き金になったのか

「違約金は発生していませんが、協議の対象になるということもありまして、中立を保つために番組を差し替えたりするのに待ってもらうタイムリミットがありましたので、参院選という大事な国政選挙があることも承知していましが、ここで断念することにしました。家族のほうは、完全に説得できませんでした。妻(理子さん)は、もし何があっても出るとなったときは、支えていこうと考えていたようです」

 --着席した際、目が潤んでいるような唇をかみしめているような様子があった。今の心境は。野党はどこから声掛けがあったのか

 「舞台裏を明かすものではないと思いますので…。ただ、本当に勝つ気があるなら、統一候補というものが必要だと思います。(都政が)停滞していたのも事実ですが、アクセルだけではなく、ブレーキや方向指示器があってもよいのかなと、自分なりの考えを示させていただきました。『騒動をおこしただけで引っ込むのか』と批判を受けることも承知の上ですが、私なりの結論です。のどはかわいていますが、目が潤んでいるということはないと思いますよ」

--断念したときの気持ちは

「大変残念でした。どの候補も時間がない中で動いているわけですが、私の場合はタイムリミットが、ここが限界でした。(参院選の)投票率が低いとか、そういうことを言うつもりはありませんが、政治的な話をする熱気というものを(投開票日の)当日は感じましたが、街中が盛り上がることがなかったのは残念でした。その中で、捨て身になっても風を起こしたいということを思いまして、力不足で届かなかったことは残念です」

--(妻の)理子さんにはどう報告したのか

「いろいろな人に出ないという報告を終えてからしました。いろいろ事情聴取されましたよ」

--事情聴取の中身や経緯は

「どういう経緯でとりやめたのかとか、いろいろ聞かれました。本人からは『分かりました』ということでした。意訳すると、大変だったねというよりも、自業自得ということでしょう」

 --理子さんへのメッセージは

「子供もいる中で心配をかけて、寝不足にしてしまった。報道陣が自宅に来るようなこともありまして、子供に影響が出ないようにと、朝や夜とか(報道陣の)ピンポンがあったので申し訳なかったなと」

--タイムリミットは誰かと相談して断念することを決めたのか

「いずれにしても、自分で決めました。相談というか、足りなかった部分は相談もしました。政党とのやりとりは第三者を介していました」

石田純一氏 都知事選立候補を断念

東京都知事選挙を巡って、野党4党の統一候補になるのであれば、立候補したいという考えを示していた、俳優の石田純一氏が11日夜に東京都内で記者会見し、選挙の告示が3日後に迫るなか、みずからが出演する番組への影響を避けたいなどとして、立候補を断念したことを明らかにしました。

俳優の石田純一氏は今月8日に記者会見し、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補になるのであれば、東京都知事選挙に立候補したいという考えを示していました。

石田氏は11日夜、東京・港区のホテルで記者会見を開き、「退路を断って意志を表明したが、自分の事情もあり断念した」と述べ、都知事選挙への立候補を断念したことを明らかにしました。

この中で石田氏は野党4党の統一候補という立候補の条件が整わなかったことに加え、選挙の告示が3日後に迫るなか、みずからが出演する番組への影響を避ける必要があったと説明しました。そのうえで「生意気な条件を出したが、こうした結果となり、大変お騒がせいたしました」と述べました。

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