フジテレビの新人アナウンサー5人が、22日放送の同局系「ダウンタウンなう2時間スペシャル」(後7・0)で“初仕事”に臨んだことが2日、分かった。歌手、藤井フミヤ(53)の長男、藤井弘輝(こうき)アナ(24)は思わぬ大失態!?で、ダウンタウンの浜田雅功(53)から強烈なツッコミが…。抜群のお笑いセンスを見せた藤井アナに、坂上忍(49)は「絶対バラエティー班だわ」と太鼓判を押した。
先月17日に新人研修を終えたばかりのフジ新人アナが、さっそくダウンタウンの洗礼を受けた。
藤井、上中勇樹(22)、鈴木唯(22)、堤礼実(22)、永尾亜子(22)の各アナは、同20日に行われた「ダウンタウンなう」の人気企画「本音でハシゴ酒」の収録にゲスト出演し、初仕事。そこで特に強烈なインパクトを放ったのが、藤井アナだ。
冒頭の自己紹介では、トップバッターで登場し、「はじめまして! 新人アナウンサーの藤井弘輝です!」と大声であいさつ。浜田は「緊張し過ぎやって!!」と鋭く頭を叩き、ツッコんだが、直後にフミヤの長男と気づき、「わっ! 俺、殴ってもうた」と慌てて謝罪した。
一方、藤井アナは、坂上の「いろいろな話を聞くとチャラいというウワサが…」の言葉に、「ちっちゃなころから真面目に育ってます」と父親の代表曲「ギザギザハートの子守唄」の歌詞を引用して初ジョーク。だが、周囲は微妙な笑いで、すかさずダウンタウンの松本人志(52)が「ちょっと分かりにくかったな~」とフォローした。
松本から「家でもおしゃべりなの?」と聞かれると、藤井アナは「常に僕が話しています。父はそんなにしゃべらないです」と告白。松本に「けっこうな鼻毛出てるよ」と暴露されると、鼻を隠しながら赤面。周囲は大爆笑した。
その後も浜田に「鼻毛が出てるやんけ!」といじられるなど、計4回のツッコミを入れられた藤井アナは収録後、「自己採点は80点。マイナス20点は鼻毛が出ていたことです」と反省するも、浜田のツッコミには「愛のあるツッコミってこうなんだなって身に染みました」と感激した様子。
ほかにも報道志望の永尾、甘いマスクの上中、自称しっかり者の鈴木、キュートな初噛みを披露した堤ら各アナが、それぞれの個性を発揮。堤アナは、ダウンタウンの即座に笑いに変える手腕に「さすがだなって。私も見習わなきゃ」と感動。松本は「みんな意外とちゃんとしてるな」と新人5人に温かいエールを送っていた。
歌手、藤井フミヤ(53)が29日放送のフジテレビ系「TOKIOカケル」(水曜後11・0)に出演。「藤井フミヤの生まれて初めて聞かれました」と銘打った番組で、フジテレビに今年入社した長男のことや、チェッカーズに入る前に国鉄職員だったことを初告白した。
フジテレビに今年入社した長男の藤井弘輝アナウンサー(24)の話で、山口達也(44)に「共演はまだですか?」と聞かれると、「ないでしょ。フジの音楽番組はミュージックフェアしかない」と答えた。「FNS歌謡祭がある」とメンバーから突っ込みが入ると、藤井は「FNS歌謡祭やミュージックフェアで司会になれるわけない」と長男をバッサリ。
さらに「俺たち両親は、アナウンサーになることを反対したんだよ。面倒くさそうだもん、オレが面倒くさい」と、長男のアナウンサー志望を反対していたことを明かした。他にも、フジの入社式に出ないことを長男に告げると怒られたことや、父母の社内見学に参加したことを告白。TOKIOのメンバーを含め、爆笑の渦となった。
続けてリーダーの城島茂(45)に「国鉄(現JR)の職員だったんですか?」と聞かれると、藤井は「デビュー前、1年ちょっとくらいやってたかな」と告白。鳥栖駅(佐賀)や早岐駅(長崎)で貨車の連結作業などをしていたという。父親が国鉄職員で、周囲も国鉄関係者が多かったため、仕事を選んだということだ。
当時は彼女(現在の妻)が東京に住んでいて遠距離恋愛をしていたため、国鉄を辞めたという。「カンテラ持って、冬の誰もいない雪の降るホームで、東京と書かれた電車が赤いテールランプとともに雪の中に消えていく…。あー東京に行きてぇ。(仕事)辞めよう」と思ったのがきっかけだっという。
藤井は「このまま、ここにいたら俺の人生レールみたいだな。やっぱり東京行こうと思った」と、当時の心境を振り返った。
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