女子ゴルフのフジサンケイ・レディースは24日、静岡県伊東市の川奈ホテルGC富士コースで最終ラウンドが行われ、38歳の大山志保が逆転で10年ぶり2回目の優勝、賞金1440万円を獲得した。大山は今季初勝利で、通算17勝目。大山は賞金の全額を熊本地震の被災者支援のために寄付する。
女子ゴルフのフジサンケイ・レディースは24日、静岡県伊東市の川奈ホテルGC富士コースで最終ラウンドが行われ、38歳の大山志保が逆転で10年ぶり2回目の優勝、賞金1440万円を獲得した。大山は今季初勝利で、通算17勝目。大山は賞金の全額を熊本地震の被災者支援のために寄付する。
【大山 志保】
ツアー通算:13勝
生年月日:1977年05月25日
出身地:宮崎県
1987年、10歳の時からゴルフを始める(きっかけは、大映テレビ制作のドラマ『プロゴルファー祈子』という)。熊本中央女子高等学校(現・熊本中央高等学校)へ入学し清元登子の弟子となる。1994年に、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で優勝。1999年に、日本学生ゴルフ選手権競技で優勝。日本大学を中退し、2000年度の女子プロゴルファーテストに合格した。
2006年は4月の「フジサンケイレディスクラシック」で今期初優勝をすると、持ち前の強気のパットが冴えに冴え次々に好成績を収める。8月13日、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」 において、4勝目を挙げると同時に獲得賞金を約1億0766万円とし、国内では不動裕理、宮里藍に続く3人目の年間1億円突破を果たした。8月27日には「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」で優勝し、8月は月間3勝とし、LPGAツアー記録を達成した。
2006年、10月22日のマスターズGCレディースで7位タイに入り賞金約400万円を獲得し、年間獲得賞金が女子プロ史上初の1億5千万円を突破した(それまでの記録は2003年不動裕理の1億4932万5679円)。秋、ミズノクラシックに挑むに際し、髪型をショートカットにした。ガッツポーズの仕方が五木ひろしのこぶしに似ていることから「五木ガッツポーズ」と名付けられている。
2009年はUSLPGAで16試合に出場し、予選通過7回、最高位は単独6位で、賞金獲得額は122,540ドル(賞金ランキング76位)で2010年のシード権を得た(カテゴリー1)。
肘を故障して2009年10月に手術を受け、2010年秋にJLPGAツアーに復帰。復帰後は故障の影響もあり好調時のプレーが戻らない状況が続いていたが、2011年10月23日のマスターズGCレディース最終日でポーラ・クリーマーとのプレーオフを制し、2008年以来3年ぶりのツアー優勝を果たした。
012年は左肩痛で出遅れ、7月のスタンレーレディスゴルフトーナメントで復帰。しかし、賞金ランキング63位に終わり、シード権を喪失した。
この優勝で獲得した賞金1440万円の全額を、被災地に義援金として寄付すると会見で述べた。試合前には、父・晃さんにも「もし今週優勝したら、お世話になった熊本のために役立てたい」と明かしていたという。「1日でも早く元の生活に戻って、笑顔が戻ることを心から願っている。本当に少しですけど気持ちだけでも届けたい」と語った。
【大山志保】ドライバー スイング解析
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