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風の谷のナウシカ、原作の闇が深すぎる!?※ネタバレ注意

誰もが1度は見たことのある、「風の谷のナウシカ」の原作は実は漫画なんです。 漫画は7巻で完結になるのですが、映画化したシーンは1巻と2巻の部分のみです。なので、みなさんが感動したラストは本当のラストではなく、別にあるのですが、その漫...
2018/12/15 UPDATE
 
304,568 views

風の谷のナウシカの原作の闇が深すぎる・・・。

宮﨑駿監督によるジブリ映画『風の谷のナウシカ』は多くのジブリファンが「最も優れたジブリ映画」とする傑作の1つですね。


独特な世界観と、ラストの感動的なシーンは誰もが心を奪われたことだと思います。


知っている方も多いかと思いますが、実は「風の谷のナウシカ」の原作は漫画なんです。


漫画は7巻で完結になるのですが、当時は漫画が2巻までしかなかったこともあり、映画化したシーンは1巻と2巻の部分のみです。


なので、みなさんが知る映画アニメ以降も物語は続きます。


今回は漫画版の「風の谷のナウシカ」についてご紹介したいと思います。


ネタバレになってしまうので、これから漫画を読もうと思っている方は読み終わってから読んでいただくことをおススメします。



風の谷のナウシカ 映画と原作との違い

ナウシカの性格がヒステリック!?

映画版でのナウシカは誰に対しても慈悲深く心の綺麗な少女でしたが、漫画版のナウシカは若干性格が違います。


例えば作中に『蟲使い』と呼ばれる人達が出てきますが、彼らは蟲を使って墓などを荒らし、金品を漁ったりするのを生業としていることもあり差別をされやすい人たちです。


アニメ映画のナウシカなら差別などせず、誰にでも平等に接するようなイメージですが、漫画版のナウシカは


「汚れた蟲使いをともない 他国を汚染させるとは何事だ!この剣より一歩も先に進ませぬぞ ただちに立ち去れ!」


と蟲使いを汚れていると差別し、怒鳴るシーンがあります…


また、人質をとり自分の要求を通すシーンなどもあり映画版のナウシカが好きという男性はショックを受けてしまうかもしれませんね。


性格の違いについての理由が公開されている訳ではないので、私の考えですが漫画版は戦争に巻き込まれていくナウシカの様子がメインになりますので、心の綺麗な少女のままでは逆に不自然だからかな…と思いました。


アニメ映画の場合は幼い子供も見る機会も多いので、馴染みやすい性格にしたのでしょうか…?

トルメキア国は敵ではない!?

映画版でのナウシカとクシャナが対立しているようなシーンが目立っていましたが、原作ではトルメキアは敵ではなく、どちらかというと味方です。


そして、敵は土鬼(ドルク)と呼ばれる国になっています。


原作では、東のトルメキアと西の土鬼の2大国が争っているという情勢になっています。


個人的にクシャナが好きだったので、ナウシカとクシャナが助け合うシーンは読みながらほっこりしました。


ナウシカは病で倒れた、風の谷の族長父親のジルの代わり、トルメキア側として戦争に関わっていくストーリーになっています。

土鬼たちは、不死の術や、王蟲を培養する、不老不死者を作る術などを持っています。
なぜ、そんな高度な文明を土鬼だけが持っているんでしょうか・・・
答えは後々ご紹介します。

また、原作ではクシャナについても詳しく描かれています。


実は、クシャナには兄が3人おり、王である父親と、兄たちに死ぬように謀られていました…


参謀のクロトワはクシャナを殺すための兄や父親からの刺客だったのです。


しかし、クシャナは刺客と知ったうえでクロトワを命がけで救うシーンも!!


また原作ではクシャナは兵士への愛が強く、兵士から愛される指揮官である事などが描かれています。

この人がクロトワです。
なぜか人気なセリフ、「腐ってやがる、早すぎたんだ」の人です。
映画には出てこないキャラクターも

漫画版ではナウシカは世界中を移動し、いろいろな人々と交流していきます。


映画版で出てきたナウシカの故郷である、「風の谷」はほとんど出てきません。


そして、旅をする中で色々なキャラクターとの出会いが描かれています。


例えば、『森の人』です。


森の人は腐海に住んでいる人々の総称で、火を使わず、蟲の腸を衣とし、蟲卵を食べ、蟲の体液で作った泡を住処として生活しています。


しかし普通の人間が腐海に入ると瘴気が体内に入り、最悪の場合死んでしまいます…


なぜ、そのような生活が可能なのでしょうか?


彼らは地上で暮らす人々のマスクよりも、高性能な瘴気浄化マスクを持ち、蟲の体液のテントも腐海の瘴気に耐えられるようにできているのです。


森の人の素性は謎に包まれており、作中では伝説扱いされていたため、博識なユパでさえ「ほんとに存在したのか・・」と驚く程でした。


森の人の1人である『セルム』はナウシカの考えに共感する部分があり、ナウシカが瀕死状態になるシーンでは、ナウシカを孤独の淵から救い、森の人しか知らない腐海と世界の秘密を教えました。


この時ナウシカが知った事実が物語に大きく影響していきます。

舞台背景

舞台は多くの文明をを崩壊させた「火の7日間」という最終戦争から1000年後、戦争によって汚染された大地には「腐海」が拡がり、その腐海を守る「蟲」巨大生物たちが生息します。


そして、腐海に生息する菌類が放出する「瘴気」は人間には猛毒のガスであり、人類は腐海に怯えながら生活する日々を送る中、物語は始まります。


その時の世界情勢はトルメキアと土鬼(ドルク)が対立し、戦争しています。


ナウシカの住む風の谷は、トルメキア王国の同盟国であり、腐海のせいで病になった村長のジルの娘であるナウシカがジルの代わりとして、風の谷を支えていました。


そんな時にクシャナが村へやっていきます。




 

クシャナとの出会い

ある日、ペジテからの避難民を乗せた輸送船が風の谷に近い腐海のほとりに墜落します。


その輸送船はペジテの王女であるラステルが載っていましたが、ナウシカが駆けつけた時には既に瀕死状態でした。


ラステルはナウシカに石を託し、兄に渡してほしいと頼み亡くなってしまいます。


その石は、最終戦争で使われた生物兵器巨神兵を蘇らせる鍵となる「秘石」だったのです。


トルメキアの第4皇女もクシャナが土鬼との戦争で勝つために、秘石を使って巨神兵を得ようとしペジテに攻め入り、クシャナの手に秘石が渡らないよう、ラステルは輸送船で逃げて来たのでした。


クシャナは蟲使い達に、ナウシカが埋葬したラステルの墓を荒らさせて、秘石が風の谷にあると考え、風の谷にむかいます。


しかし、検疫を受けないままクシャナが風の谷に飛行機を強行着陸した為ナウシカが激怒し、一騎打ちになってしまいますが、ナウシカの師であるユパが制します。


その後クシャナは帰っていきますが、後日トルメキアは土鬼との戦争のため、辺境諸国に出征を強制します。


風の谷も例外ではなく、ナウシカは病床の族長ジルに代わり、数名の老従者とともにクシャナ支隊へ合流します。

ラステルは映画版でも出てきた、この女の子です。
土鬼との戦争へ

そして、ナウシカはクシャナ達と合流し、土鬼の地へ向けて腐海を南進します。


その途中、クシャナの空中艦隊をラステルの兄アスベルが単機で奇襲してきますが、クシャナ軍に撃ち落とされます。


その時の衝撃でナウシカの従者の乗る船も落とされてしまいますが、船は戦列を離れて腐海に不時着水することが出来ました。


輸送グライダーを回収するために降下したナウシカは、同じく腐海に墜落して蟲に襲われているアスベルの救出に成功します。


しかし、羽蟲と接触してマスクが外れてしまい、そのまま腐海の下層部に迷い込んでしまいます。


本来ならば瘴気で肺が汚染され、死んでしまいますが、腐海の下層部は呼吸しても平気だったのです。


ナウシカはそこで、腐海下層部の大気が清浄であることを発見し、人々が恐れる腐海は、汚染された世界を浄化している真実に気づきます…


こちらはアニメ映画でもおなじみのシーンかと思います。


一方、戦争で劣勢だった土鬼軍は、戦争に勝つために腐海の植物を品種改良し、猛毒の瘴気を吐き出す生物兵器を作り出しました。


この人工の森の瘴気は通常のマスクでは浄化できず、蟲ですら殺されてしまう程の性能です。


この兵器のお蔭で、戦争で優位になるものの、この兵器として使用していた菌類の苗が突然変異を起こし、制御不可能になります。


暴走した菌類から発生した粘菌は人々をどんどん飲み込んで巨大化していきます…


このままでは、ほとんどの土地が腐海になってしまうと思ったその時、前々からこの粘菌の発生を予知していた蟲の大群がやってきます。


この蟲の中には幼少期にナウシカが守っていた王蟲も参加していました。


蟲たちは、粘菌に自らを吸収させることで粘菌を無毒化します。


そして、王蟲たちが死んで、腐海になる事で粘菌の暴走を止める事ができました。


しかし、移動する蟲から放たれた腐海の胞子が蟲の死骸を介して広がり、土鬼の主要な国土はほとんど腐海になってしまいました。

ラステルの兄のアスベルです。
映画版でもあった、子どもの頃にかくまっていた王蟲。
漫画では、この王蟲がナウシカを気にかけており、ナウシカを助けるなど、心を通わせるシーンもありました。
しかし、最後は粘菌の暴走を鎮めるために腐海になります。

その後ナウシカは土鬼が戦争に使用した平気は旧人類の文明であることを知ります。

そして旧人類はナウシカたち人造人間を作り、汚染された地球環境を蟲たちを使って浄化し、その間眠っていることを知ります。

そして、旧人類は浄化が終わると目覚め、人造人間である自分たちを殺すつもりであることを知り、旧人類が保管されている場所に向かいます。

その後、旧人類を保管している場所を殲滅するというラストになっています。

映画に登場するナウシカの性格を考えると想像もできないラストですね・・・

コメント

18
  • 1.
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  • 2. まとめいく訪問者
    2017-12-19 03:34:25 [通報]
    テレビで見てたイメージと全然違うね。
    漫画版も読んでみたくなった。
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  • 3.
    このコメントは非表示にされました。
  • 4.
    このコメントは非表示にされました。
  • 5.
    このコメントは非表示にされました。
  • 6. 堊
    2018-01-28 19:52:44 [通報]
    クシャナの名前がシャクナになってます。
    ナウシカの師匠の名前はユパです。
    ちゃんと記事を書いてもらいたいです
    前の人も仰っていますが、この物語は闇ではなく光そのものだと思います。
    映画では2時間という枠に納めなければならなかったので、7巻もある漫画の内容と変わってしまうのは仕方ないですが、巨神兵が心優しい仲間思いであったり、敵対している土鬼の人々とも協力している事を見ると、ナウシカが様々な人と心を開いて共存していく道を選ぶ、まさに光でしょうに。
    逆に私は映画があまりにも良く出来すぎている感じがします。

    ナウシカの漫画は図書館に2部作に纏められて置いてありました!
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  • 7.
    このコメントは非表示にされました。
  • 8. まとめいく訪問者
    2018-02-11 19:17:07 [通報]
    さて、当時中学生だった48歳のオヤジがうろ覚えの記憶を掘り起こすと、そのころ読んだもしくは視聴したドキュメンタリーだったか何かで、昔はアニメといえば先ず原作ありきであったと。そんな時代背景のなか、劇場アニメとしてゼロから企画されたナウシカは原作も無く、制作にあたって相当な反発があったようです。
    ならば原作を作れば良いじゃん、ということでアニメージュに連載が始まった…。というような事でした。たぶん。
    宮崎氏の発言や随所に書かれた彼のメッセージを読み重ねていくと、彼が今の人類活動について多大な懸念を抱いていることが見受けられます。
    2巻以降のナウシカで語られる物語は多分に彼の本音を織り込んだ人類への警鐘となっているのだと私は感じました。
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  • 9. まとめいく訪問者
    2018-08-09 23:08:45 [通報]
    映画版と原作のナウシカのキャラ違いすぎて違和感…
    ナウシカファンにはショックかもね
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  • 10. まとめいく訪問者
    2018-11-25 16:37:01 [通報]
    好きと言いながら何たる浅薄な読み方www

    トルメキアは仲間です(キリッ)じゃないでしょうがw
    ソビエト・ロシアと周辺の中央アジア国家が「仲間です」と言い出すくらいトンチンカンですぞ?

    ・・・ってこんな言い方では理解できないかな、この人ではw
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  • 11. まとめいく訪問者
    2019-01-04 21:45:24 [通報]
    人造人間の癖に生意気
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    11
  • 12. まとめいく訪問者
    2019-01-05 00:47:51 [通報]
    原作を昔一度見て、もう一度見たいと思っているのに見つからないんだよね。
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  • 13. まとめいく訪問者
    2019-01-06 06:45:20 [通報]
    まとめ方が雑。
    捉え方も雑。
    記事も雑。
    9
    6
  • 14. まとめいく訪問者
    2019-01-06 10:06:34 [通報]
    話にならない。別の記事をおすすめする。
    7
    5
  • 15. まとめいく訪問者
    2019-01-12 21:39:11 [通報]
    原作をこのようにしか捉えられていないのは残念です。皆さんには、自分の目で直接原作を読むことをお勧めします。
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    1
  • 16. まとめいく訪問者
    2019-01-17 18:42:41 [通報]
    えーと、ラストの解釈が適当すぎませんかね。
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  • 17. まとめいく訪問者
    2019-01-19 15:25:01 [通報]
    いやいや…

    ナウシカ達は「殺される」のではなく、
    浄化が終わった世界では「生きられない」んですよ。

    懸命に生命を繋いでるのに、まるで
    「汚れている存在」にされてしまっているって、当時は
    オイオイ…て思った。
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    1
  • 18. まとめいく訪問者
    2019-02-24 03:15:27 [通報]
    この地球に山や森は存在しない(You chube 参照) の仮説と絡む描写が多いのが興味深いですね。ナウシカが現存する自分の種の人類(恐らく遺伝子ゲノム操作の腐海適応種)は死に絶える事を受け入れつつ、伝説の森の人=火の七日間を生き残った純粋な精神的にも進化した旧人類(勝手な推測です)とも取れる、彼らと共に希望すら見えてこない未来に向かい必死に全力で前進し、希望を託す姿勢は現在の人類(特にGHQ 政策で骨抜き、実験場と化している可能性のある日本人)そのものの指針であるような…。火星移住計画はある種、お金持ちが地球を使い捨てするような地下に眠る旧人類の視点にも感じられ、これからマイクロチップを埋め込みAIや機械の体と融合していく、シリコンバレー発祥的な未来像を予測していたかのようなに感じられます。巨木の腐海、浄化して砂になるというあたり、木の化石がシリコン(ケイ素)で組成されている事やデビルスタワーのまわりに砂が多くあるという事実にも繋がりますね。これから5年、10年後、この物語が何を発信していたのか時代が進むにつれ、真実が暴かれる(真実ではないかと考察、検証される)につれ、現実と宮崎駿さんの描いた世界の共通点が深まるのかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第です。という視野の広がりを感じ出せてくれるこの原作は大好きです
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