それは……「大谷翔平の嫁は、誰が適切なのか問題」である。もちろん、大きなお世話であることは間違いない。愛する人と幸せな結婚をし、それを祝福すればいいだけである。しかし、ネット民はそれだけでは許してくれない。その大きな理由が、
“193センチ・100キロの恵体、投打ともにメジャー級の超逸材。結婚して子どもができるとするなら、大谷の遺伝子を守らねばならない。だからそんじょそこらのタレント風情と結婚させてはならないのだ”
というもの。なかには、
と言い切る者も。何だかコトが大きくなってきたぞ。
では大谷本人の好みは、どうなのだろうか? マスコミへのインタビュー素材をまとめると、
・背が高い
・爽やかでスポーティ
・笑顔が素敵
・一緒にトレーニングしてくれる
何と爽やかな、22歳の好青年なのか。しかし大谷本人がそう望んでいても、ネット民たちの“嫁の条件”は、さらに厳しい。
・恵体(すぐれた遺伝子)
・身体能力
・いい家柄(親族にたかられないように)
・美人(ルックスがいいに越したことはない)
・頭のよさ(食事管理やメジャー挑戦の際の語学サポートも重要)
・メンタルの強さ(寄って来る黒い連中や軽い女、マスコミから守る)
一体、何目線なんだよ! とも思うが、「家柄」に関しては妙に納得してしまった。
ではネット民たちは、大谷が誰と結婚することを望んでいるのだろう? まず野球選手といえば女子アナが思い浮かぶが、
“女子アナとの結婚だけは、遺伝子のムダづかい”
“しょーもない女子アナに引っかからないように監視するのが我々の務め”
と、何が何でも「女子アナだけはNG」が総意のよう。では「大谷の遺伝子を継ぐ者としてふさわしい相手となるのは、やはりアスリート」となるようで、
“浅田真央なら国民が納得する”
“大谷だけ一夫多妻制にすべし”
というものから、バスケ女子アジア選手権で13年、15年と2大会連続MVPに輝いた
“渡嘉敷来夢しかねーだろ。191センチのガタイで、パパもアメリカ人とのハーフ。大谷クン! この子にしよう!”
という意見まで。その中でも断トツ人気を誇っていたのが、バレーボールの木村沙織。
“恵体なうえに、A級のルックス。総合力ではナンバーワン”
“オコエの妹にしろや。もしくはサオリン”
“大谷の子が野球やる前提なら、バレーか陸上の瞬発系選手がベスト。なかでも185センチで美人の木村沙織がベスト。俺のサオリンだけど大谷にならくれてやる”
と大人気だったのだが、惜しくも(!?)同じバレー選手の日高裕次郎と結婚間近という報道もあり、ネット民からのため息が聞こえそうだ。
また「最強の遺伝子」という意味でも多く名前が挙がったのが、レスリングの吉田沙保里。
“かなりの確率で子どものルクスは犠牲になるが、間違いなく人類最強の遺伝子は注入される”
“吉田を倒すのに人類が16年もかかったという事実。大谷と吉田のハイブリッドをぜひ見てみたい”
かなり失礼な物言いもあったが、確かにこのカップリングは興味深い。夫婦でALSOKのCMに出て、大谷と吉田の目からビーム……想像しただけで胸が躍る。
そして大谷と同じ野球界から熱烈なラブコールが挙がっているのが、アメリカ女子ソフトボールのレジェンド、ブストスだ。五輪では北京で銀メダル、アテネ・シドニーではともに金メダル。シドニーではホームランを5本打ち、世界記録を打ち立てた。
“見た目・名前・長打力、どれもが衝撃。日本最強の遺伝子と、ぜひ掛け合わしてほしい”
“身長173センチ・体重102キロ、スペックはほぼ西武のおかわりくん。最強の二刀流が完成する”
“ブストス一択”
これらのコメントからもわかる通り、ブストスのビジュアルは強烈そのもの。知らない人は、画像検索をお勧めしたい。
野球界広しといえども、嫁候補についてこれほど議論が白熱するのも大谷ただひとりと言っていいだろう。それも野球ファンの誰もが、大谷を「誰も見たことのない選手」として期待しているがゆえ。投打の成績もさることながら、彼の嫁探しからも目が離せない。本人からしたら「大きなお世話」以外、何物でもないのだが。
コメント