『PPAP』でお馴染みのピコ太郎をプロデュースしている古坂大魔王。
そんな古坂大魔王は今年4月、ある機関を通じてピコ太郎の大ファンだという3歳の女児「あいりちゃん」と出会ったといいます。
そして30日、「起きた奇跡と起きなかった奇跡と。」のタイトルで自身のブログを更新。
すると、ネット上では“涙が止まらない”と感動の声が相次いだのです。
あいりちゃんはとても治療の難しい難病と闘っており、薬の副作用で頭髪も全てなくなる強い薬を投与するなど入院と手術を繰り返していました。
そんなあいりちゃんが、毎日ピコ太郎のDVDやYouTubeを見て笑って踊ってくれているのを知った小坂大魔王は、会いに行くことに。
初対面の日、そこにはカツラを被りサングラスまでしてピコ太郎になりきったあいりちゃんの姿が。束の間の楽しい時間を過ごした小坂大魔王は「また会いに来るから」と約束し、その後もピコ太郎の動画を送り続けていたといいます。
しかし、奇跡は起こらず闘病の末、9月27日にあいりちゃんは亡くなってしまったのです。
そして偶然にもその日は、ピコ太郎がブレイクするきっかけとなった『PPAP』をジャスティン・ビーバーがリツイートした日。
さらに、あいりちゃんの死から二日後の9月29日、スペインの首都マドリードでイベントをしていたピコ太郎のもとに、自作のピコ太郎のシャツを着たスペインの女の子が駆け寄ってきたといいます。サインを頼まれた際に、女の子の名前を確認すると、なんとそこには「AIRI」の文字が。
小坂大魔王はブログで「奇跡だ。奇跡だよ。あいりちゃんだよ。少なくとも、僕はそう思って止まないんです。奇跡が起こったんだ。起こらない奇跡と起こった奇跡。遠い日本とスペインの二人の『AIRI』。スペインの名前としてもかなり珍しいみたいで…。だとしたら、尚の奇跡。。。」と思いをつづりました。
このブログが投稿されるとネット上でも話題になり
・「泣いてしまう。辛い内容だったけれどその後の出来事で少し救われた」
・「ブログ読んでめちゃくちゃ号泣しました、、、」
・「奇跡だよ。ブログ読んで涙出てきた。 写真みてまた泣けた。」
など、多くの人から感動の声が相次ぎました。
一番辛かったのは痛い、怖い治療を頑張ってきたあいりちゃん。しかし、大好きなピコ太郎に会えたことで、一瞬でもその辛さから開放され笑顔で過ごせたことは幸せだったでしょうね。きっと天国からピコ太郎のことをいつも応援してくれているはずです。
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