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ハウルの動く城続編?サイドストーリーがあった!幼いころのハウルとは?

三鷹の森美術館で上映されている、「星をかった日」というタイトルの短編アニメーション映画 裏設定としてハウルの幼いころの話であるとされている。
2018/07/26 UPDATE
 
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ハウルの動く城 サイドストーリー

三鷹の森ジブリ美術館は、
東京都三鷹市にある三鷹市立のアニメーション美術館。


そこでいくつかの短編映画が毎日上映されているが、
その中の一つ
『星をかった日』というタイトルの短編映画が
ハウルの動く城のサイドストーリーである、
ということはご存知でしたか?


とは言っても、裏設定としての話であり、
表向きは全く別の作品となっています。

原作は?

この『星をかった日』は、
イラストレーター井上直久さんが描いた漫画
「※イバラード物語」と「迷路の町で聞いた話」
画集「イバラード」
絵本「イバラードの旅」
をもとに、宮崎駿監督が作成しました。

※イバラードとは、井上直久さんが描き続けている空想(ある種現実)の世界のこと


以前より宮崎監督は「イバラード」の漫画や作品を
何度も読み返し、映画にできないかな?と考えていたそうです。


ある日二人でおやべりをしている時に
『星をかった日』という絵本を作る話を聞き、
これなら、イバラードの映画が作れる!と思い、
「ぜひ作ろう!!」と話が弾んだようですが、

井上直久さんの中では主人公は「女の子」
宮崎駿さんの中では主人公は「男の子」

というイメージをどちらも譲れず、
お互い忙しくなり、時間が過ぎてしまいました。

それから2年程の間
「星をかった日」が絵本になることはなく、
宮崎さん自身もときどき思い出すだけ・・・になってしまったそうです。

『ハウルの動く城』の作成が終わり、
宮崎監督のスタジオに「隙間」ができました。


────── 美術館の映画を作るチャンスだ!


なんと、宮崎駿監督は井上さんに内緒で
『星をかった日』の絵コンテを作ってしまいました。
それも、主人公は「男の子」で!
(自分の仕事は意地でも曲げたくないようですね)


その絵コンテを井上さんの元へ
鈴木プロデューサーに≪持って行ってもらった≫そうです。
(この時点でまだ井上さんは絵本を完成させていません)

一種のルール違反であることを宮崎監督も分かっていて
少しバツが悪かったのかもしれませんね。


しかし、その絵コンテを見た井上さんは喜んでくれたそうで、
こうして『星をかった日』が作られていきました。

裏設定

映画自体は、ハウルの動く城とは
関係のない内容となっていますが、

登場人物
主人公 ノナ = ハウル
綺麗な女性 ニーニャ = 荒地の魔女

という裏設定があります。

これは、2012年のニコ生での
鈴木敏夫さんと押井守さんの対談により明かされています。


井上さんもこれについては
宮崎駿さんから直接聞いていたそうですが
やはり引っかかる点があったそうで ↓

なんと、ここでも
宮崎駿監督は譲らずの精神を発揮したようです。


最後に



ナノ(ハウル)とニーニャ(荒地の魔女)が
この映画でどのような絡みがあるかは、
是非、三鷹の森美術館へ足を運んで観てください。


予備知識として

ナノの声優は人気俳優「神木隆之介」君
ニーニャの声優は「鈴木京香」さん

そして、本編には
モグラの<スコッペロ>:若山弦蔵さん
カエルの<メーキンソー>:大物俳優の・・・大泉洋さん!

が登場します。


意外な声優陣で、ファンにはたまらないですね!
是非、三鷹の森に足を運んで観てくださいね!

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