9月3日午後4時過ぎ、東京・中央区の交差点で小学6年生の男子児童が大型の工事車両にはねられ重傷を負う事故が発生しました。警視庁によると、過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、千葉県八街市の運転手・池竹一浩容疑者(40)とのことです。
しかしこの池竹容疑者、実は事故直後に駆けつけた警察官に対し虚偽の証言をしていたことが明らかになりました。
池竹容疑者は当時、中央区晴海の交差点で大型のコンクリート作業車を運転しており、学校から帰宅した後、習い事に向かう途中に横断歩道を歩いて渡っていた小学6年生の男子児童をはねました。男子児童は骨盤骨折などの重傷を負っているといいます。
しかし当初、池竹容疑者は警察官に対し「他の車がはねたのかもしれない」「交差点を左折した後に子供が倒れていた」などと説明し、自分が起こした事故だと言わず連絡先を渡しその場を離れていました。
嘘をついて罪を逃れをようとした池竹容疑者に対しネット上からは
・「他人のせいにして逃れようとしたのはだめでしょ」
・「なぜその場で救護しない? まともなドライバーなら逃げも隠れもしない。」
・「ひき逃げしといて自分を守る事ばかり言う大人。恥ずかしいですね」
など非難の声が多く寄せられました。
たとえ車で人をはねて気が動転したとしても、車に乗る以上、人をはねたら救護する義務があります。こんな言い訳で逃れられると思ったのでしょうか?
その後、警視庁が防犯カメラを解析したところ、池竹容疑者がはねた疑いが強まったとのことで逮捕。取り調べに対しては「左折した際に事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めているといいます。
ひき逃げは、被害の状況(死亡・重傷・軽傷)や、事件の経緯(飲酒・危険運転など)によって問われる罪も変わってきますが、今回の過失運転傷害の場合、7年以下の懲役・禁固、または100万円以下の罰金を支払う必要があります。
池竹容疑者にはきちんと罪を償ってもらい 、男子児童の1日も早い回復を願いたいですね。
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