三億円事件とは、東京都府中市で1968年12月10日に発生した窃盗事件です。
東芝府中工場で働く社員のボーナスである約3億円(2億9430万7500円)を積んだ日本信託銀行の現金輸送車が、府中刑務所横で偽装した白バイ警察官に止められました。
発炎筒を焚いた偽の白バイ警官は
「「ダイナマイトが仕掛けてある!早く逃げろ!」と叫び、
銀行員4人に対して車外へ避難するよう促すと、運転席に乗り込み3億円を積んだ車ごと走り去流という事件です。
なんとわずか3分間の犯行だったそうです。
この事件は1975年12月10日に公訴時効が成立し、昭和を代表する未解決事件です。
現在の貨幣価値で計算すると、なんと約10億円以上の価値になるそうです!
この世紀の未解決事件によって、現在の日本では「当たり前になっているモノ」ができたのをご存知でしょうか?
早速みていきましょう!
出典: www.jiji.com
当時犯人の顔が分からない時に、眉毛や目、鼻などのパーツを組み合わせて作る「モンタージュ写真」が捜査に使用されていました。
しかしこのモンタージュ写真は、実は「似ても似つかないモノになったんじゃないか?」「先入観があるんじゃないか?」という疑問が生まれ、捜査を混乱させたといわれる結果となりました。
この事がきっかけで、現在では写真を合成するのではなく、手書きの「似顔絵捜査」が主流になったと言われています。
出典: cd.zeroin.co.jp
当時のお給料は給料袋での「現金手渡し」が主流だったことをご存知ですか?
つまり銀行から現金を下ろして各会社に配っていたことになります。このせいで、三億円事件のような出来事が起こってしまいました。。。
三億円事件をきっかけに、現在では当たり前になっている「銀行振り込み」に変わっていきました。
銀行振り込みになったことで銀行にお金が集まり、企業への貸し出しが増加し、日本経済の高度成長を支えることに繋がっていきました。
現金手渡しから銀行振り込みに多くの企業が変更したことによって、ある問題が起こりました。
それは、銀行窓口に人があふれてしまう事でした。
当時はお金をおろすには、引き出しの書類を書いて、番号札渡され呼ばれるまで待つしかありませんでした。
この問題を解決するために「ATM」が開発される事になったんです!
開発したのは食券の自動販売機を作っていた立石電機、現在のオムロンという会社だそうです。
当初は 1万円単位でしか引き出せなかったようですが、数年後に金額が選べるように改良されたんだとか。
ATMの導入、一般化された事によって窓口業務が無人化しました。
これによって「防犯カメラ」が普及するきっかけの一つになったと言われています。
最近では街のいたる所に設置されていますよね?
最新の防犯カメラは、目の挙動や唇の動きや表情で精神状態を見抜き、犯罪が起きる前に不審者を見つけられるものまで登場しています!
近い将来、犯罪を犯す前に捕まる事にならなければいいですが。。なんにせよ防犯カメラが普及した事によって、現在の日本の安全性は格段に上がったんではないでしょうか!
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