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野球において、試合を始める前の一種のセレモニーとして行われるのが始球式。
現役の選手ではなく、アイドルやタレントなどの芸能人、別のスポーツのアスリート、政治家、その他有名人などによって投げられることが一般的になってきており、打者は投げられた球を空振りするのが慣例となっています。
このように、素人が投げ、プロの打者が空振りをするというのが一般的な始球式ですが、近年は打者が敢えて打ちに行ったり、来賓が投手ではなく捕手や打者の役を担ったりするというタイプの式も出てきています。
それだけではなく、「投げない始球式」などというものも……！？
始球式といえば、普通はボールを投げるもの。
しかし、タレントでありコメディアンとして活動する柳沢慎吾さんの始球式は一味違います。
マウンドに立ち、投げる……と見せかけて、投げない。
なかなか投げようとしません。
いったいこれはどうしたことなのでしょうか。
実はこれ、柳沢さんの十八番コント、「ひとり甲子園」なのですね。
柳沢さんは大の高校野球ファン。
高校野球大会の時期には仕事を入れないでおき、試合観戦に集中するといわれるほどです。
柳沢さんは２０１４年、１５年、１６年と始球式を務め、また２年ぶりの２０１８年３月３１日、横浜DeNAベイスターズの試合において登場しました。
出典: clover48.com
年々時間が伸びてゆくコント「ひとり甲子園」ですが、今回はなんと１０分オーバー！
ひとりで７役も務めるという熱のこもった演技を見せてくれます。
以下の動画をご覧ください。
柳沢慎吾さんのなかなか「投げない始球式」。
また来年の始球式にも期待が高まりますね！
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