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朝、これから学校や職場へ赴こうとする前に大切なのが、食事です。
朝食をしっかり取るかどうかでエネルギーの充填具合が変わりますし、体調や気力、頭の働き具合など、全てにおいて違いが出てくるといわれています。
健康や美容、ダイエットなどの見地からは、朝になるべく脂っこいものやくどいものを取るのは控え、ビタミンやタンパク質をバランスよく摂取するのが大切とされています。
ところが、最近の研究では、朝食としてある意外なものを取るのが健康に良いということが判明しました。
それはなんと…チョコレートケーキ！？
まず、チョコレートが良いという実験結果を紹介したのは、アメリカのニューヨーク州にあるシラキュース大学。
２３〜９８歳までの被験者、総勢９６８名を対象として行った実験で、定期的にチョコレートを摂取した者は、記憶力や集中力などが増していたとされます。
カカオにはポリフェノールの一種であるフラボノイド、そしてメチルキサンチンが含有され、これがこの効果を生ぜしめているのではないか、と同大学の研究者は指摘しています。
次に、朝食にチョコレートケーキなどを食べることで、逆にダイエットができるという驚きの研究結果を示したのが、イスラエルにあるテルアビブ大学。
これは被験者１９３名を...
A【高カロリーの朝食とチョコレートケーキなどを摂取するグループ】
B【低カロリーの朝食のみを摂るグループ】
に分別。
グループAとBの体重の変化を比べました。
すると、３２週間の後には、グループAのほうがグループBに比べて、より多く体重が減ったというのです。
同大学のダニエラ・ジャクボビッチ博士によると、朝には脳がエネルギーを多く必要としているため、チョコケーキのカロリーが脂肪とならないのだとか。
反面、食べたという満足感は得られるので、物足りなさによる間食は控えられるのですね。
ポイントは、砂糖や脂質の少ないダークチョコレートを用いたケーキを食べること。
ミルクチョコレートなどを用いたケーキは避けるようにしましょう。
朝からチョコケーキを食べて、満足できるダイエットをしてはいかが？
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