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軽い風邪は患者の自己負担上乗せ…かぜの診察料は値上げ確定か?

【驚愕】風邪程度で病院に行くとヤバイ事に!そのワケは・・・・
2018/04/15 UPDATE
 
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軽い風邪は患者の自己負担上乗せ…かぜの診察料は値上げ確定?

先進国で最悪の水準の日本の財政を立て直すため
財務省は、医療費や介護費の膨張を抑える制度の
見直し案をまとめました。軽いかぜなどで
診察を受ける場合は
患者の自己負担を上乗せするよう提案しています。

見直し案は、11日開かれた
財務省の審議会で示されました。

このうち医療の分野では、患者が病院などの
窓口で支払う自己負担について
軽いかぜなど少額の外来受診の場合は
負担を上乗せするよう提案しました。

また医療機関に支払われる「診療報酬」は
今は全国一律の水準になっていますが
地域によって医療費の伸びにばらつきがあり
住民が支払う保険料の負担にも格差が出ていることから
自治体の判断で引き下げることができるように
するべきだと提案しました。

介護の分野では、掃除や調理などの身の回りの
世話をする生活援助のサービスについて
ホームヘルパーの代わりに地域の住民や
ボランティアを活用できるようにして
費用を抑えることを提案しています。

審議会は、これらの案を基に提言をまとめ
ことし6月までにまとまる国の新しい
財政健全化の計画に反映させたいとしています。

かぜの診察料は値上げ?

医療費を抑えるために
財務省は、かぜなど比較的軽い症状で
診察を受ける場合は、窓口で支払う
自己負担を引き上げるよう提案しています。

患者が医療機関の窓口で支払う自己負担。
現在は69歳までの人は3割
75歳以上の人は1割を負担するのが原則です。
70歳から74歳までの人は
1割から2割へ負担の段階的な
引き上げが進んでいます。

財務省は、日本は、ほかの国に比べて
かぜなど比較的軽い症状で診察を受ける頻度が高く
それが医療費の増加につながっていると指摘しています。
このため軽い症状で外来受診する場合は
一定額を上乗せして自己負担を
引き上げるべきだと提案しています。

また患者の健康状態を把握している
「かかりつけ医」を受診すれば、
余分な検査代や薬代が減るとして、
「かかりつけ医」以外の医療機関を受診する場合は
さらに上乗せを額を引き上げることも提案しています。

地域別診療報酬の設定を後押し

財務省は、医療機関に支払われる
「診療報酬」について、自治体の判断で
引き下げることができるように
するべきだと提案しました。

医療機関に支払われる「診療報酬」の水準は
今は全国一律ですが、地域によって医療費の
伸びにばらつきがあり、自治体の財政負担や
住民が支払う保険料の負担にも差が出ています。

このため財務省は、都道府県が独自の判断で
診療報酬の水準を決め、医療費の伸びが高い場合は
報酬を引き下げたり、薬局の数が必要以上に
増えた場合は薬の調剤の技術料を引き下げたりして、
医療費の総額を抑えるべきだと提案しています。

介護保険 生活援助を低コストで

介護保険の分野では、調理や掃除などの
身の回りの世話をする
「生活援助サービス」の見直しを提案しました。

今の制度では介護を受ける人が、生活援助サービスを
利用する場合でも、介護士の数など国の基準を
満たした事業者のホームヘルパーなどを
利用しなければなりません。

財務省は、介護費の膨張を抑えるためには、
自治体の判断で地域の住民やボランティアを
活用して安い費用でサービスを提供で
きるようにするべきだと提案しています。
ただ財務省は、サービスの質の低下に
つながらないように仕組み作りも必要だとしています。

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