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メディアが報道したトランプ氏の安部政権批判!?しかしそれは翻訳ミスだったことが判明!!

2018/03/29 UPDATE
 
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重大な翻訳ミス

昨年日本を訪問したトランプ大統領。

日米強化を更なるものにしたのは確かですが、日本とアメリカには深刻な貿易摩擦があることはみなさん知っておられるのでしょうか?

この貿易摩擦に関して、トランプ氏が安部政権を痛烈に批判したと日本のメディアが連日報道していました。

しかし、それにはある重大な翻訳ミスがあるのです。

トランプ氏が日本を批判したと考えられた理由

日米間では以前から貿易摩擦がありました。

簡単に言うと、日米間の物資のやりとりの中で、日本かかなり儲けを出し、アメリカは大損をしていました。

トランプ氏は元はビジネスマン。

この状況は以前から快く思っていなかったのです。

それは度々演説でも日本との貿易摩擦を問題視していました。

そしてある演説でトランプ氏が発言した内容を日本のメディアはこう報道したのです。

「安部総理はこの状況をほくそ笑っていた」

などと紹介し、トランプ氏が日本を痛烈に批判したと報道したのです。

しかし、これには大きな誤解がありました。

(ここで改ページします)

翻訳ミス

トランプ氏の演説はもちろん英語なので、日本で報道するには英語を翻訳しなければなりません。

そこで日本のメディアはトランプ氏の一言を「安部総理がほくそ笑っている」と訳しました。

しかしこれが大きな間違い。

実はトランプ氏はそんなことはいっていなかったのです。

ちなみにニューヨークタイムズにその時のトランプ氏の演説の書き起こしが英文で記載されています。

さて、英文を読むのに自信がある方は一度翻訳してみてはいかがでしょうか?

何か他の事実が浮かんでくるかも知れませんよ。

安部政権批判、実はそうでもなかった

ここであるネットユーザーがこう翻訳しました。

「私は日本の安倍総理をはじめ他の人とも話すつもりだ。安倍総理は私の友人で凄いやつだよ。(話し合いの場で)安倍総理らの顔には笑みが浮かんでいるだろう。その笑みは『こんなに長くアメリカを利用できたなんて信じられない』という意味だ。だからそういう日は終わりだ」

注目してもらいたいのは、安部総理自信が笑っていたのではなく、それはあくまでトランプ氏の想像でのこと。

実際には安部総理がほくそ笑っていた事実はどこにも無いのです。

また、文脈からも分かるように、「great guy, friend of mine」と安部総理を呼んでいること。

仲が悪い相手にズバズバ言うトランプ氏の性格からすると、嫌いなのにこう表現するのは考えられないことから、そんなに安部総理を批判してはいないのです。

翻訳の仕方でここまで印象が変わるものなんですね。

海外からのニュース、実はそれは真実では無いかもしれませんね。

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