何も生まれない…
誰もが加害者にもなり、被害者にもなり得るのが戦争。
何度もその過ちを繰り返し、あらゆる国家が今もなお苦しんでいます。
しかしその本質に目を背け、ただ被害者だけを装い続ける隣国の矛盾が、ついに露呈しました。
慰安婦問題の日韓合意を「国民の大多数が受け入れられない」と蒸し返す韓国の文在寅・大統領。
その文氏を巨大な”ブーメラン”が襲いました。
何も生まれない…
誰もが加害者にもなり、被害者にもなり得るのが戦争。
何度もその過ちを繰り返し、あらゆる国家が今もなお苦しんでいます。
しかしその本質に目を背け、ただ被害者だけを装い続ける隣国の矛盾が、ついに露呈しました。
慰安婦問題の日韓合意を「国民の大多数が受け入れられない」と蒸し返す韓国の文在寅・大統領。
その文氏を巨大な”ブーメラン”が襲いました。
この度2017年9月12日、イギリスの市民活動家ピーター・キャロル氏の呼びかけで、ロンドンで民間団体「ライダイハンのための正義」が設立されました。
「ライダイハン」とは…「ライ」はベトナム語で「混血」、「ダイハン」は「韓国」を意味します。
ベトナム戦争当時、韓国はアメリカを支援して延べ34万人の兵士を送り込み、彼らは現地で多くの強姦事件や民間人虐殺を繰り広げました。
ライダイハンとは、韓国兵による強姦などによって生まれた子供たちのことであり、ベトナム戦争終結後、ほとんどが置き去りにされたといいます。
ちなみにその数は、推計で数千~3万人ともいわれています。
このことについて韓国政府は、この問題に関する公式の謝罪や賠償はこれまで一切行なっておらず、それどころか、これに触れること自体、韓国ではタブーとされてきたのです。
それが今、支援団体の設立によって国際社会に晒されようとしています。
『混血の子供たちはライダイハンとして知られ、今日でも日陰の生活を送っている。われわれは、このような形で食い物にされたすべてのベトナム人女性のため、ライダイハンの子供たちのため、そして、彼らが当然受けるべき存在の認知と尊重のために戦う』
公式サイトには、設立趣旨としてこのように書かれています。
当の韓国政府はこのことに対し、今もなお決して韓国兵が行なった行為を認めず、調査すらしないという。
もちろんこの「ライダイハンのための正義」が設立されたことに対しても、韓国での報道は一切なし。
彼らにとってベトナム戦争での韓国軍はあくまで「被害を受けながら立派に戦った国家の英雄」でなければならず、蛮行の歴史などあってはならないのです。
だからこそ、ライダイハンの問題には徹底した言論弾圧を行なう。
そのことにより韓国メディアは、韓国軍によるベトナム民間人虐殺をタブーとして扱い、ほとんど報じてこなかったのです。
しかし、今回の市民団体の設立は、その状況を変える可能性があり韓国はこれまで、加害者としての側面を隠しながら被害者の側面だけを強調するという危ない橋を渡ってきたわけですが、国際社会に見つかったことによって、ついに足を踏み外しかけているという状況。
しかも韓国はこれまで、日韓の慰安婦問題を国連などに訴え、国際社会を巻き込もうとしていて、いまも韓国政府は中国と連携して、慰安婦関連の資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録しようと働きかけ、各地に慰安婦像を建立しています。
しかし、韓国が訴えようとした国際社会は今、韓国のライダイハンに目を向け始め、これに対処しなければ、慰安婦を国際問題化してきたこれまでの姿勢と矛盾することになります。
さらにイギリスの市民団体では、被害女性とその子供たちをモデルにした「ライダイハン像」を制作し、在ベトナム韓国大使館前などに設置することを検討しているといいます。
さて、韓国政府はどう対応し、韓国メディアはどう報じるのでしょうか。
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