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【危険】車いすの男性、同情を誘って油断させる→善意に付け込んだ詐欺に注意!!

2018/02/18 UPDATE
 
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一日一善

「一日一善」という言葉があることからもわかるように、善い行いは間違ったことではありません。

むしろ、困ったひとに手を差し伸べることは、素晴らしいことではないでしょうか。

ですが、最近はそれを逆手に取って利用する犯罪も増えているようです。

被害に遭った女性は、「車いすに乗った男性」から声をかけられたそうです。

このとき、女性は「困っていることがあるのではないか」と感じたそうです。

しかし、それが相手の狙いであったことには気づくことができませんでした。

車いすの男性は、女性の善意につけこんでいたのです。

この後、車いすの男性が取った行動はどのようなものだったのでしょうか。

善意のつもりが・・・

トラブルがあったのは、新宿駅の周辺でのこと。

車いすに乗った中年の男性から声をかけられたのです。

話を聞くと、八王子駅に忘れ物をしてしまったとのこと。

ICカードの中に450円しか入っていないため、お金を貸してほしいというのです。

緊急の場合、交番に行けば、お金を借りることができます。

しかし、女性はそのことを知らなかったため、困ってる男性に対して、お金を貸してあげることにしました。

すると、男性の要求は交通費だけでは収まらず、食事代やネカフェ代を含めて5000円も請求されたのです。

おかしいなと思う気持ちはあったものの、男性の態度や口調からもうしわけないという気持ちを感じたため、それを了承してしまったのです。

(ここで改ページします)

密室での恐怖

電車に乗るために車いすを押してあげていると、途中で百貨店に行ってほしいと頼まれ、向かった先は信じらえない場所でした。

トイレの介助を頼まれたものの、異性ということもあり、不安になります。

周りには誰もいないことや、間に合わなかったらという焦り、男性からの急かされる状況の中で、トイレに入ってしまったのです。

男性は、抱きついてきて立ち上がる以上のことはしてきませんでしたが、女性はとても不快に感じたのです。

知らない人に抱きつかれているのですから、当然ですよね。

男性から逃れたいと感じた女性は、「バスの時間が迫っている」と言って、当初の目的地だった改札前まで向かいました。

早く立ち去りたい一心で、お金を貸してしまったのだそうです。

警察で告げられたこと

車いすの男性に対して、おかしいという気持ちが拭えなかった女性は、警察に相談しました。

そこで、告げられたのは「詐欺」だという言葉でした。

「トイレへ一緒に入ることや、お金を渡すのはとても危険な行為です。それは、行き過ぎた善意ですよ。おかしいと思った時点で、110番をしてください。『こんなに小さなことで…』なんて、考えなくても大丈夫です。それは警察が判断しますから」

今回のケースでは、最初にお金を貸してほしいと言われた時点で通報しても問題はなかったそうです。

また、新宿駅の周辺では、似たような被害に遭っているひとが多くいるそうで、車いすの男性は常習犯ではないかとみられます。

親切にすることは大変素晴らしいことですが、時としてそれを利用するひとがいます。

自分が手助けしてもいいことなのか否か、知ることも必要ですよね。

「断ってはいけないのではないか」と考える前に、おかしいと思うことがあったときには、警察へ通報することも大切ではないでしょうか。

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