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学校でも会社でも、はたから見るとどうでもいいようなことで陰口を叩いたり、マウントを取ろうとしたりする人はいるものです。
成績や年齢、体格などで偉ぶるのならまだしも、「どうしてそんなことで？」と思うようなポイントを執拗に言い立てる人もいます。
今回ご紹介するのは、とある会社でのエピソード。
ある男性の同僚と、新卒とのやり取りに関する、なんとも残念な理解に苦しむ体験談です。
その同僚は、なんと新卒社員の持参した「手作り弁当」を攻撃のネタにしたというのですが、思わぬ反撃を受けることに…。
派手さには欠けるものの、手作り感のある栄養バランスのよさそうな弁当。
新卒社員がそのような弁当を持ってくることを、陰でバカにしていた同僚がいたといいます。
彼曰く、いい年して親に弁当を作ってもらっているなんて、マザコンだ。高学歴はこれだからダメなんだ、と。
仕事上の実績で既に負けているためか、上司の見えないところで、同僚はそのように新卒社員を罵っていたのです。
鬱憤が溜まっていたのか、その同僚はついに新卒社員本人へと言います。
「手作り弁当だなんて、いつまでママに頼るんですか〜（笑）」
すると、新卒社員がきょとんとした顔で一言。
「あれ？ 言っていませんでしたっけ。これ、愛妻弁当です」
そう、その新卒社員は既婚者。
妻に弁当を作ってもらっていたのでした。
思わぬ反撃に、独身の同僚は発狂。
弁当をわしづかみにして、床に叩きつけたのです。
「デキ婚か！」「会社を何だと思っている！」
などと怒鳴る同僚に、新卒社員は、
「いいえ、違います」「面接時に（既婚者だということは）話しています」
など、冷静に対処。
結局、たまたま居合わせた本部長が、その同僚の態度に激怒し、自宅謹慎を命じることとなったのでした……。
別に仕事仲間が手作り弁当を持ってきたところで、悪く思うようなことなどありませんよね。
よくわからない理由でマウントを取ろうとした挙げ句、反撃にあってしまうとは、情けないことです。
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