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幼馴染の元カノが未亡人に...亡くなった旦那のPCからデータを取り出したいと言われたので、渋々OKすると・・・

2018/07/17 UPDATE
 
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はじめに

偕老同穴(かいろうどうけつ)ということわざをごぞんじでしょうか。

「偕老」は、共に老いることです。

「同穴」は、死んで同じ墓に葬られることで、夫婦が年老いるまで仲よく連れ添うこと、夫婦仲がよいことをいいます。

最近では、3組に1組が離婚しているそうで、偕老同穴なんてかなり稀なケースなのかもしれません。

今回は、すれ違い、あるいは、とんでもない隠し事をされていた夫婦の3つの話しです。

俺と小・中・高と一緒で幼馴染だった元カノ

人生って何があるかわからないという話です。

私は未だに独身なんですが、それは元カノを引きずってのことでした。

その元カノってのが幼馴染でそんな幼馴染からある日突然連絡が来ることになります。

「夫のパソコンからデータを取り出してほしい」と頼まれました。

「元カレにそんなこと頼むなよwお前のことまだ好きなのにw」とか思いつつも承諾しました。

そんなこと頼んでくるのには、ちゃんと理由があるのもわかってました。

でも、まさか私がパソコンをいじったことによって露わになってしまいました。

私と幼馴染だった元カノは、保育園→小→中→高と一緒でした。付き合ってたのは高校生のときです。

大学が別々になって、私は嫌だったんだけど泣く泣く別れることになります。

数年後、元カノは俺の知らない間に、他の男と結婚してました。

それを母親伝いに聞いたときはショックだったことを覚えています。

別れてからずっと会ってなかったんですが、ひょんな事から数年ぶりに会うことになりました。

幼馴染の旦那は酔っ払い運転に牽かれて亡くしまったそうです。

「旦那さんが急に亡くなってしまって大変だから、助けてあげてほしい」

母親からのお願いがありました。

頼み事はというと「旦那さんのPCから、あるデータを取り出したい」ということで、旦那のパソコンの中に保存されているはずの家族の写真やら動画やらを取り出して欲しいとのことでした。

一応幼馴染だったから、親伝いに俺がエンジニアだという事が伝わって、連絡がきたというわけです。

結婚生活は、2年半、子供は産まれて9ヶ月での事だそうです。

旦那さんってのは、神経質で細かく几帳面(奥さん談)な村役場の職員だそうです。

市町村合併を3ヶ月後に控え、一番あれこれ忙しい時期だったので村役場の書類を自宅に持ち帰って居たり、自分の家のPCに書類を保存していたりと後始末が大変だったそうです。

幼なじみは大層落ち込んでいましたが、初七日・四十九日の法要も終わり、一息ついたころで私に連絡してきたのでした。

不謹慎だがちょっとだけ期待しちゃいました。

そして、このあととんでもないことに巻き込まれてしまいました。

「旦那さんが亡くなってショックなのはわかるけど、こんなこと、幼馴染とはいえ元カレの俺に頼むんじゃねーよ」と心の中で思いながら、旦那のPCから取り出したデータには、幼馴染のあられもない姿が映った動画像が次々と出てきました。

「袋被ってんのはいったい誰よ!?なぜに制服?」

理性は冷静さを保ちたいと思ってたけど、10代の頃、幼馴染と交わった記憶が鮮明に蘇ってくると、理性とは裏腹に俺のム〇コは強度を増してきました。

(ここで改ページします)

話を聞いてみたらなんてことはない

私が現在は失業中のIT土方(当時)ということをお袋から聞いて頼んできたらしく、「まぁ仕方ないか」とボランティアで引き受けました。

知らない仲じゃないし、久々に会った幼馴染はなんていうかすっかり「人妻」になっていました。

「まぁ、要は脈はどう考えてもなさそう」ってことが分かったので、さっさと仕事を終わらせようとパソコンを立ち上げました。

モノは普通の富士通PC・OSはXPでした。

Cドライブの何処探しても出てくるのは仕事関連の書類ばかりでした。

マイピクチャフォルダに多少のグラビア写真があったりしたものの、きちんと目的別・使用別に分かれたフォルダの中には仕事の書類しか見つかりませんでした。

こういってはなんですが、素人が隠せるレベルのところは探しました。

「というか、家族の写真を隠す必要なんてないんじゃないか…?」

「うーん?なんも無いぞ。」

と言っても

「そんなはずは無いよ~! 出産の日から何かのイベントごとにカメラとビデオ回してきたのにそんなはずは無いよ!」

の一点張りでした。

しまいには、「ホントに探してくれた?やきもち焼いてない?」とか的外れなことを言い出し始めました。

ふと、見回すとタンスの上に外付けHDDの空き箱を見つけました。

「って事は、どこかに中身が有る筈なんだが・・・」と、念のためPCの裏側を見てみると背面のUSBポートからケーブルが2本、机の一番下の引き出しの中に伸びているのを発見したのです。

引き出し開けるとファイルボックスに上手く隠された2台のHDDと電源タップが、あったのでした。

嫌な予感がしたんですが、後ろで幼馴染が見ている都合、止める訳にもいかず、電源入れてマイコンピュータから中を覗いてみました。

すると、

【夫が隠しているモノを妻が覗いても、其処に幸せは皆無です。】

今は亡きと言っては、正確ではないけれど、島田紳助さんの言葉です。

「いやまぁね、村役場職員といえど公務員だし几帳面なのは良いのだけれど浮気の証拠と動画は、もっと上手く隠そうよ。」

外付けHDDの中には、確かに子供と幼馴染の写真と動画はありました。

他に3人の女の動画も共に見つけてしまったのです。

挙げ句几帳面にも、ワード&エクセルで書かれた浮気女の住所、氏名、年齢、電話番号、いつどうやって知り合い何処で行為して、どんな体位やプレイが好きかも書かれていました。

その他、コスプレ写真、縛っておもちゃの写真、咥えてる写真、野外での写真も出てきました。

「あほかwwww、こんなん元カノの幼馴染と一緒に見せられる俺の身にもなれよw」などと思いながら、共に、1枚1枚幼なじみは確認していきました。

終わったときは、般若と言うか修羅というか、ものすごい表情に変わってました。

昔、保育園の年長組の頃、帰りにスカート捲ったら、ドロップキックで田植えが終わったばかりの田んぼに蹴り落とされて、上からフライングニードロップ喰らって死にかけた時より怖かったのです。

その後はもう、笑い事じゃなくなってしまいました。

修羅と化した幼馴染

幼馴染は、浮気相手の女全員呼び出すは、それまでも多少仲の悪かった旦那実家と大げんかするはで大変でした。

さらには、旦那書斎押し入れの天井裏からダッフルバッグに入った大人のおもちゃ一式が見つかり、縄その他・コスプレ衣装が発掘され、なぜかそれの処理を私は、頼まれてしまったのです。

相手の女からは、弁護士に頼んで慰謝料取るだの取らないだの言い始めました。

結論言えば、結婚前からの記録があった村役場出入りの弁当屋の人妻からは慰謝料取ったそうです。

他の2名、村役場臨時職員、合併先市役所の近所にあるコンビニの店員(当時まだ18歳)からは取らなかったらしいです。

男性諸君は、くれぐれも気を付けましょうということです。

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