13日に放送された『世界の果までイッテQ!』に、珍獣ハンターのイモトアヤコさんは今回初上陸した、ウズベキスタン共和国を紹介。
日本ではあまりメジャーではないこの国ですが、その過去は日本と大変密接した関係だったようです。
そして、そのことを語るには必要不可欠の、ウズベキスタンの「桜」にまつわる誇らしくも悲しい歴史について紹介され、大反響を呼んでいます。
13日に放送された『世界の果までイッテQ!』に、珍獣ハンターのイモトアヤコさんは今回初上陸した、ウズベキスタン共和国を紹介。
日本ではあまりメジャーではないこの国ですが、その過去は日本と大変密接した関係だったようです。
そして、そのことを語るには必要不可欠の、ウズベキスタンの「桜」にまつわる誇らしくも悲しい歴史について紹介され、大反響を呼んでいます。
ウズベキスタンにも日本と同じく、春になると桜が咲き誇り、風物詩とされています。
しかし、そんな「桜」にはウズベキスタンと日本の悲しい歴史がありました。
それは第二次世界大戦の終戦後、ウズベキスタンに連行された日本人捕虜のうち500名に、中央アジアでもっとも格式が高いとされる、ナヴォイオペラ劇場の建設が命じられました。
日本人捕虜の彼等は、当時の日本ではオペラ劇場という場所を知らない人がほとんどの中、手作業で細かな装飾や彫刻、壮麗な内装まで一切手を抜かずに、わずか2年で完成させました。
そしてそのナヴォイオペラ劇場は、1966年に発生したタシケント大地震にも耐え、一面瓦礫の山と化した現地で避難所などとして活用され、多くの人々の命を救うことになったのです。
これぞ日本人が建築したことにより、丁寧でしっかりとした建築物だったからこそ、大地震にも耐えたのでしょう。
しかし日本人捕虜の彼らは、祖国に帰ることなくこの地で生涯を終えた者もいます。
そんな彼らに「せめて祖国である日本の桜を見せてあげたい」とウズベキスタンの人たちは思い、日本人墓地や街に1,000本以上のソメイヨシノが植えられたそうです。
このナヴォイオペラ劇場と桜にまつわる歴史について、日本では全く知らなかった方が多くいたようで、視聴者からはこのことについて反響が相次いでいました。
この悲しい歴史を知り、涙を流してしまったという視聴者が続出していました。
また、その桜を見にウズベキスタンへ行きたい、といった声もあがっていました。
今回のウズベキスタンの企画は、国家観光発展委員会議長のアジズ・アブドゥハキーモフ氏からのオファーを受けて実現したそうで、イモトさんはいつになく手厚い歓迎を受けていた様子。
そのため、イモトさんが国立サーカスへ入団し、本番のステージでパフォーマンスをする企画で、2日間の練習時間が確保されていたものの、最終的にイモトさんに与えられた時間はわずか6時間になってしまったという。
そんな中迎えた本番。
一切補助のないソロパートを含めた1ステージを演じきり、男性団員とのコンビネーションの大技も見事に完成させたイモトさん。
彼女の演技にも喝采が送られました。
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