写真や映像にはトラブルがつきものです。
蜃気楼やオーロラと一緒です。
ある日のテレビで歌丸師匠の頭上にリングが映り込み誰もがびっくりしたでしょう。
誰もが予想外の姿にドタバタ喜劇。
映り込みは面白い!!
2,3年前のお正月の番組で、司会者の歌丸師匠と円楽師匠との掛け合いは落語好きの方々にはたまらないですね。
二人の師匠の掛け合いは歌丸師匠の三途の川を渡る話が多いです。
やはり身近な生活状況につながる話題ですから視聴者も身につまされる言葉なのでついついつられます。
落語家の柳家金語楼師匠、柳亭痴楽師匠、三遊亭円楽師匠(亡くなった方ばかり)など皆さんブラックユーモアも得意で大衆に愛され続けた方ばかりです。
その中でも桂歌丸師匠は50年も大喜利を務めた生きた化石です。
自分は見えないのに周りから見れば、自分が天使になっているなんて。
私は仏教徒なので天使なんておかしいよと本人は知らないからそんなこと言わないと思いますが個人の考えを想像すると面白いね。
白いワイシャツに白い羽はどう見ても天使ですよね。
「おっととと」お兄さん動かないでよ!
羽が肩から生えて吉います。
もうしばらく辛抱してね。
映り込みは撮影者や非撮影者に関係なく、現像後の写真で気づくことでハプニング性抜群です。
こんなところに子供が入るはずはない、でもいるはずはないところに子供の顔がある。
鏡やガラスの屈折で思ってもみなかった写真に出来上がります。
そこが写真家の心を揺さぶるところでしょう。
被り物や子供対象のヒーローは子供たちから見ると本来疲れないと決まっています。
しかし中にいる人間は生身の人間であり日中は蒸し風呂の如く厚くなります。
お茶を飲んだり食事をしたりは子供たちの前ではできません。
誰かのスナップに昼寝をしているヒーローなんて移ると囲碁の営業に差し支えます。
この写真は営業妨害ですよ。
映り込みは記念写真でも出ることありますが、可能性の多いのはスナップ写真です。
種の被写体も従の被写体も気が付かないから起こることです。
待ち構えるsh進化でも映り込みを計算している人はいないでしょう。
偶然が奇跡を呼ぶことになります。
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