広島市のあるパン屋さんが、パンの作り方を大幅に変更しました。
従来の作り方では売れ残った多くのパンを捨てていましたが、あるヒントがきっかけでパンを捨てないパン屋さんになりました。
企業経営者にも、製造工程合理化のヒントになる話題です。
広島市内にある、窯焼きパンのお店 『ブーランジェリー・ドリアン』は、店主の 田村陽至(たむら・ようじ)さんが、妻と二人でお店を運営しています。
4種類のパンしか販売していないのに、いつもお客さんが絶えず賑わっています。
『ドリアン』のパンは、粉と塩と水しか使っていないため日持ちがよく、粉も国産の有機栽培小麦を使用しているので、その小麦本来の香ばしい風味が評価されて、作った分は毎日売れてしまいます。
もし売れ残っても、いつもパンを仕入れに来るレストランや特定のお客さんが喜んで買ってくれるので、ここ3年ほど、廃棄処分したパンは1個もありません。
コメント