人類が生み出した最悪の拷問方法
「スカフィズム」。
スカフィズムとは古代ペルシャで
行われていた拷問方法の一種。
拷問に小舟が使用されることから、
別名「the boats」とも呼ばれています。
この拷問の対象者は
衣服を剥ぎ取られた後にボートに寝かされ、
頭と手足のみが外へ出るように
形成したフタを被せられると
身動きが出来ないよう固定されます。
その後、下痢をするまでハチミツと
ミルクを強制的に食べさせられ、
体が露出している部分にハチミツを
塗りたくられると、その状態で
汚い池に浮かべられるか、
強い日差しの下に晒され続けます。
出典: ares-news.com
そうして放置された対象者は
たちまちに自分の排泄物に溺れることとなり、
ハチミツや汚物の匂いに誘われた
昆虫に身体が覆われ始めます。
昆虫は船に無数の卵を産み付け、
孵化した幼虫は対象者をエサに成長し、
腐敗した身体には蛆が湧くようになり、
ボートに侵入したネズミなどが
身体を直接食い破ります。
強制的にハチミツとミルクを与え続けられるため、
脱水症状や飢餓で死ぬことは許されません。
そのあまりの精神的苦痛から、
数日で意識障害を引き起こしてしまうそう。
最終的には長くても
2週間程度で敗血症による死が訪れます。
スカフィズムの手順についての記述があります。
一艘のボートの上にもう一艘のボートをかぶせ、
犠牲者の頭と手足だけが
外に出るように穴をあけておく。
その中に犠牲者を仰向けに寝かせて、
ボート同士をしっかりと括りつける。
ミルクとハチミツを無理やり犠牲者の
口に流し込み、さらに外に出ている
顔や足、腕に塗りたくる。
そして、炎天下の中、あるいは
汚い池に浮かべて放置する。
ミルクとハチミツを与えて
塗りたくる行為を毎日続けると、
甘いにおいに惹かれてハエやスズメバチや
ミツバチなどがやってきて、
顔や腕などむき出しになっている部分を覆い尽くす。
犠牲者は刺されて、苦しみにあえぐ。
さらに、大量のミルクやハチミツ
で腹をくだしているため、
水状の排泄物を垂れ流し、
そこにも虫がうじゃうじゃ群がる。
犠牲者はボートの中で身動きできないまま、
自分の汚物の中で体の肉が腐ってこそげ、
虫の大群に食い尽くされていき、
じわじわと緩慢な恐ろしい死を迎える
さらに。。。
処刑人によって予想以上に死は引き伸ばされ、
簡単には死ぬことができません。
有名なペルシャの兵士ミトリダテスは
この方法で処刑されました。
伝説によると死ぬまでに
17日かかったといいます。
犠牲者が死ぬと、木の拷問室が開けられ、
遺体が取り出される。
そのにおいたるや想像を絶するものです。
下痢の汚物づけになり、
沼の中で虫に半分食われて
腐った遺体のにおいなど想像もつきません。
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