出典: gendai.ismcdn.jp
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12月14日、22歳のベサニー・スティーヴンスさんが愛犬のピットブル2頭と散歩をしていた。
自宅近くの雑木林を歩いていると、何の前触れもなく突然犬たちが彼女を襲撃。
現場の当事者や助けなども得られないまま、体を食われるという非常に残酷なものだった。
どうやらピットブルたちは闘犬用として飼育されていた可能性があるらしい。
ベサニーさんは初めに喉、顔を噛みつかれて、そこで地面に倒れて意識を失い、
その後犬に体を食い荒らされたのではないかという話だ。
57kgという大型で、興奮も収まらなかったため捕獲には数時間かかったとのこと。
こちらの2頭は安楽死となる予定だが未だに原因は解明されていない
参照元:http://japan.techinsight.jp/2017/12/yokote201712211843.html
出典: pbs.twimg.com
ピットブルは正式名称アメリカン・ピット・ブル・テリアと呼ばれ、
アメリカ合衆国で改良された闘犬用の品種である。
攻撃的な性格で、噛みついたりすることもあり、死亡事件も時折起こっている。
しかし番犬としての役割も強く評価されているため、人気も高いようだ。
出典: northbully.com
実はこういったペットがいきなり飼い主を襲ってしまう事例はピットブルに限ったものではない。
「スプリンガー・レイジ・シンドローム(突発性激怒症候群)」という脳の病気が起こることもある。
本来犬が最も怒っているアピールとして挙げられるのは、
鼻の上にシワを寄せ、ウーッと低い声で唸るといったものだ。
「これ以上怒らせるな」
といったメッセージが込められている。
この発作に懸かると穏やかな犬でもいきなり飼い主を攻撃してしまうこともあるらしいとのことだ。
その原因は明らかになっていない。
出典: neta-reboot.co
治安当局の調べによると、この2頭は兄弟であったという。
また、1匹は以前に飼い主に襲い掛かり、噛みついたことがあるらしく、もともと性格に難があったようだ。
さらに捜査官の調べでは
「事故当時、被害者は別の場所に住んでいた。被害者の週5回の訪問以外、犬と人のかかわりも少なくなっていた」
と、2頭の犬と人の絆にひびが入っていたことも示唆した。
それが直接的な原因であれ、間接的な原因であれ、犬との関係は常に良好に保ちたいものである。
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