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サンタの服がなぜ赤いのかご存知ですか?これにはある企業により世界中に浸透したのです!

サンタクロースの服が赤いのは今では当たり前になってますよね。 でも実は服が赤じゃない時代があったことをご存知ですか? 今のように、赤色のサンタクロースになるまでには、ある企業の努力が大きく関係しているんです。
2017/12/16 UPDATE
 
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サンタクロース

皆さんご存知のサンタクロース。

クリスマスの夜にトナカイが引く空飛ぶソリに乗り

世界中の子ども達にプレゼントを届ける

クリスマスの日に一番忙しいおじさんです。

そんなサンタさんに対する

小さな疑問が話題になっています。

ほとんどの人が知らないでしょうし、

疑問にすら思った事も無いかもしれない。

サンタさんの服はなぜ赤いの?

という小さな疑問について紹介します。

雪の中で目立つから?

赤は、クリスマスのシンボルカラーのひとつだから?

きっとどちらも、正解です。

でも、サンタの服は「赤」と決まるまでに、

実は青や白、紫色の服を着たサンタがいたことも、事実です。

それでは、

今の私たちが抱いているサンタクロースのイメージが、

いつ頃出来たのかを紹介しょう。

Wherever I go

このフレーズは、世界中でおなじみの

コカ・コーラ社が

1943年に作った広告用看板に、

サンタの絵と一緒に書かれていた

キャッチコピーです。

つまり、世界中どこにでも出かけるのは、

サンタクロースだけではなく、

彼が手にしたコカ・コーラも一緒だという訳なのです。

ある日コカコーラ社が、

自社の営業マンであった

白ひげの太ったおじさんに

イメージカラーである赤&白の服を着せ、

それをイラストにして、

1931年12月、『ナショナル・ジオグラフィック』誌の

裏表紙に最初に広告を載せたのが始まりだそうです。

このサンタは、イメージキャラクターとして

1965年まで続き、ノベルティもいろいろ出ているので、

人気の高いコレクターズアイテムとなっています。

巨大な資本力と特有の広告戦略で全米へ、

さらには全世界へと広げていった結果が、

今の私たちが持っている、

サンタクロースのイメージに

なったといえるでしょう。

なぜコカ・コーラ社は

イメージキャラクターにしたのでしょう??

サンタクロースのモットーは、

「子供のいるところだったら、どこへでも出かけるぞ」

それに対してコカ・コーラ社のモットーは、

「人間のいるところだったら、どこへだって売りに出かけるぞ」

が、コカ・コーラ社の目標です。

1892年に設立された

ザ・コカ・コーラ・カンパニーですが、

会社設立初年度にして、

すでに広告費は1万1400$にも及び、

原材料費の半分を超えていました。

しかし、それだけの広告費を投入しても、

なかなか開拓できない市場がありました。

それは女性と子供たちです。

当時、コカ・コーラには麻薬や多量のカフェイン、

アルコールが入っているという、

暗くて悪い危険な飲料としてのイメージが、

強くまとわりついていました。

このイメージを払拭して、

子供市場を開拓するために

起用されたキャラクターがありました。

それが、サンタクロースだったのです。

ですので、おそらくコカ・コーラ社が宣伝により、

私たちが抱いているサンタは、

「決定的に・世界中に・爆発的に・ヴィジュアル的に」

広まったのはやはり

コカ・コーラ社のおかげだと

いえるのかもしれません。

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