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エナジードリンクを飲むと体内で何が起きる?飲み過ぎると命の危険も!

2018/11/05 UPDATE
 
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日本でも人気のエナジードリンク

ここ数年で「レッドブル」や「モンスター」などのエナジードリンクが世界中で大ヒットし、日本のコンビニや自販機でもよく目にするようになりました。
元気がない時や、寝不足の時など、飲むと元気になる魔法のドリンクとしてもてはやされています。

そこで今回は、そんなエナジードリンクを飲んだら体内で何が起きているのかを見ていきたいと思います。

“翼をさずける”のキャッチコピーで有名な「レッドブル」

今回は、日本でもお馴染みの「レッドブル」を対象に見ていきたいと思います。

レッドブルは薬事法の関係で、その効果や効能を宣伝することができないため、“翼をさずける”という表現をしており、飲むと眠気覚ましや疲労回復、気分がスッキリするなどの効果が得られます。

そんなレッドブルの成分を見ていくと、カフェイン・アルギニン・ビタミンB群・砂糖類・アルプスの水となっています。
カフェインはコーヒーやお茶にも含まれており、興奮作用をもたらす精神刺激薬としてお馴染みですね。



そしてレッドブルを飲んで60分間の間に体内で何が起きているかと言うと...
①00~10分:カフェインが血中に吸収され始め、心拍数血圧が上昇
②15~45分:カフェインが脳に行き渡り絶好調となる。
③30~50分:カフェインが完全に吸収され、肝臓が砂糖を吸収し始める。
④50~60分:カフェインが少なくなり砂糖が猛烈に欲しくなる。


さらに、24時間以内に完全にカフェインはなくなるものの、同時に頭痛やめまい、便秘などの症状にもなる恐れがあるといいます。
また、アルギニンも過剰摂取すると胃腸に影響がでることもあり、肝臓や腎臓の機能が低下している人が摂取しすぎると命に関わることもあるようです。

飲みすぎると死につながる?

海外に限らず、日本でもエナジードリンクの過剰摂取により死亡した例が話題になりました。
深夜勤務をしていた20代の男性は、眠気覚ましのためにエナジードリンクとカフェイン剤を連日服用していました。すると、亡くなる一週間ほど前から吐き気などの体調不良を訴え、亡くなった時のカフェインの血中濃度は致死量に達していたといいます。
この事例でもわかるように、エナジードリンクの飲みすぎによる危険要因は、カフェインの過剰摂取にあるのです。
1日に飲む量は3本以内にし、適量を守るよう心がけましょう。

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