黄色で細長いバナナ。インド、中国、フィリピンそして台湾でも盛んに栽培
されているバナナですが、誰もが知っているように、皮をむくと実の周りに
付着し、むいた皮からはがれるように、たれさがる細い紐状のものが見られ
ます。
これを私たちは無意識のうちに捨ててしまっているのですが…
これが、実はすごく栄養価が高い事が、最近の研究でわかってきたというのです。
バナナやパイナップルを販売している[ドール」の研究員、ニコラス・キリット氏
は「苦い謎の紐」は、果実そのものに栄養を届ける、大変重要な繊維であると
言います。
バナナの皮に付着しているこの紐は、果実と同じ位、とても体に良い栄養価があり、
主にカリウムが含まれていて、捨ててしまうのは大変もったいないものであるとの
ことです。
この紐の正式名は、フルーツバンドルと言い、食べても害がないばかりか、食べた方が
逆に体に良いものであるということです。
最近では、とても手軽に食べられるフルーツ、バナナ。そのバナナの皮についた
紐が、大変栄養価の高い体に良い物であったことが、最近の研究でわかりました。
栄養価の高い実とともに、この紐も捨てることなく、これからは一緒に食べるようにしましょう。
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