強力な吸引力で取れにくく、キッチンやトイレ、お風呂場など様々な場所で活躍する吸盤。
みなさんの家庭にもひとつはあるのではないでしょうか?
しかし、そんな吸盤も使い方を一歩間違えるととても危険なものに変化すると言うのです。
そこで今回は、絶対にやってはいけない吸盤の使い方をご紹介したいと思います。
強力な吸引力で取れにくく、キッチンやトイレ、お風呂場など様々な場所で活躍する吸盤。
みなさんの家庭にもひとつはあるのではないでしょうか?
しかし、そんな吸盤も使い方を一歩間違えるととても危険なものに変化すると言うのです。
そこで今回は、絶対にやってはいけない吸盤の使い方をご紹介したいと思います。
基本的には安全なものですが、透明な吸盤を取りつける際に特に注意しないといけない危険な場所があるのをご存知ですか?
その場所がどこかというと…
なんと、車の窓ガラス。実際に窓ガラスに吸盤をつけている人も多くいるかと思います。特に、夏は窓ガラスに日よけを取り付ける際に使う場合がよくありますよね。
しかし、直射日光が当たると吸盤がレンズの役目を果たしてしまい火災の恐れがあると言うのです。
実際に吸盤で火災になった事例も報告されており、吸盤にどれだけの集光作用があるのかをテストした例では温度が85℃に達したといいます。
吸盤は横から見ると分かりますが、中央に向けて皿を伏せたように盛り上がった形状になっています。これが虫メガネのように、受けた光を一点に集めてしまうわけです。
このような火災を起こさないためには、まず窓ガラスには吸盤を付けないことを前提に、どうしても使用する場合は光を通さない色付きの吸盤を選びましょう。
今回ご紹介した発火の仕方を「収れん火災」といい、もちろん車だけでなく家の窓ガラスなど直射日光が入り込む場所ならどこでも起こり得る火災です。
そして、ペットボトルや花瓶、金魚鉢やメガネ、鏡(凹面鏡)などの家庭にある身近なものが引き起こす可能性があります。
また、温度や日差しの強い夏に起こりやすいと思いがちですが、実は太陽の高度が低く部屋の奥まで光が差し込む冬場に最も発生しやすいのだとか。
これから「収れん火災」の発生しやすい時期になるので皆さんも気をつけてくださいね。
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